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鋭い伸びのレガレイラ 競馬の皐月賞追い切り

 中央競馬のクラシック3冠レース第1戦、第84回皐月賞(14日・中山11R2000メートル芝、G1)の最終追い切りが10日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、76年ぶり史上3頭目の牝馬優勝が懸かるレガレイラが鋭い伸びを披露した。

皐月賞の最終追い切りで調整するレガレイラ(左)=美浦トレーニングセンター
皐月賞の最終追い切りで調整するレガレイラ(左)=美浦トレーニングセンター

 美浦ウッドチップ(W)コースでラスト200メートルは11秒3。楽な手応えでパートナーをかわした。昨年暮れのホープフルステークスV以来の実戦だが、木村哲也調教師は「指示通りの動き。近年は一戦一戦の消耗が大きく、3カ月(以上)空いたのは馬には良かった」とポジティブに捉える。
 弥生賞ディープインパクト記念を制したコスモキュランダには新コンビを組むジョアン・モレイラ騎手が乗り、Wコースを馬なりで併走馬をあおった。デビューから8戦目となるが、さらに上昇ムードだ。アーバンシックは先行2頭を外から抜き去った。課題の操縦性に向上が見られる。
 栗東では共同通信杯優勝のジャスティンミラノが坂路を軽快に駆け上がり、余力残しでラストを12秒2。友道康夫調教師は「テンションを上げない調整。前走よりいい」と笑みをこぼした。ホープフルS、弥生賞ともに2着のシンエンペラーは、坂路でラストは12秒3だった。矢作芳人調教師は「12秒ぎりぎりで来てほしかったが、及第点の動き」とした。
 毎日杯を圧勝したメイショウタバルも坂路で気合十分の走り。ジャンタルマンタル、ビザンチンドリーム、サンライズジパングの動きも目を引いた。

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