子ども食堂１２カ所にお米券　富士市の小林製作所

　富士市の機械メーカー「小林製作所」は１９日、子ども食堂の運営に役立ててもらおうと市社会福祉協議会に２４万円分のお米券を寄託した。市内１２カ所の子ども食堂運営者に２万円分ずつ配布する。

　同社７５周年の記念事業として地域への貢献を考え、企画した。市フィランセを訪れた渡辺精一取締役事務部門長らが「子ども食堂が、人がつながる場となり、子どもの笑顔が増えたら」と渡辺泰明会長や運営者の代表に目録を手渡した＝写真＝。
　渡辺会長は「物価高で運営に影響が出る時にありがたい」と述べ、同市久沢で「すみっこ食堂８」を運営するボーイスカウト富士第８団の鈴木孝治さんは「始めたばかりだが、多様な子ども、ヤングシルバーの居場所になっている」と紹介し、寄付に感謝した。

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