イベント
2023年11月25日(土)~2024年11月24日(日)
このコンテンツはイベント主催者からの発信です
ビュフェ・リバイバルの時代がやってきた
ベルナール・ビュフェ美術館
開館50周年記念展
2023年11月、開館から50周年を迎えるベルナール・ビュフェ美術館。
ビュフェの初期から晩年まで、生涯の作品を通して、ベルナール・ビュフェを改めて見つめなおす記念展。
黒い輪郭線とモノトーンに近い色づかいで、1940年代後半に独自のスタイルを確立。見る人に驚き、不安、ショックを与えるだけでなく、第二次世界大戦で疲弊したフランス人の心を見事に表現していると称賛される。1950年代に人気と名声はピークを迎え、1960年代になると俗っぽい題材の選択や時流に逆行する具象絵画へのこだわりが非難の的となり評価は一変。パリ美術界から排除されていく。
しかし、1980年代に入るとビュフェの芸術の真価を問い直そうとする動きが起こりはじめ、2016年にパリで回顧展が開催される。
20世紀最大のフランス人画家のひとりと言われたビュフェの偉才を再考する。
=ベルナール・ビュフェ======
1928年7月10日、フランス・パリに生まれる。
第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下でパリ市夜間講座に通い、
国立美術学校の入学試験に合格。
1945年から本格的な作品を制作しはじめ、1947年にアンデパンダン展
(風景画と静物画の2点)とサロン・ドートンヌ(《肘をつく男》)に
出品し、注目され始める。
1959年、神奈川県立近代美術館で、日本最初のビュフェ展開催。
1973年11月25日、長泉町にベルナール・ビュフェ美術館創設。
(88年に新館、96年に版画館を増設)
1999年5月、自宅にて逝去。
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◎講演会◎
「芸術家の評価が激変するとき-ベルナール・ビュフェの偉才を考える」
没後20年余を経て、再び脚光を浴び始めた偉才・ビュフェ。
激変するビュフェの評価とフランス美術界の諸事情をわかりやすく解説。
◆講師:小針由紀隆(ベルナール・ビュフェ美術館館長)
◆日時:2024年1月20日(土) 14:00-15:30
◆場所:三島市民生涯学習センター3階講義室
◆定員:150人
◆料金:大人1300円、高・大学生650円
(会期中有効の入館券付き。講演会当日、先に入館の方は、美術館受付で支払い可能)
◆申込方法:2023年11月25日から受付開始。美術館公式サイト・申し込みフォーム、または電話で申し込む。
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