⚽フランクフルト時代「助けられた」 清水エスパルスの乾、引退表明の長谷部に感謝
サッカードイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表主将の長谷部誠(藤枝東高出)が今季限りでの現役引退を表明したことを受け、代表などで一緒にプレーしたJ2清水の乾貴士が18日、クラブハウスで取材に応じ、「偉大な選手がやめるのはすごく残念。あれだけずっと海外でやっていて尊敬しかない」と長年の活躍をねぎらった。
乾はフランクフルトで長谷部とともにプレーした。ドイツ語が堪能な長谷部が通訳をしたり、食事に連れて行ってもらったりしたことがあったそうで、「お兄ちゃん的存在で、かなり助けられた」と感謝した。
印象に残っている試合はともに先発した2018年ロシアワールドカップ初戦のコロンビア戦。「途中からマンツーマンでハメス・ロドリゲスに付くと言ってくれた。機転が利いて、やっぱりすごいなと思った」と振り返った。
乾がフランクフルトから移籍する際は服をプレゼントしてもらったという。「気遣いもしてくれる、人間として素晴らしい人。ヨーロッパで指導者として頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。