市民協働推進委が初会合　ＣＳＲ活動表彰など　見直し検討

　浜松市は２２日、市民協働推進委員会の本年度初会合を市役所で開き、市ＣＳＲ（企業の社会的責任）活動表彰事業と、市民活動を市民の寄付で支える「はままつ夢基金」のスタートアップサポート事業の活性化に向けて見直しを検討していることを明らかにした。
　市はＣＳＲ活動表彰事業について、応募対象者を従来の企業と個人事業主に、学校と病院を追加する案を提示した。企業の本業に関する取り組みを応募対象事業に加えることの可否や、その際の選考基準などについても諮った。
　また、設立間もない市民団体を支援するスタートアップサポート事業にこの５年間、補助申請がなく、活用されていない現状を報告。その上で、対象が設立１年未満、補助額が対象経費の２分の１以内（上限５万円）となっている条件を緩和・拡大する必要性などについて意見を求めた。
　会合には委員８人が出席した。次回会合でさらに議論を深める予定。