自転車の乗り方 高齢者向けに教室 静岡市清水区
清水署と交通安全協会清水地区支部などはこのほど、静岡市清水区の駒越忠霊塔公園グラウンドで高齢者向けの自転車交通安全教室を開いた。
本年度の高齢者交通事故防止モデル地区に指定されている同区駒越地区のシニアクラブ会員約２０人が参加。参加者はグラウンド内の特設コースで実際に自転車を運転し、交通指導員らの声かけを受けながら交差点での通行方法や停車中の車のよけ方などを確認した。電動アシスト自転車やシニアカーの体験乗車も行った。
同署交通課の金岩史和警部補は講話で「免許がいらないから気軽な乗り物ではなく、それぞれの乗り物にルールと責任がある」と話し、正しいルールで安全に運転するよう呼びかけた。参加した平田敏昭さん（８０）は「知らなかったことを学べてためになった。自転車に乗る際は前後左右の安全確認をして運転したい」と話した。
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