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番組審議会だより > 2025

第655回番組審議会(2025年4月18日)

●開催年月日 令和7年(2025年)4月18日(金) 13:00
●開催場所

静岡 新聞放送会館

●出席者

委  員 ※敬称略

栗原 績 (委員長)

久米 行子 (副委員長)

種本 祐子

鈴木 智子

竹下 誠二郎 (※書面参加)

加藤 重樹

田中 克尚

青木 真咲

●審議議題

〇ラジオ番組

「アゴミサ・納言の だれでもラジオ」

 (火)18:00~18:30 放送

〇番組種別ごとの放送時間・CM放送時間の報告(2024年度 下半期(10月~3月))

●概要

<企画意図・概要>

 サブタイトルは、”だれでもどこかがマイノリティー”。

LGBTQの当事者や、外国人、障がい者、引きこもり、DV、デートDV、いじめ、ひとり親など、いろいろな人がそれぞれの立場のマイノリティーであり、さまざまな悩みを抱えています。

多様性を謳う社会にはなりましたが、そこにはまだまだ偏見や思い込みがあり、当事者にしかわからない生きづらさや、声のあげにくさがあります。

 「だれでもラジオ」は、そんなマイノリティーの声を聴く場所であり、居場所でもあります。

小さな悩みから大きな悩み、さらに、ちょっとした日常の出来事などなど...。

話したいことを吐き出して少しだけ前を向きたい方と、番組パーソナリティーが、一緒に歩く番組です。

性的マイノリティーの当事者が、自らの経験を交えつつ、ゲストから話を聞くことで、ラジオを聞く方に「ありのままの自分でいいんだ」、「自分だけじゃないんだ」、また、マジョリティーの方にも、「表現していなくてもいろいろな人がいるんだ」ということに気づいてもらえたらという考えで制作しています。

●委員の意見

・ゆるさ、力が入りすぎない点が好ましい。

・パーソナリティーの優しさが伝わってきて、癒しもある。

・多様性が認められる社会に理解を深めるきっかけとなる番組だ。

・SBSラジオとしてのチャレンジが、すばらしい。

・番組のサブタイトル、”だれでもどこかがマイノリティー”は、軽めの口調で、広く深い意味を伝える番組の象徴としてふさわしい。

・悩んだり、困ったりしている人々の拠り所にもなり得る可能性を感じた。

・出演者にとっては、音声メディアならではの安心感もあるのでは。

・事例を分析し、その背景にある法則や傾向を明らかにする研究手法、ケーススタディのお手本でもあると感じた。

・「多様性」は、受け取り手に委ねられた言葉でもあり、難しさを感じた。

・多種多様なケースを取り上げることで、バランス感覚に役立つ内容だ。

・番組をきっかけに、気づきや議論が生まれること自体に、価値がある。

・パーソナリティー2人のビジュアルが、ラジオ番組だと伝わらない点は残念だ。

・”だれでもどこかがマイノリティー”という言葉をマイナスに受け取ってしまう場合が気がかりだ。

・「マイノリティーとマジョリティー」という単純化は、それらの対立構造の連想や、捉え方、価値観のお仕着せにもつながるのでは。

・「生きづらさ」につながる構造、制度面での問題を取り上げることで、社会性のある番組になるのでは。

・「ありのままでいい」ことも大切だが、肯定するだけではないバランス感覚のある番組を。

・慌てることなく、じっくりと取り組んでほしいテーマだ。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和7年3月1日~3月31日 総件数189件

(1)「クロージング」後の放送内容
   (放送休止時間帯のサービス)【テレビ・自社制作関連】

・・・・・・・・・ 9件

(2)Nスタ【テレビ・ネット編成】

・・・・・・・・・

6件

(2)SBSラジオ マンスリーパワープレイ【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・ 6件

(4)LIVEしずおか【テレビ・自社制作】

・・・・・・・・・  5件
(4)Soleいいね!【テレビ・自社制作】 ・・・・・・・・・  5件

視聴者からの意見

〇テレビ番組

「Nスタ」 月曜〜金曜 15:49~放送 ※SBS発・全国放送内容について

年に1回ほど静岡に行くことがあります。
 私が知らない静岡の話題について、全国放送で見かけます。
 これからも静岡の魅力をぜひ全国へ伝えてください。
 今後も静岡県民から親しまれる
 テレビ局であることを願っています。

                       (北海道在住/メール)