花や植物描いた器、茶道具並ぶ 10日まで葵区
奈良県天理市の陶芸家本多亜弥さん(45)による作品展が30日、静岡市葵区鷹匠の亀山画廊で始まった。4月10日まで(水曜休廊)。
![四季の植物が描かれた陶芸作品展=静岡市葵区鷹匠](/news/images/n122/1216946/IP230330TAN000094000_O.jpg)
呉須(ごす)と呼ばれる顔料を使って磁器に模様を描く染付(そめつけ)の技法で四季の花や植物をモチーフに描いた器や花器、茶道具など約120点を用意した。サクラの小皿やハナミズキのふた付き鉢など春らしい作品が目を引く。
染付と彫る工程を組み合わせた独自の技法で仕上げた一点物の大鉢「藍の華」はアジサイの葉を抽象化した幾何学模様に仕上げた。
本多さんは「手に取れる芸術として味わってもらえたら」と語った。