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児童の犯罪被害防止 交通安全呼びかけ モーグル代表 杉本選手 袋井署で一日署長

 「子ども見守り強化の日」として夏休み明けの小学生に犯罪被害防止や交通安全への理解を深めてもらうため、袋井署は6日、同市出身で北京冬季五輪フリースタイルスキー男子モーグル日本代表の杉本幸祐選手(28)に一日署長を委嘱し、広報啓発活動を行った。

車や不審者への注意を呼びかけ児童を見送る杉本選手=袋井市の高南小
車や不審者への注意を呼びかけ児童を見送る杉本選手=袋井市の高南小

 杉本選手は署内で杉山大輔署長から委嘱状を受け取り、警察の制服に袖を通した。パトロール出発式では「子どもを事件や事故から守るため、気を付けてパトロールしましょう」と署員に呼びかけた。
 高南小に移動した杉本選手は、全校児童約400人に「不審者に遭遇した際は素早く逃げよう」「ヘルメットを着用しよう」などと呼びかけた。児童下校時には正門の前で安全を呼びかけながら見送った。
 同校では「夢」をテーマに講演し、夢を持つ大切さや目標の立て方などを語った。杉本選手は「この先何でもできる子どもたちの姿を見て、自分も初心に返れた」と振り返った。

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