災害対策用機械の操作訓練 静岡市葵区の河川敷
国土交通省静岡国道事務所と静岡河川事務所は24日、災害協定を結ぶ管内の4建設業協会の会員を対象にした災害対策用機械の操作訓練を、静岡市葵区の安倍川河川敷で行った。
![排水ポンプ車のポンプとホースをつなぐ訓練に取り組む参加者=静岡市葵区の安倍川河川敷](/news/images/n125/1246851/IP230524TAN000144000_O.jpg)
風水害や地震などの災害発生時に、両事務所が所有する照明車と排水ポンプ車を会員が現場で円滑に操作できるようにするのが目的。毎年2回実施していて、今回は富士、清水、静岡、島田の4建設業協会から55社132人が参加した。
参加者は、排水ポンプ車で使うポンプとホースのつなぎ方や高さ約20メートルまで伸びる照明車のアームの操作方法などを両事務所の職員から教わった。静岡国道事務所の木崎浩二総括保全対策官は「災害に備え、すぐに対応できるように練習してほしい」と呼びかけた。