⚾静岡商5年ぶり8強/東海大翔洋逃げ切る/日大三島7回コールド 春季高校野球静岡県大会3回戦
静岡商 2年宮腰が4番の仕事 【評】静岡商が駿河総合との息詰まる接戦を制した。 1点を追う静岡商は八回、中島の適時二塁打で追いつくと、続く宮腰が左前に決勝打を放って逆転した。主戦石間は丁寧にコーナーをつき、好守にも支えられて完投した。 駿河総合は3失策と守備が乱れ、7回の追加点の好機を逸したのが痛かった。駿河総合―静岡商 8回表静岡商2死二塁、適時打を放つ宮腰=あしたか球場(東部総局・田中秀樹) 「先輩の代で8強の目標を絶対に達成したかった」。2年生ながら古豪・静岡商の4番を担う宮腰は声を弾ませた。同点の八回2死二塁、「狙っていた」という高めのスライダーをバットの先で引っ張って
⚾ベスト8決まる 浜松工、静岡商など 春季高校野球静岡県大会3回戦
第71回春季高校野球県大会第3日は27日、草薙、あしたか、磐田の3球場で3回戦8試合を行った。浜松工は名波大将の2点適時二塁打などで奪った3点を先発村松幸河が守り、常葉大橘との接戦を制した。静岡商は中島健太、宮腰龍太郎の連打で駿河総合に逆転勝ちし、5年ぶりの8強に進出した。昨秋準優勝の浜松開誠館は先発伊波龍之介が6回無失点と好投。攻撃も塚田暖琉の本塁打など6得点で浜松商に快勝した。準々決勝は28日に実施する。 27日の試合結果(3回戦)▽あしたか球場日大三島 8-0 川根(7回コールド)静岡商 4-3 駿河総合知徳 3ー6 東海大翔洋▽草薙球場静岡 4-2 磐田東加藤学園 6-2
ふじのくに⇄せかい演劇祭2024開幕! 安部公房やチェーホフ、5作品を静岡で
静岡県舞台芸術センター(SPAC)の「ふじのくに⇆せかい演劇祭2024」が静岡市内で開幕しました。5月6日までのゴールデンウイーク期間中、安部公房やチェーホフなど、国内外の戯曲5作品が静岡市内各地で上演されます。演劇祭の狙いや歴史、今年の目玉を1ページにまとめました。
⚾浜松開誠館、投打かみ合う/藤枝明誠タイブレーク制す 春季高校野球静岡県大会3回戦
190センチの大型右腕、伊波が6回無安打投球 浜松開誠館 【評】浜松開誠館が4投手の完封リレーで浜松商に快勝した。 浜松開誠館は二回、内野安打の加藤が犠打で二進し、暴投の間に本塁を陥れた。五回は長短4安打を集めて4点を加え、七回は塚田に本塁打が出た。守っては伊波、細川、寺井、塚田が継投した。 浜松商は打線が2安打に沈み、反撃の糸口をつかめなかった。浜松商-浜松開誠館 6回を無安打に抑えた浜松開誠館の先発伊波=磐田球場 浜松開誠館が投打に盤石ぶりを見せつけた。二回に相手のミスに乗じて先制すると五回は集中打で畳みかけ、七回に本塁打でダメ押し。守っては190センチの大型右腕伊波が6回を無安打1四球
【静岡県知事選】GW初日 立候補予定の3氏、各地でアピール
ゴールデンウイーク初日の27日、知事選(5月9日告示、26日投開票)に出馬を表明している元副知事の大村慎一氏(60)、前浜松市長の鈴木康友氏(66)、共産党県委員長の森大介氏(55)の新人3人が知名度アップと支持獲得に向け、県政運営への強い意気込みを各地でアピールした。告示までの日数が限られた〝超短期決戦〟。立候補予定者の各陣営は、イベントがめじろ押しの大型連休を利用して幅広い世代に浸透を図ろうと、スケジュール調整に懸命だ。大村氏「総務省のネットワーク生かす」支援者と握手を交わす大村慎一氏(右)=27日午前、浜松市内 大村氏は浜松市内4カ所で集会を開いた。浜名区細江町では住民から寄せられた農
ゴールデンウイークどう過ごす? 静岡県内の美術館、博物館巡りのススメ
ゴールデンウイークが始まりました。どこかに出かける計画を立てた人も、予定が決まっていない人も、静岡県内の美術館や博物館を訪ねて、貴重な重要文化財や美術品、絵画、かわいらしい写真、アートの数々に触れてみるのはいかがでしょう。皆さまのおでかけの参考になるような、特色ある企画展をいくつかご紹介します。
⚽ジュビロ磐田 「昇格同期」町田を完封 J1リーグ第10節
明治安田J1第10節第1日(27日・ヨドコウ桜スタジアムほか=5試合)は、磐田が前節首位だった町田を2―0で破った。C大阪は横浜Mと2―2で引き分けて勝ち点19とし、得失点差で暫定首位に立った。横浜Mは同15。 京都は原の得点で神戸を1―0で破り、7試合ぶりに勝利を挙げた。神戸は勝ち点17のまま。FC東京は新潟に3―1で快勝し、同15とした。札幌―湘南は3―3の引き分けだった。 【評】磐田は町田に完封勝ちした。 相手のカウンターをしのぎながら好機を待った。前半8分、ペイショットがミドルシュートを狙うが枠を外れた。37分にはジャーメインがシュートを打ったが、GKに止められ無得点で折り返した。
GW初日で行楽地にぎわい コロナ明け実感、節約志向の観光客も
ゴールデンウイーク(GW)が始まった27日、静岡県内は雨や曇りの空模様となったが、行楽地や交通機関は県内外からの家族連れなどでにぎわいを見せた。新型コロナウイルスの5類移行からほぼ1年がたち、新幹線や飛行機の利用状況は復調を示すものの、初日はGWの日並びや天候の影響もあってか出足がいまひとつの施設も。記録的な円安や物価高を踏まえて節約志向の観光客も目立ち、旅行先選びも分散化している。 沼津市の沼津港は昼前後を中心に混雑し、飲食店や物販店が並ぶ通りは人の流れが絶えなかった。駐車場には首都圏や中京圏ナンバーの車両が並んだ。名古屋市から訪れた公務員梶原英彦さん(50)は「昨年は人混みを避けていたが
プロ初先発で初本塁打の広島・二俣選手 磐田東高時代からの成長をチェック!!
プロ野球・広島カープの二俣翔一内野手が、4月25日の試合でプロ初先発・初本塁打を成し遂げました。御前崎市立第一小1年の時に「黒潮野球スポーツ少年団」で野球と出会い、浜岡中時代は「小笠浜岡リトルシニア」に所属。磐田東高では1年から主力を担ってきた二俣選手。ついにプロ4年目で、センセーショナルな先発デビューを果たしました。これからの活躍を思うと期待が高まりますね。高校時代からの成長を振り返ります(年齢、ポジションなどは当時の表記になっています)。 ⇒「めちゃくちゃうれしかった」注目の打席はこちら
⚽藤枝MYFC 水戸に3ー2 復帰のFWアンデルソン2発 J2第12節
明治安田J2リーグは27日、各地で第12節の4試合が行われ、藤枝は水戸を3―2で破った。2位の長崎は群馬を2―1で下した。長崎は5連勝で勝ち点27とし、暫定首位に浮上。千葉は仙台に2―0で勝ち、甲府は愛媛に1―2で敗れた。第12節の残り6試合は、28日に行われる。「泥くさく」しのぎ、大きな勝ち点 けがから復帰したFWアンデルソンが苦境で明るい光をともした。今季初出場で2ゴール。敵地でチームに今季初の逆転勝利をもたらし、「最後まで諦めず、決めるべきところで得点を奪えた」と胸を張った。 前節から先発を4人変更。前半はプレスラインを低めに設定して守備の体勢を整え、相手背後への縦パスで速い攻撃を狙
茶況(4月27日)全体的に相場軟調 静岡茶市場、県産一茶
静岡市中の県産一茶は、少量選別買いの傾向が続き、取引は全体的に軟調に推移した。多くの買い手が雨後2日目の品質を「コワ葉化が進んでいる」と評価し、値押し要因とした。 取引価格帯は坂部は2000円台、磐田は1000円台半ばが中心。勝間田は500円下げの3000円台半ばから2000円台半ば、小笠は3000台後半から2000円台後半。 静岡茶市場には天竜や富士、富士宮などからも入荷があり、産地の顔ぶれがさらに広がった。 降雨後のつゆが朝まで残り、きょうの摘採を見合わせた工場が多い。市中、茶市場ともに28日の荷は限定的となる見通し。◇静岡茶市場一番荒茶相場(キロ・円)▽成立 41,076キロ(県内23
アジカン後藤さん(島田市出身) 藤枝旧市街地に音楽スタジオ整備へ ライブイベントで意欲語る
藤枝市の旧市街地を舞台にロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」の後藤正文さん(島田市出身)が出演するイベントが27日、同市茶町の旧茶工場「ひとことカフェ」で開かれた。旧市街地の民間所有の蔵を活用した音楽スタジオの整備に向け、後藤さんが新たに立ち上げた事業の一環。弾き語りライブとトークショーが繰り広げられた。 志太地域を中心に県内外からファンら約150人が集まった。後藤さんは「スタジオ整備とミュージシャン支援はほぼイコール」として、藤枝でNPO法人「アップルビネガー ミュージックサポート」を発足する準備を進めていると明らかにした。年内にクラウドファンディングで資金を募る方針も示し
ニジマス「捕ったど~」 天竜川沿い、29日まで子ども向け釣りイベント
天竜川漁業協同組合(浜松市天竜区)が27日、催し「子ども釣り広場」を浜松市浜名区の浜北大橋下を流れる天竜川沿いで始めた。18歳以下の子どもが無料でニジマス釣りを楽しめる。29日まで。 子どもたちは用意した生き餌やルアー、仕掛け付きの釣りざおで釣りを楽しんだ。体長25センチを超えるニジマスを釣り上げた聖隷クリストファー小(同市中央区)3年の井口タ緒さんは「川での釣りは初めてだったけど、たくさん釣れて良かった」と声を弾ませた。 漁協が釣りに親しんでもらうために例年企画し、28日までにニジマス計300キロを放流する予定。事前予約不要。19歳以上の家族や知人が付き添い、釣り上げた後の作業などを手伝う
針金、刺しゅうで動植物表現 アイデア競う合同作品展 静岡・駿府博物館
針金アーティストMASASHI(マサシ)さんと、立体刺しゅう作家PieniSieni(ピエニシエニ)さんの合同作品展「素材にいのちを吹き込む―針金とフェルトの世界」(駿府博物館、静岡新聞社・静岡放送主催)が27日、静岡市駿河区の同館で開幕した。身近な素材の特徴を引き出して動植物の姿を表現する2人が、技巧とアイデアを競っている。 色とりどりの針金を使ったマサシさんの大小の人形約280点と、フェルトと刺しゅう糸で本物と見まごうばかりの草花やキノコ、昆虫などを制作するピエニシエニさんの代表作約80点がそろった。 博物館での展覧会は初というピエニシエニさんは「モチーフをよく観察し、表現方法を試行錯誤
里山舞台に演劇披露 「ふじのくに⇄せかい演劇祭」静岡市で開幕 5月6日まで上演
静岡県舞台芸術センター(SPAC)の「ふじのくに⇄せかい演劇祭2024」が27日、静岡市内で始まった。5月6日まで、国内外の5作品を上演する。 同市駿河区の舞台芸術公園で開幕を飾ったのは、昔話「かちかち山」が題材の回遊型演劇「かちかち山の台所」。約50人の観客は三つのグループに分かれ、同公園がある平沢地区を散策しながら、寺や畑などで繰り広げられるパフォーマンスを鑑賞した。 長女(6)と参加した岡田真里さん(42)=同区=は「壮大な内容にびっくりした。住んでいる場所の近くにこんなに自然豊かな所があったのだと気付くこともできた」と話した。 期間中の5月3~6日には葵区の駿府城公園でSPACの新作
⚽清水エスパルス 岡山の堅守崩せるか 28日、敵地戦【J2見どころ】
3位岡山と敵地で対戦する。勝てば勝ち点が6差に広がり、負ければ順位が入れ替わる大一番。リーグ戦で2試合連続3得点の勢いのまま、堅守を崩して4連勝としたい。 第11節終了時点で岡山は失点7とリーグ最少。6勝のうち4勝が1点差と勝負強さもある。昨季は1勝1分けだった。岡山も24日のカップ戦はPK戦まで戦っていて、秋葉監督は「条件は変わらず、総合力が試される。技術やアイデアで違いを見せる」と画策する。 直近のリーグ戦2試合はともにリードしながらも、最後は接戦に持ち込まれる展開。DF山原は「複数得点しているから勝てている。ゴール前で決めきる部分は自信を持てている」と攻撃的スタイルの継続を誓う。
「謎解き」「散策」親子で楽しく自然体験 浜松市引佐で28日まで
浜松市浜名区引佐町の市かわな野外活動センターは27日、施設の散策や工作活動などを展開する「かわなオープンデー」を同センターで実施した。多くの親子連れが訪れ、自然体験を満喫した。28日にも午前10時から午後4時まで行う。 クイズに答えながら施設内を巡る「謎解きラリー」や、所員の案内で森林に関する学びを深める「かわな自然散策」などが行われた。クラフト体験では、子どもと保護者が協力しながら小刀で竹を削り、太さの異なる2本を組み合わせて笛を制作した。 参加費300円。自然散策とクラフト体験は午前10時半から、午後1時半からの2回行う。問い合わせは同センター<電053(544)0219>へ。
沼津最大の園芸市開幕 生花や苗木、28日まで展示販売
沼津市最大の園芸市、みどりまつり(市緑化推進実行委員会主催)が27日、同市のキラメッセぬまづで始まった。来場者が花と緑に親しんだ。28日まで。 市内外の生花店など31団体が生花や苗木、盆栽などを展示販売した。飲食を含めた出展者数は過去最多の61。フラワーアレンジメントなどの体験教室もあり老若男女が楽しんだ。 28日は午前10時~午後3時。正午から珍しい花のオークションを行う。
クラフト作家、静岡市に集結 多彩な手作り品、29日まで展示販売
静岡県内外のクラフト作家らが集まる「静岡アートフェスティバル」が27日、静岡市葵区の葵スクエアで始まった。約40ブースが軒を連ね、洋服や木工品など多彩な手作り作品を展示、販売している。29日まで。 鹿児島県の種子島に陶房を構える陶芸家木下裕一さん(63)はうわぐすりを使わず高温で焼成する「焼き締め」の技法を用いて、皿やコップの色味などにこだわったという。同市清水区のアクセサリー作家太田有紀さん(26)が、サクラ貝やシーグラスなどで制作したピアスやイヤリングも来場者の関心を集めている。 主催する浜松市の文化団体「ヴァン・ヴィジョン」の村木恵子代表(76)は「個性あふれる作品ばかり。じっくり見て
カラオケで熱海のまちを活性化 GP大会開幕 29日まで
歌の力で熱海のまちを活気づけるイベント「熱海カラオケグランプリ」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が27日、熱海市渚町の熱海親水公園で始まった。熱海代表を含む全国各地の計100人が自慢の歌声で競い合い、親睦を深める。29日まで。 大会には千人超の応募があり、予選会や推薦を経て熱海代表34人と全国代表66人が本選の出場権を得た。28日まで準決勝、29日に決勝を行う。小学生やホテル支配人、漁師、飲食店員、シニア向けマンションの80代利用者など幅広い分野の個性派がそろい、ポップスや演歌、アニメ曲などで美声を響かせる。 同市伊豆山に2023年10月、音楽拠点「123ミュージック」を設立した