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心つながるイフタール 断食月、日没後の食事 ムスリム協会が市民招待

 静岡ムスリム協会は12日、静岡市駿河区のイスラム教モスク「静岡マスジド」でラマダン(断食月)の日没後に許される食事「イフタール」を振る舞う夕食会を開いた。ムスリム(イスラム教徒)のほか国際交流に関わる学生や社会人ら約40人が参加し、イスラム文化への理解を深めた。新型コロナウイルスの影響で一般向けの招待イフタール開催は4年ぶり。

インドネシア料理などを楽しんだ招待イフタール=静岡市駿河区の静岡マスジド
インドネシア料理などを楽しんだ招待イフタール=静岡市駿河区の静岡マスジド

 インドネシア料理やハラール対応の天丼、フルーツなどが参加者に振る舞われた。同協会のアサディみわ事務局長は、イフタールをきっかけにムスリムと一般の人が交流する場を増やしたいと考えていて、「食事を共にするというのは気持ちがつながる瞬間になる」と思いを込めた。
 今年のラマダンは3月22日から1カ月。その間、ムスリムは日中の飲食を断ち、日没後には人々が集ってイフタールを楽しむ。同所にも平日は約20人、土日は県内各地から100人以上が訪れるという。

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