2025.03.07

「DJRoniのROUNDABOUT」清水港ポートアバウト2月28日放送リポート

清水の海に深くかかわる、鈴与株式会社の協力のもと、清水港に関連する仕事や、そこで働く人、清水港の環境問題などにスポットを当てています。

ご出演は、新興港運株式会社 コンテナ3班に所属する杉田満さんです。

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杉田さんは、清水港のキリンと言われるガントリークレーンを操縦されています。操縦されて15年ほど。

ーこの仕事を選んだ理由は?

「自動車免許や、2輪免許をとったときに、運転に興味を持ち、トラック運転手などを想像していたのですが、知り合いからこの仕事を紹介してもらいました。地元で働こうと思っていたのと、清水といったら港の仕事を想像したし、荷役機械の操縦にも興味があったので、この仕事を選びました。

最初は新興班冷凍マグロの水揚げ荷役をやっていました。ガントリークレーンを見る側で、本船での仕事が主でした。先輩からガントリークレーンから見る景色は素晴らしいと勧められて、コンテナターミナルに異動しガントリークレーン、トランステナーや大型フォークリフトなどの荷役機械の操縦士となりました。」

ー杉田さんは、実は高所恐怖症なんですって?

「高所恐怖症です。地上から45メーターの操縦席の下はガラス張り。40トンにもなるコンテナを運んだり、強い風が吹くと揺れます。最初は怖くて、レバーを強く握るので握力が強くなりました」

ーどんなときに達成感を感じますか?

「操縦は難しく、大きなコンテナを釣り上げて運び上げるので、時間内に静かに正確に、荷物も人にも怪我させることなく安全に作業をおえることができた日は嬉しいですね。」

ー清水港の魅力は?

「清水の海の魅力はロケーションですね。駿河湾のオーシャンブルー、富士山をバックに、清水のレトロな倉庫群、白いガントリークレーンがあることが魅力です。」

杉田さんの指先が世界につながっている。私達は生活の中でその恩恵を受けていることを改めて知ることができました。

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