多彩な表現 水彩画の奥深い世界 風景や人物画など32点 静岡市葵区
日本水彩画会静岡支部は11月1日まで、静岡市葵区のしずぎんギャラリー四季で作品展を開いている。会員15人が、風景や人物などを描いた水彩画32点を出品した。
![水彩画の奥深さを楽しめる作品展=静岡市葵区](/news/images/n135/1344656/IP231026TAN900105000_O.jpg)
雨でぬれた路面にヘッドライトなどが反射する様子を、青や黄色、紫色などを用いて巧みに描いた作品や、赤くなり始めた夕暮れ時の空を、ぼかしやグラデーションで繊細に表現した作品などが目を引く。6月に同会が開催した全国規模の「第110回日本水彩展」で入選した4作品も来場者の注目を集める。
同支部の村松利孝支部長は「色を重ねたり、ぼかしたりして生まれる多彩な表現を通じて、水彩画の奥深さを楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。