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情報読み解く力学ぶ 静岡で講座 講師「主観鍛えて」

 静岡市国際交流協会は16日、世界に通じる人材の育成を目指す「メディア・リテラシー講座」を静岡市役所静岡庁舎で開いた。高校生や一般参加者18人が、IT社会の進展で重要度を増す「情報を読み解き、発信する力」について学んだ。

情報発信における「主観の大切さ」などについて語った榎田さん(左奥)=静岡市役所静岡庁舎
情報発信における「主観の大切さ」などについて語った榎田さん(左奥)=静岡市役所静岡庁舎

 講師は、東京五輪・パラリンピック組織委員会で「映像によるホストタウン魅力発信プロジェクト」を手がけ、市内の中高生も指導したメディアプロデューサーの榎田竜路さん(59)。映像制作の専門家としての立場から、情報を発信する上での「主観の大切さ」などについて語った。
 講座は、市内の高校生が多文化共生イベントに出演する外国人を取材し、情報発信する「広報ワークショップ」の初回を兼ねた。榎田さんは「インタビューする側のアンテナの性能が悪ければ、返ってくるものは少ない。まずは自分の存在に目を向け、主観を鍛えてほしい」と助言した。
 (生活報道部・西條朋子)

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