[企画展・アート] 伊東市 ニューヨークランプミュージアム＆フラワーガーデン 第1回企画展「芸術の花」

自然の美を取り入れたアール・ヌーヴォーの巨匠たちによるガラス芸術と季節の花の共演

園内の「ティファニーミュージアム」では、19世紀末から20世紀初頭のアール・ヌーヴォー期を代表するガラス作家、エミール・ガレとドーム兄弟による華やかな作品28点を展示する企画展が開かれます。

同時代のアメリカでは、ティファニーが手がけた作品が「アメリカン・アール・ヌーヴォー」として大流行し、ガレやドームとともにこの時代のガラス芸術を彩りました。アール・ヌーヴォー期の特徴は、植物を思わせる優雅な曲線美。ティファニー、ガレ、ドームは花や葉、蔓、果実など自然の造形美をガラス作品に巧みに取り入れ、今もなお高い人気を誇ります。

ミュージアムの外には、四季折々の草花が咲き誇るフラワーガーデンが広がります。会期中はヒマワリやマリーゴールド、ペンタスなどが鮮やかな彩りを添えます。移ろう季節の花々と、時を超えて輝くガラス芸術。その両方を楽しめ、心満たされる空間です。