尖閣周辺の中国船2隻、領海出る 今年7日目、確認は100日連続

 第11管区海上保安本部(那覇)は30日、沖縄県・尖閣諸島周辺で28日に領海侵入した中国海警局の船2隻がその後もとどまり、30日正午ごろになって相次ぎ領海外側の接続水域に出たと発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは3日連続で、今年7日目。
 11管によると、28日午前2時半ごろから2隻が相次いで領海に侵入。2隻は日本漁船2隻の動きに合わせて航行し、領海から出るよう巡視船が要求していた。
 接続水域では、別の中国船2隻も確認され、うち1隻は機関砲のようなものを搭載。接続水域を含め、尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは100日連続。

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