10月11日(金)放送予定
芸術の秋!気になるミュージアム in 静岡
新城)@SのCEI、チーフ・エグゼグティブ・インフルエンサー、新城です。
本日も、静岡の絶対知っておきたい情報をプレゼン致します。
テーマはこちら!
Kenta Shinjo
2 curious museums in Shizuoka
芸術の秋!気になるミュージアムin静岡
ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区大谷)
ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区大谷)
100年後の静岡を考える博物館



日本で初めて、地球と人の共生を考える地球環境史をテーマとした、“考える”展示を実践しているミュージアム。
静岡に生息する色んな動植物や希少な自然環境を守り、育て、継承していくため100年後のあり方を皆で考えるきっかけになる場所。
こだわったのは、子供にこびない作り!
子供だけでなく大人もしっかり考えることができるよう練られた。
そのため、高いデザイン性を保った展示空間となった。
国内外で11件のデザイン賞を受賞!
9月26日には、日本を代表する博物館としてクロアチア・ドブロブニクで開かれた国際会議に招待され、展示コンセプトや活動実績を紹介したほど、今大注目!
この建物、実は元学校!県立静岡南高校をリノベーション!
ここで、学校のどんな場所がどう変身したのか、ビフォー&アフターを紹介。


最大級の深海ザメで、駿河湾で釣り上げられた全長2.8mの物をホルマリン浸けにして展示。

アンモナイトを見られたり、貝の化石のクリーニング作業ができたりする。

静岡の「相良地方に生えている布(め)」という意味の名をもつ海藻の標本。
昭和60年頃から、大規模な磯焼けで野生絶滅に近い状態。そんな野生のサガラメの展示はかなり価値が高い!
他にも、インタープリターと呼ばれる専門家とテーブルを囲んで色んなテーマについて考える「地球家族会議」という対話型の展示(展示室9)なども面白い!




展示標本を使ってしりとりをするカップルや
展示物ではなく什器や照明などだけずっと見ている人なんかもいるんだそう。
展示の中には、剥製もあるが、こんな経緯のものも!
年に数回、ミュージアムの窓に鳥がぶつかってしまい衝突死。
その死体は、収集されて剥製標本へと生まれ変わる。
不幸な死だけれど、その体はしっかり研究や勉強の役に立っている!
では続いてのミュージアムにいきましょう。
戸田幸四郎絵本美術館(熱海市上多賀)


戸田の油絵の作品である名作絵本シリーズの原画は必見。宮沢賢治『竜のはなし』太宰治『走れメロス』など、原画の迫力は圧巻




戸田さんが手掛けた絵本の原画の魅力を存分に味わえる。
印刷には印刷でしか出せない“味”もあるが、原画の迫力や色彩の美しさは格別!
建築デザインから内装、カフェのメニュー作成も戸田さんが手がけており…
トイレのサインデザインまでカワイイ。





1982年に出版された戸田さんの代表作。ひらがなの美しさを伝える絵本。
先日、2019年度年グッドデザイン賞を受賞!
絵はもちろん、文字もすべて書き起こしのオリジナル書体。
見開きには大きな絵と文字がひとつずつだけ。
「絵本」なのにイラストのない真っ白な表紙…
という特徴的で斬新なデザインが評価された。

今は亡き大ベテラン声優たちによる渾身の朗読と、映像化した作品を見られる。
「巨人の星」星一徹役の加藤精三さん、「サザエさん」波平役の永井一郎さん、フネ役の麻生美代子さん、更に、今も大活躍の銀河万丈さんなど

とても可愛くて、撮影スポットにもなっている
年に1人くらい、落ちてしまう元気の良い子どもがいるため…
実は美術館でバスタオルと子供用の簡単な着替えを数枚用意。
では、記念に買って帰りたいグッズを御紹介。

大人がスカーフやポケットチーフにしてもカワイイ
「竜のはなし」
宮沢賢治のあまり知られていない名作。

親が「それは、ちょっと…」と別のかわいい本を買っていく…
ただ、子供の心に何かが残る名作なので、ぜひ読んでみて!
以上、「芸術の秋!気になるミュージアムin静岡」でした。
![SBSテレビ「Soleいいね!」×@S[アットエス]@Superプレゼンテーション](images/2019title02_sp.jpg)
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