若手起業家「自分軸　ぶらさずに」　学生に語る　浜松市中区でイベント

　起業を推進しようと、静岡大がこのほど立ち上げた学生コミュニティー「Ｔｏｎｇａｌｉ（トンガリ）しずはま起業部」は２１日、浜松市中区の起業家支援拠点「ＦＵＳＥ（フューズ）」で初イベント「ミートアップ～やりたいことを見つけるはじめの一歩～」を開いた。県内外の大学生約２０人が参加した。

　２５歳以下の若手起業家３人によるトークセッションでは、起業のきっかけとなった原体験や収益を上げるまでの流れなどを語った。
　登壇者の１人、山内萌斗さんは静岡大を休学し、「社会課題解決の敷居を極限まで下げる」事業に取り組むＧａｂ（東京）で最高経営責任者（ＣＥＯ）を務めている。「事業の形が変わっても、軸をぶれさせないことが大事。自分はコミュニティーへの貢献を大切にしている」と経営に対する信条を語った。
　同起業部は今後、起業体験イベントやビジネスプラン作成講座などの開催を予定している。

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