あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

ドジャース山本、強烈な印象残す 実戦形式の打撃練習に初登板

 ドジャースの山本は17日、実戦形式の打撃練習に初登板し、強烈な印象を残した。打席に立ったベッツ、フリーマンの最優秀選手(MVP)受賞経験者からも称賛。山本は最速約155キロを記録した上々の28球を「85点」と自己採点し、「打者と対戦する感覚を確認できた。直球は特にコントロール良く投げられた」と納得の笑みを浮かべた。

実戦形式の打撃練習に初登板したドジャース・山本=グレンデール(共同)
実戦形式の打撃練習に初登板したドジャース・山本=グレンデール(共同)

 大勢のファンが見守る前で6人と対戦。最初に打席に立ったベッツには3球目に内角高めの直球で空振りを奪うと、中前に運ばれた4球目も完全に詰まらせ、安打性の打球はこの1本のみだった。球筋の確認にとどめる打者もいたが、カーブやカットボール、スプリットを織り交ぜ、ベッツからは大きな拍手が送られた。スイングした2球がファウルだったフリーマンは制球力に目を見張り「素晴らしいの一言に尽きる。彼が味方でうれしい」と絶賛した。
 捕手とのサイン交換用の電子機器も活用し、開幕へ準備を進める。2月末から3月頭には実戦登板も予想され「もっと精度を上げたい」と意欲をみなぎらせた。(グレンデール共同)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ