
[毎週土曜日]朝7:30~11:00 ※コーナーは10:00〜
パーソナリティ 洋輔・影島亜美

番組はこちらからお聴き頂けます。
「未来に残したい静岡グルメ遺産」のコーナーです。
静岡新聞・SBSが運営するグルメサイト「アットエスグルメ」と共同企画で、大切な静岡のお店を残すためのプロジェクトをラジオでも展開していきます。
今年も県内の金融機関や商工団体などからの協力で、後継者を募集しているお店、親族内や第三者に経営を引き継いだお店、そしてこれから引き継ぐ予定の店などを取材していきます。
洋輔:10回目の今回は、影島ちゃんがロケに行ってきたんだよね。
影島アナ:
はい、そうなんです。今回は、静岡市葵区常磐町、常磐公園のすぐそばにあります「手打ち蕎麦たがた」に行ってきました。
まずはじめに、お店の店主、田形治さんに、「手打ち蕎麦たがた」はどんなお店なのか、また、田形さんがお蕎麦の世界に入ったきっかけについてお話を伺いました。
<手打ち蕎麦たがた>
田形さん:
ちょっと街中から離れた、隠れ家的な、こじんまりとしたお蕎麦屋さんです。昼は一般的なお蕎麦、そして夜は飲んで、つまんで、〆にお蕎麦みたいな感じで、会席料理ですけれども、お出しさせてもらってます。
影島アナ:
そんな田形さんが、お蕎麦の世界に入ったきっかけって、どんなところだったんですか?
田形さん:
まず、昔、蕎麦屋じゃなくて営業マンをしてまして。その時にお蕎麦が趣味になりまして。そばがすごく好きで、好きで好きで、で、気がついたら蕎麦打ち教室とか行って。
東京の八王子だったんですけど、毎週、箱根を越えて「来れるもんなら来てみろ」っていう今の師匠の一言に、ちょっと影響されまして。
毎週、蕎麦打ち教室に行ってたら、ずっと毎週来るもんだから、今のうちの師匠が「もういい、田形くんはお店を手伝いなさい」と、お弟子さんにしてもらうことになって。
で、まあしばらくそれでもサラリーマンをしてたんですけど、当時30半ばぐらい、夢を追いかけてですね、この大好きなそばの道に入ってみようっていうのがきっかけでしたね。
もう本当にお蕎麦が好きなのと、静岡が好きだったっていうのもありますかね。
なんか静岡のものを出して、〆に蕎麦っていうのをやりたかったんですね。それで一念発起した感じです。
影島アナ:
田形さん、ご出身は静岡なんですか?
田形さん:
用宗になります。
影島アナ:
あ、そうなんですね!
<スタジオ>
影島アナ:
田形さんは静岡市の用宗出身で、地元愛にすごく溢れてらっしゃいました。幼少期に過ごした用宗での思い出もたくさんお話しくださったのが印象的でした。
「手打ち蕎麦たがた」は、静岡市の中心市街地から少し西側にある常磐公園のすぐそばにひっそりと佇むお蕎麦屋さんで、街にすごく馴染んでいるんですけれども、暖簾をくぐった瞬間に、もう蕎麦粉のいい香りが店内に溢れていましたね。
洋輔:
うん、いいですねえ。
影島アナ:
お店の1階がカウンター席7席、2階が28席というちょうどいい感じの広さで、お蕎麦屋さんとしては珍しい、壁がダークな色使いだったんですよ。それもすごく印象的でかっこよかったのと、店内はスポットライトに照らされてまして、エモい雰囲気……と言ってもいいと思います。
洋輔:
へえー、ちょっとモダンな感じっていうのかな。
影島アナ:
そう、今時なかっこいいお店でした。でも、なんでそこまでお蕎麦の魅力にはまったのか。また、お蕎麦の世界にものすごく魅了された田形さんがおすすめする「たがたのイチオシお蕎麦」、どんなものなのか教えてもらいましたので、その様子も皆さんお聞きください。
<手打ち蕎麦たがた>
影島アナ:
そんな大好きな地元静岡で「手打ち蕎麦たがた」をオープン。今年で何年目になるんですか?
田形さん:
はい、今年22年目になります。
影島アナ:
そこまでお蕎麦の魅力にはまったのって、どんなことがあったんですか?
田形さん:
まず「美味しい」っていうのはもちろんなんですけれども、営業マンをしていたので、北海道、東北、中部、四国、九州まで、必ず現地に行くんですよ。
いろんな方たちが全国でそばを作ってるんです。で、いろんな味があるんですよ。その味の違いに気づいたっていうのが非常に面白くて。
北海道から九州まで地域地域に「在来種」っていうのがあるんです。その在来種が特に地域の味がするのに気づいて、そういったものをお客さんにまずは食べてもらいたいと思うようになりました。あと静岡の在来そばというのもあるんです。すんごい美味しいですよ。
影島アナ:
えー、気になりますね!
田形さん:
はい(笑)。
影島アナ:
ねえ。田形さんのこちらのお店のイチオシメニューって何でしょう?
田形さん:
「もりそば2種食べ比べ」っていうのがありまして、そちらがね、おすすめです。
影島アナ:
かなり気になります!
お腹ペコペコ……
早速いただいてもいいですか?
田形さん:
はい、じゃあ今すぐ茹でてきますので、ちょっとだけお待ちになって貰っていいですか?
影島アナ:
ありがとうございます、楽しみです!
<スタジオ>
影島アナ:
もうすごい美味しいですよ、と。
太鼓判を押してくださいました。
洋輔:
いいなあ、楽しみになっちゃうね、食べるのね。
影島アナ:
「手打ち蕎麦たがた」は22年前に、田形さんが大学卒業後、営業マンとして働いていた時に好きだったお蕎麦を自分で作るべく、蕎麦打ちの教室に通ったそうなんですね。それから本格的に師匠のもとで修業をして、脱サラをしてオープンさせたお店ということで、もう心の底からお蕎麦とこのお店のことが好きなんだなという思いが、インタビューからすごく伝わってきました。
洋輔:
今聞いててもすごい伝わってきたし、こだわりもすごい強いんですね、やっぱり。こだわり抜いてできているお蕎麦なんだろうなって印象があったから。
影島アナ:
すごく思いが強かったんですよね。
田形さんがお店で提供している様々なお蕎麦の中で、イチオシおすすめのメニューが「もりそば2種食べ比べ」と教えていただきました。
洋輔:
いいじゃないですか。
影島アナ:
早速ご用意いただいて試食をしてきたので、その様子も皆さんたっぷりお聞きください。
<手打ち蕎麦たがた>
田形さん:
はい、まず1枚目ですけれども。
影島アナ:
わあ、ありがとうございます!
田形さん:
福井のね、大野在来という在来種の十割そばでございます。
影島アナ:
すごい、そばの表面がもうツヤツヤしてますね。美味しそう。これは……
田形さん:
こちらのね、まず塩なんですけれども、静岡の「あらしお」さんのお塩がこのお蕎麦には合うと思います。それからおつゆですね。
影島アナ:
まず何から……?
田形さん:
まずね、鼻をこの辺までくっつけて、香りを嗅いでみてください。
影島アナ:
はい、1センチぐらいまで近づけて香りを嗅いでみます。(吸い込む音)
あっ、すごい!蕎麦粉の香り、力強いですね!
田形さん:
福井の大野在来の特徴としては、小豆のようなすごい香りがするでしょ?
影島アナ:
確かに!
田形さん:
それではですね、今度ね、何もつけずに食べてみてください。
影島アナ:
はい、わかりました。何もつけずにいただきます。(すする音)
うん!うーん!
おっ、すごい!そばのいい香りが口の中に広がるんですけど、その後になんか確かに、小豆みたいな甘さもありますね。
田形さん:
本当にこの在来種、上品な甘みがすごい口の中で広がるんですよね。
影島アナ:
ねえ、ちょっと香ばしさもあります。
田形さん:
ありますねえ。
影島アナ:
続いては?
田形さん:
はい、続いては、お塩で食べてみてください。そしたらまずですね、箸の先にちょんとお塩をつけて、そのままお蕎麦を手繰ってみて、口に……はい。
影島アナ:
いただきます。(すする音)
うん!うん!うーん!
美味しいー!
田形さん:
よかったです。
影島アナ:
そばをお塩で食べるの、私初めての経験だったんですけど、確かにちょっとこの複雑な味わいとよくマッチしますね。
田形さん:
そうですね、先ほどの一口目よりも、さらにこう、いろんなものが強く感じるような、そんな感じがすると思います。
影島アナ:
香りもより立ちました。お蕎麦のいい香りが。
田形さん:
そうですね。甘みも余計感じやすいですよね。
影島アナ:
わかりやすいです。楽しいですね、お蕎麦っていろんな味わい方があるんですね。
田形さん:
楽しいですねえ。
影島アナ:
そしたら、つゆにもつけて食べてみてください。
田形さん:
はい、わかりました。いただきます。(すする音)
うん。うーん!
おおー!最高です!
おつゆも、塩味というよりかは、ちょっと甘みがありますかね。
田形さん:
そうですね。お蕎麦の甘みやら香りやら、いろんな複雑な味をちょうどよく立たせてもらうように、バランスよく仕上げてるつもりでおります。はい。
影島アナ:
ええ、どの食べ方もすごく美味しいんですけど、個人的にお塩いいなって思っちゃいましたね。
田形さん:
ありがとうございます。(笑)。
影島アナ:
通みたい。嬉しい(笑)。
田形さん:
はい、ちょうど今ね、2枚目も茹で上がってきましたので。
影島アナ:
ありがとうございます!またおしゃれ!
田形さん:
はい、こちらもどうぞ。これも十割なんですけれども、これは長崎県対馬。これが日本の最古のそばと言われている、日本の在来種の原種でございます。
影島アナ:
ええー!じゃあちょっとお蕎麦の香りを楽しんでみますね。(吸い込む音)
田形さん:
これは匂いの系統が違うと思います。
影島アナ:
なんていうか、ちょっとすっきりしてる感じがしますね。
田形さん:
そうですね、すっきりしたような感じ。はい。
影島アナ:
ね、いい香りですね。
田形さん:
ね。
影島アナ:
これはまず最初に、お塩ですか?
田形さん:
最初やはり何もつけずにちょっと食べてもらって、はい、その後、塩でどうぞ。
影島アナ:
ありがとうございます。ではそのままの味を楽しんでみます。いただきます。(すする音)
あっ、これはちょっと、キレがありますね。
田形さん:
はい。
影島アナ:
うーん。では、ヒマラヤの岩塩もつけていただいてみますね。よいしょっと。(すする音)
うん。うーん!うーん!
あっ、お塩と合います!
田形さん:
あー、よかったですー。はい。
影島アナ:
あの、ヒマラヤの岩塩と一緒に食べると、木の実のような、ちょっと香ばしさもあり、甘い香りが立ってきました。
田形さん:
はい。
影島アナ:
ではこちらのおつゆと一緒にいただきます。透明な出汁と一緒にね。
田形さん:
はい。
影島アナ:
いただきます。(すする音)
うん。うーん!
出汁が優しいですねー!香りもすごく良くて、そばの旨みがより引き立つような……。
田形さん:
そうですね。えー、北海道の知床の羅臼昆布ですけども。
影島アナ:
羅臼昆布。旨みが強いですよね。
田形さん:
ね。あそこ、漁師さんが知り合いで、漁もちょっとお手伝いさせてもらうことがあって。で、すごく昆布が美味しいので、この昆布でつゆを作ったら、そばの香りをより引き立てるものができたので、今日召し上がってもらってます。
<スタジオ>
洋輔:
いや、いいじゃないですか!美味しそう!
影島アナ:
ズバリ、美味しかったです!
福井県のお蕎麦の方は結構甘めだったんですけど、長崎県対馬のお蕎麦は割とキレがあって、爽やかな、そんな味わいでした。
洋輔:
十割そばでしょ? しかもなんかその蕎麦に合わせた蕎麦つゆだったりとか、出汁だったの?
影島アナ:
はい、そう。羅臼昆布・塩・カツオの出汁でもいただいてみたんですけど、またお蕎麦と合うんですよねー!
洋輔:
なんか、食べ方がさ、すごくこだわりのお蕎麦屋さんに行きましたって感じ。まずそのまま食べて、お塩ちょっとつけて食べて、で、さらにツユをつけて食べる。いいじゃないですか。
影島アナ:
はい、もう田形さんの思いがすごく伝わってきました。お蕎麦愛もね。
洋輔:
お蕎麦愛ね。
影島アナ:
在来そばを毎日店内で手打ちして提供されている田形さんなんですけれども、今、お店を後世につなげていくべく、後継者探しを始めていらっしゃいます。
事業承継の取り組みを始めようと思ったきっかけ、そして後継者探しをしている中で不安に思っていることを田形さんに、また、この日お店には「手打ち蕎麦たがた」の事業承継や店舗改装などのサポートを親身に行っている静岡商工会議所の経営指導員、宮城篤史さんもいらっしゃっていました。宮城さんは田形さんに対して実際にどのようなサポートをしてきたのかもお伺いしましたので、その様子をお聞きください。
<手打ち蕎麦たがた>
田形さん:
もう本当に、今57歳なんですけれども、ちょっと前に体調を崩したことがありましてね。蕎麦打ちって結構力仕事で、年を取ってくると少しずつこう大変になっていくんですよ。で、誰か若い人がね、継承してくれたらいいなって思うようになりました。
影島アナ:
これから年越しそばのシーズンも始まると思うんですけど、より一層、後継者・手伝ってくれる人が恋しくなりますよね。
田形さん:
いやあ、そうですね。
影島アナ:
やっぱり手打ち蕎麦っていうのは体力勝負なんですか?
田形さん:
そうですね、やっぱ腰にきますよね。それから肩とかにもきますので。ただ、あの、美味しいものを作りたいって思いはずっとあるので、本当にこう、力を抜くことはしたくないですし、はい。そこをお手伝いしてくれる人がいたら最高ですよね。
影島アナ:
そうですよね。今、後継者探しを進める中で、不安に思うこととか、気になっていることってあるんですか?
田形さん:
そうですね。あの、まず若い人たちが「お蕎麦屋さん」というものに対してのイメージってどうなのかなって。あの、僕はお蕎麦が好きで、ここの道に入りましたけども、お蕎麦を好きになってもらう人をまず作らなきゃならないと思ってます。
それにはお蕎麦の魅力を、僕がもっともっとお伝えして、こんなに魅力のあるもんだったら、田形さん一緒にやりましょうって言ってくれる人がいたら、すごくいいと思います。
で、あとは、今までですね、えー、本当にお世話になってるんですが、ずっと相談をしてもらってる商工会議所の宮城さんがいます。はい。宮城さんには、いつも事あるごとに、なんでも電話しちゃったり言っちゃったりして、本当に相談にのってもらって。今回のこの後継者の件も、親身になっていろいろ一緒に考えてもらってるんです。本当に助かってます。
影島アナ:
先ほど田形さんから宮城さんのお話がありましたけれども、実際にどんなサポートをされたんですか?
静岡商工会議所の宮城篤史さん:
あ、はい。ま、何かあるとすぐ田形さんご相談いただいてるんですけども、特に大きなところとしては、えー、2年ほど前に行いました店舗改装の方です。
えーっと、今まではあの、ある程度席があったんですけども、丁寧な接客をしたいということで、蕎麦打ちの台を作って、あと座席数も減らして、で、おしゃれな空間を作るための店舗改装にあたって、費用を補助してもらえる補助金の申請のお手伝いをさせていただきました。
影島アナ:
へえー。田形さんご本人からは、どんなお声をいただきますか?
宮城さん:
本当に、何かあると大変助かってるということは(笑)、お礼をいただいております。はい。
影島アナ:
本当に二人三脚でこのお店を盛り上げてらっしゃる感じがしますね。
宮城さん:
はい、そうですね。今回ご相談あった事業承継に関してもですね、引継ぎセンター様も交えてという形ですが、ご相談受けております。
影島アナ:
はい。いや、もうすごく素敵なお店なので、これからもずっと残してほしいなって私も思いました。
宮城さん:
はい、僕らも、あの、できる限りのことを、はい、ご協力させていただければと思っております。
<スタジオ>
影島アナ:
おそば作りってものすごく体力勝負なんですって。
洋輔:
やっぱり生地を作ったりとかもそうですし切ったりとかもうなんか、力仕事だと思うよ。
影島アナ:
そうですよね。
田形さん現在57歳で、以前お体も悪くしてしまったということもあって、限界が来る前に早いうちから事業承継の取り組みをスタートされています。
このコーナーにご出演いただいている皆さんおっしゃっているんですけど、本当に一人の力だけではどうしても限界があると思いますので、積極的に商工団体だったりとか、金融機関、引継ぎ支援センターなど、それぞれの専門家に相談しながら事業承継していけばいいんだなって、私も改めて感じました。
洋輔:
本当に何か知らなかったサポートとかもいろいろ多分あると思うんでまずは聞いてみることが大事なんだよね。
影島アナ:
最後になるんですが、いつまでに後継者を見つけたいか、今後の展望、また事業を継ぐことに興味がある皆さんに向けたメッセージも伺いましたので、お聞きください。
<手打ち蕎麦たがた>
影島アナ:
いつまでに後継者を見つけたいっていう希望はあるんですか?
田形さん:
そうですね、今57歳。まあ一般的には65がひとつの区切りになるので、まずはそこまで何かを形作りたいですし、できれば本当70とか、あと72ぐらいまで、あと今から15年、このお蕎麦屋さんでやっていけたらいいなと、ひとつの区切りとして考えてます。
影島アナ:
そして事業承継は、経営者の問題だけではなくて、お店全体に関わることだと気づいたと伺ったんですけれども、それについてはいかがですか?
田形さん:
そうですね。あの、自分の大好きなお蕎麦屋さんが閉店してしまって、なくなってしまったところがあったときに、とってもやっぱ周りが悲しんで、僕も悲しかったんですよ。
一人でも、うちのお店のファンになってくれた人たちに恩返しをしていきたいってことが大切なんですけども。もう一つは、地域の在来そばを一緒に育ててる人たちの、仲間の問題です。
やっぱり、ここまで世話になってる人達って、やっぱりこれからもずっと仲間でありたいので、そういった人たちとも一緒に継承を試みていきたいなと思ってます。
影島アナ:
最後になるんですが、この番組を聞いているリスナーの皆さん、事業を継ぐことに興味がある方にメッセージをお願いします。
田形さん:
「食文化」って、生きる上ではものすごく大切なことだと思ってます。
えー、生きることに直結したり、感動したり感激することが、この体のど真ん中で行われるこの素晴らしい仕事を、ぜひ一緒にやってもらえる仲間を探してます。
このラジオを聞いていただいた方は、ぜひうちのお店に来ていただいたり、お電話でもいいので、何かご連絡をいただけると嬉しいと思います。
影島アナ:
はい、田形さんありがとうございました。素敵なお話を伺いました。
田形さん:
ありがとうございます。
<スタジオ>
洋輔:
うーん、なるほどね。
影島アナ:
田形さんが以前ご自身で感じた、好きだったお店が潰れてなくなってしまった時に、自分も周りもものすごく悲しい思いをしたとお話ししているのが、私にもすごく響きましたね。
洋輔:
うんうんうん。
影島アナ:
同じような悲しい思いをしてしまう人が、今後一人でも減るように、また少しでも不安を持っている事業者の皆さんは、専門家に相談して事業承継、M&Aを行って、次の世代にお店の歴史をつないでいってほしいなと感じました。
洋輔:
確かにね。やっぱり田形さんぐらい本当に蕎麦愛が強い方が一緒に、なんかまたさらに蕎麦を広げてってくれるような動きをしてくれると、すごい広がるんじゃないかなと思うんで。蕎麦好きの方、ぜひ、あの、蕎麦屋たがたさんに行ってください、ぜひぜひ。
影島アナ:
たがたさん、もうお蕎麦愛がすごくあるご主人でした。
洋輔:
愛が強い。ラブが強かったです、本当に。
ということで、未来に残したい静岡グルメ遺産、10回目の今回は、静岡市葵区常磐町、常磐公園のすぐそばにあります「手打ち蕎麦たがた」に、影島ちゃんがロケに行ってきました。
<事業承継に関するご相談>
事業の引き継ぎや後継者のマッチングなど、事業承継に関するご相談がありましたらご連絡をお願いいたします。
■静岡県事業承継引き継ぎ支援センター 電話 054-275-1881
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