焼津市の酒蔵、磯自慢酒造を探究しました
SBS学苑パルシェ校で「利き酒師 水野涼子アナウンサーと学ぶ日本酒 磯自慢編」を
先日無事に開催する事ができました。
3回目となるこの講座、今回は数々の受賞歴もある焼津市の磯自慢酒造を探究しました。
酒造りでお忙しい中、杜氏の待井由朗さんをお招きして、磯自慢の酒造りについてお話を伺いました。

磯自慢の待井杜氏から直にお話も聞けるとあって、会場いっぱい50人の方にご参加いただきました。

今回はせっかく待井杜氏にいらしていただいたので、工夫をこらし
普段は麹室で行われる種もやしを蒸米にかける実演をしていただきました。

一粒一点(いちりゅういってん)と言って、お米ひと粒に対して一つのもやしをつけるように
やるそうです!本醸造と大吟醸の実際に使っている道具を使って見せていただきました。

会場をワゴンで移動しながら、不職布を米に見立て皆さんにも杜氏体験をしていただきました。

皆さん真剣に、種もやしをふっていました。本醸造用と大吟醸用では振りかける道具の目の粗さも違うんです。

この日試飲で用意したのはこの6種類。磯自慢さんから講座に参加した皆さんに
「ノビルメンテ」高貴な・・という意味のある磯自慢の大吟醸の極みのお酒もいただき、
参加者の皆さんから歓声もあがりました。私もいただきましたが、それはきれいで格別な味でした!!
感謝の気持ちでいっぱいです。

私がもっているフラスコの底にあるのが静岡酵母。この静岡酵母も皆さんにみていただき
香りを嗅いでいただいたり、出来立ての麹を試食させていただいたり、90分あっと言う間でした。
静岡酵母の型により味がどう違うか、また醸造用アルコールを添加すると何が変わるのかなど
6種類の試飲で皆さんをその違いを一緒に学びました。
同じ蔵のお酒でも米や作り方によって香りも味わいも変わる事を感じていただけたら嬉しいです。

最後に参加した皆さんと記念撮影(ネットに載せてもいいという方のみで撮影しています)
今回はたくさんの方にキャンセル待ちをしていただき、ご希望にそえなかったのですが
次回は来年5月か6月に日本酒講座を開催予定です。
講座を通して、静岡の地酒、磯自慢のお酒、待井杜氏のファンが増えたのなら嬉しいです。





