日本の未来は小さな仕事や活動が作る!

元気!しずおか人

SBSテレビ 日曜午後1;54〜

璃の香というリスボンレモンと日向夏を掛け合わせたレモンです。皮が薄くて種が少なく香りが良いのが特徴です。このレモンを使って牧之原市の小さな醸造所池田屋麦酒でビールが作られました。磐田市はレモンの産地を目指しているので市内のホテルなどで提供することが期待されています。

日本人として初めてル・マン24時間レースで総合優勝した関谷正徳さんが考えていることです。サッカーでもゴルフでも女性が活躍する場があるのにモータースポーツにはなかった。そこで世界の女性に目指して欲しいというKYOJO(競争女子から)カップを富士スピードウェイで開催。今年からF1のようなフォーミュラーカーのレースになりました。高校生から御殿場在住の三児の母までが出走します。

御殿場・裾野・小山の高校生が自然と農業をテーマに9カ月に渡って取り組みました。御殿場コシヒカリを使ったライスバーガーは「ごてんばーがー」東京ガールズコレクションとのコラボです。高校生が企画した自然や野菜をテーマにしたショーで人気モデルがランウェイを歩きました。

この3月まで英和女学院高校の3年生だった咲穂さんは茶の実から紙を作りました。静岡市の白形傳四郎商店は茶の実を絞って高級オイルにしています。その際コチンコチンの搾りかすが出るのですが、咲穂さんとパートナーの孝次朗君はそれを砕いて茶抄紙という紙を作りました。この紙は商品として流通しています。企画力も素晴らしいですが咲穂さんのプレゼンの力が大人を動かしました。

菊川のご当地アイドルさっきーのオリジナル「茶のまち慕情」を課題曲にのど自慢大会が開かれました。開催場所の河城地区センターでは菊川市外からの参加も含め13人が熱唱しました。人形に歌わせるという高度な技を繰り出した腹話術師も。10年間アイドル活動を続け菊川をPRして来たさっき―への感謝と応援を感じました。

静岡県内の高校生が探究学習で得た体験を発表したり、企業と開発したお弁当やスイーツを販売する年に一度のイベントです。短い時間で相手を変えながら対話する「トークフォークダンス」は高校生が大人と対等に話し合うチャンスでした。会場では「留学の情報を大発信」と大声で呼び込みをしていたり、お化け屋敷から悲鳴が聞こえたりと賑やかな一日になりました。

ADDressという全国に270軒のネットワークを持つグループの施設が静岡市の用宗に2軒あります。利用者は四国に行ったり北海道に行ったり様々な地域の家をシェアして旅するように暮らし、リモートで働いています。用宗では地域おこし協力隊の星野晴香さんがこの施設を使いながら移住定住に向けて活動しています。写真を撮りながら用宗を歩くゲーム「ロゲイニング」の様子を取材しました。

焼津市の県立清流館高校1年生が市内の水産会社やお店を訪ねインタビューして魅力をポスターにするという活動でした。
生徒の感想です。「焼津のことは全く知らずはじめは興味もわきませんでした。
でも実際に訪問したら聞いてみたい、知ってみたい、見てみたいという興味が出てきました。
働くことの大変さよりも楽しさやいきがいを多く聞きました。焼津の人のやさしさにも気づきました」

静岡大学の学生たちが企業を訪ねその特徴や魅力を伝えるというビジネスです。第一号を受けてくれたのは吉田町の乾燥機メーカー大川原製作所。「これって何ですか?」という素朴な質問に現場の皆さんが答えてくれました。人手不足の時代ですから大学生が作った動画は採用活動に力を発揮してくれそうです。

静岡雙葉高校の生徒たちは校舎の屋上で養蜂をしてハチミツを採取しています。ミツバチの冬越しなど難しい問題もあり藤枝市の女性養蜂家からプロの知識を教えてもらいました。生徒たちは企業の力を借りてこのハチミツでもなか、アイスクリーム、わらびもちを開発し学園祭で販売、大好評でした。