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未来に残したい 静岡グルメ遺産

[毎週土曜日]朝7:30~11:00 ※コーナーは10:00〜

パーソナリティ 洋輔・影島亜美

洋輔
未来に残したい静岡グルメ遺産 SATURDAY View→N
2025.11.22(土)放送 ビーチサイド100(河津町見高)

商工会や引き継ぎ支援センターが全面サポート。
先代の教えを胸に自分たちの個性をいかして挑戦中!【親族内承継】

番組はこちらからお聴き頂けます。

「未来に残したい静岡グルメ遺産」のコーナーです。
静岡新聞・SBSが運営するグルメサイト「アットエスグルメ」と共同企画で、大切な静岡のお店を残すためのプロジェクトをラジオでも展開していきます。
今年も県内の金融機関や商工団体などからの協力で、後継者を募集しているお店、親族内や第三者に経営を引き継いだお店、そしてこれから引き継ぐ予定の店などを取材していきます。

洋輔:8回目の今回はですね、賀茂郡河津町、今井浜海岸から車で小高い丘をぐんぐんと登っていたところにありますペンション「ビーチサイド100」に行ってきました。
今回、若旦那の鈴木学さんと若女将の鈴木幸絵さんにお話を伺ったんですが、実はね、僕、幸恵さんと初めましてじゃなかったみたいなんですよ。

ビーチサイド100
河津町の今井浜海岸から車で小高い丘を登ったところにあるペンション「ビーチサイド100」
ビーチサイド100
左から、洋輔、若女将の鈴木幸絵さん、若旦那の鈴木学さん
<ビーチサイド100>

鈴木幸絵さん:もうだいぶ前なんですけれども、洋輔さんのお父様と舞台の共演をさせていただいたことがありまして。

洋輔:あの勝野洋と!?

幸絵さん:後藤真希さん主演のミュージカルで共演させていただいて。

洋輔:やってました。そういえば、何かお医者さんか何かの役を。

幸絵さん:そうです。その時に私は看護師の役をしたり、いろんなダンスなどでいろんな役をやってたんですけれども。一緒に共演させていただいて。

洋輔:場所ってどこでしたっけ。

幸絵さん:東京の青山劇場で。

洋輔:そうだ!どうでした、勝野洋さんは。

幸絵さん:すごく優しくて!

洋輔:その息子が今日やってきました。よろしくお願いします。

幸絵さん:私も久しぶりに会えて。実は青山劇場のケータリングのところでお会いしたことがあって、ご挨拶させていただいたことがあるので、初めましてではないんですけど。

洋輔:そうなんですね。

<スタジオ>

洋輔:そうです。幼き洋輔を見かけたという幸絵さん。

影島アナ:まさかの出会いでしたね。

洋輔:ちょっとびっくりしたんですけど、でも改めて「ビーチサイド100」についてどんなお宿・ペンションなのかっていうのを、学さんと幸絵さんにも聞いてみました。

<ビーチサイド100>

鈴木学さん:ここは河津町今井浜にあるペンションになります。海から海抜100mのところに 存在してます。よくお客様からはビーチサイドじゃないじゃん、ていうお話を。

洋輔:確かにそう言われてみたら、うん。「ビーチサイド100」なのに、結構山を登ってくるっていう。これなんで「ビーチサイド100」なんですか。

学さん:ちょうどフロントのところの高さが海抜100メーターのところにあるから。

洋輔:お二人ともそういうペンションみたいなことをされてたんですか。

幸絵さん:私は元々はダンサーとかインストラクターをやってたんですけれども。あと横浜ベイスターズのチアガールを2年間やっていて、主人はまた野球繋がりなんですけど。

学さん:私はずっと会社員をやってました。それまでは学生時代とあと社会人もそうなんですけど、野球をやってました。

洋輔:野球繋がりのパワフルなお二人がやっていらっしゃるこの「ビーチサイド100」、元々ここはお二人が作った場所なんですか。

幸絵さん:私の両親が平成元年に脱サラをして。横浜にその時、住んでたんですけどここでオープンしました。

洋輔:横浜からこちらに来て。

幸絵さん:はい。元々父の妹が伊豆高原でペンションをやっていて、その妹が今井浜でペンションやろうと思うんだけどっていうことでうちの父も隣でやろうかって言って一緒に。 今は、お隣さんは別のお宿になっているんですがまだ父も健在なので一緒に頑張ってくれてるんです。

洋輔:なるほど。早速僕ね、(館内を)ちょっとウロウロさせていただきました。いろんなところを見て回りましたけど。まずフロントが海抜100メートルってことなんですね。そのすぐのところを下に降りると、プレイルームがあって卓球場もあるんですよね。
ビーチサイド100
プレイルーム
ビーチサイド100
卓球場


幸絵さん:そうなんです。小さいお子様から三世代旅行とかも結構多いので、ちっちゃいお子様が遊べるキッズスペースと、あと卓球場、お子さんを遊ばせながらパパとママが卓球を楽しめるみたいな空間にしたくて卓球場も作ってあります。お部屋自体は8部屋あります。お風呂は3ヶ所ありまして全て貸切でご利用いただけるので、皆さんゆっくり入っていただけます。
ビーチサイド100
お風呂は3ヶ所あり、全て貸切で利用できる
ビーチサイド100
客室


洋輔:いろいろ見させていただきましたけど。とっても素敵なお風呂で、ちょっと露天風呂っぽくなっているガラス張りのお風呂があったじゃないですか。「さくら」のところには、竹の筒の灯篭っていう言い方でいいですか。

幸絵さん:そうです。竹灯籠なんですけど、本当はその「さくら」というお風呂は、河津桜の時期になると桜天井になって、夜桜もライトアップしてすごく綺麗なんですけど、桜以外の時期に何か魅力がないかなって考えた時に、竹灯籠がすごくいいんじゃないかなと思って 裏の山に、地主さんにとってきていいって連絡して。山に入らせてもらって、竹をもう一生懸命、切って。
ビーチサイド100
竹灯籠のあるお風呂
ビーチサイド100
鈴木さんたちが手作りした竹灯籠


洋輔:自分たちで作られたんですか。

幸絵さん:作りました!

洋輔:もう一つ、ちょっとこのペンションには都市伝説があるって聞いたんですけど。どんな都市伝説なんですか。

幸絵さん:この部屋に泊まると、プロポーズが成功する。

洋輔:へえー。

幸絵さん:チェックアウトされるお客様が、昨日プロポーズが成功したんですよ。て言ってくださることが多くって。どこの部屋のお客さんだったって調べると必ずその部屋なんです。 何組ものお客様がそこでプロポーズを成功させていて。もう嬉しくなります。

洋輔:何か理由みたいなのは。

幸絵さん:謎なんです。

洋輔:謎なんですね。本当に見どころも、楽しみ方もアクティビティもたくさんあるんですけど、今回「静岡グルメ遺産」ということでグルメにまつわることもちょっと聞いていきたいなと思うんですが、こちらで美味しいものを食べられるって聞いたんですけど。何が美味しいですか。

幸絵さん:そうですね、ここはやっぱり伊豆の海の幸・山の幸を提供しているので、金目鯛などいろいろあるんですけれども、その中でもお客様、リピーターさんから人気メニューの海老の黄金焼きっていうのがありまして、それはすごく人気で、リピーターさんからは予約のときに海老の黄金焼きを二つダブルでお願いしますとか言われるんですよ。

洋輔:ちょっと気になるんでその海老の黄金焼き、食べてみてもいいですか。

幸絵さん:はい。ぜひ。ご用意いたしますのでお待ちください。

<スタジオ>

洋輔:若旦那の学さんは野球をされていて甲子園にも出場経験があるということと、あと若女将の元プロ野球チアガールの幸絵さん。元気印のペンションって感じで、いろんなアクティビティもたくさんあってすごく楽しかったんですよ。 その中でも海老の黄金焼きっていう気になるメニューが出てきたんでいただいた様子をお聞きください。

<ビーチサイド100>

洋輔:すごい!料理がたくさん出てきたんですけど、海老の黄金焼きを食べようと思ったらこれなんですか、旅館の夕食みたいな状態になってますけど。
ビーチサイド100


幸絵さん:「ビーチサイド100」に来たら、うちの夕食を食べていただきたいなということで海老の黄金焼を紹介したいんですけれどもそれ以外の金目鯛やお刺身の舟盛りなどもご用意させていただきました。

洋輔:嬉しいです!ありがとうございます。まずは真ん中に金目鯛の煮付け。あと舟盛りもまた豪華!これ。イカ、マグロ、カツオ、あとアジ、もうお魚が盛りだくさんでございます。そしてサザエ、もずくとか。
ビーチサイド100
お刺身の舟盛り


幸絵さん:この一番右側のやつは明日葉なんですけども。本当にこの歩いて何歩みたいなところでとれるような明日葉をおひたしにしています。

洋輔:ナスのおひたしもあるし、そして、しゃぶしゃぶ?

幸絵さん:こちらは隣町なんですけど熱川ポークっていうブランド豚のしゃぶしゃぶになります。

洋輔:もう本当、何から手をつけていいかわかんないですよ。どうしましょう。

幸絵さん:ご紹介したい海老の黄金焼をぜひ。
ビーチサイド100
海老の黄金焼


洋輔:はい、まずは海老の黄金焼きをいただきたいと思います。簡単に形で説明すると、コロッケに海老の頭と尻尾がついたみたいな形をしてるんですが。ただ中身の味がまだわかんないんでちょっと食べてみたいと思います。いただきます。これ、サクサクしてる。上の方がちょっとサクサクしてるんすけど中はしっとりでクリーミーだし、ちょっと待って。何、何の味だ。

幸絵さん:これは海老をまず背開きにして、一度焼いて、また(身を)剥がして、一緒に材料と混ぜてまた形を整えていくんですけれども。はい。マッシュポテトが入っていています。
ビーチサイド100


洋輔:なるほど。もう本当に海老の美味しいコロッケみたいな感じでやわらかくて、味付けもすごく優しい感じになってるんで、それこそお酒にも合うでしょうし、お子さんが喜びそうな味ですね。

幸絵さん:そうですね。実はお子さんはこれじゃないグラタンが出るんですけど、でもお子さんもママたちが食べてるアレがいいって言って、そうやってリクエストするお子さんもいますね。

洋輔:すごい美味しいです。本当に。

幸絵さん:ありがとうございます。嬉しいです。

洋輔:せっかくなんでもう1個ぐらい何かおすすめは何かありますか。

幸絵さん:やはり金目鯛を召し上がっていただきたいです。

洋輔:これはこの地元でとられた。

幸絵さん:そうですね。はい。下田だったり稲取だったりその時によるんですけれども。

洋輔:(このあたりは)海の幸が豊富ですもんね。

幸絵さん:そうなんです。
ビーチサイド100
金目鯛の煮付け


洋輔:(金目鯛の煮付け)いただいちゃいますよ。美味しい。これはまた甘さもほどよくて、 本当にどんどん食べられちゃうぐらい。ほど良い味付けですごく美味しいですね。料理はどなたがされてるんですか。

幸絵さん:私の両親がまだ元気でやってくださってるくれてるので、厨房で両親と私達夫婦で分担制というかやってます。

洋輔:その料理の仕方もいろいろ教わりながら。

幸絵さん:そうですね。はい。

<スタジオ>

洋輔:フルコースをいただいてきました。もう大満足でございました。海老の黄金焼、影島ちゃんにもぜひ食べてほしい。本当に美味しかったんで。

影島アナ:私、すごく好きだと思います。想像しながら聞いてました。

洋輔:だと思います。それでね、今回「ビーチサイド100」に行ってきて次の世代に残していくために、先代から親族内承継をするべくいろいろ今動き始めてるっていうことで行ってきたんですけど事業承継に関するお話もちょっと聞いてみました。

<ビーチサイド100>

洋輔:こちらの素晴らしいペンションを続けていくために、今、動いてることがあるんですよね。

幸絵さん:そうですね。私が12年前にここに戻ってきたんですけれども、もうそろそろ父も高齢で82歳っていうこともあるので事業承継を考えなきゃいけないという時に商工会に相談をして、どうしたらいいかわからないんですっていうことから、いろんな相談員さん、引き継ぎ支援センターの方とかに相談をして、10年計画っていうのを立てて何年後に引き継ぐんだったら、今こうした方がいいよね、っていうことを教えていただいて、今動いてるところです。

洋輔:なるほど。もうそこを引き継ぐっていうのはもう幸絵さんで決まってたんですか、初めから。

幸絵さん:そうなんですよね。姉と兄がいるのでどうするんだっていうことで、姉はお嫁さんに行ってましたし、兄はお嫁さんをもらってたんですけど、誰が適任か兄弟で話し合った結果、やっぱり私がやりますっていうことで、3人で話し合って、末っ子なんですけど。
ビーチサイド100
若女将の鈴木幸絵さんと若旦那の鈴木学さん


洋輔:学さんはその時はどうでしたか。

学さん:実は会社員の時、連休の時に手伝いに来てたので全く初めてということではなかったのと、あと私達の子供がまだ6ヶ月の時だったので、こちらに来るのであれば早い時期の方がいいかなと思って決断しました。

洋輔:タイミングもすごくあったってことなんですね、そうすると。そしてどのような感じで承継していくかっていうのも、今何となくは見えているんですか。

幸絵さん:そうですね。でも正直その生前に承継した方がいいのか、亡くなった後の方がいいのかとかそういうところがわからないところがあるので税理士さんに入ってもらったり、引き継ぎ支援センターの方に相談したりとかして、途中の段階なんですけどでも。

洋輔:その10年計画っていうのが何となく見えてるとその中でこの辺りでそろそろスイッチしましょうねみたいなのって見えやすくていいですね。

幸絵さん:そうなんです。表になってるので、ここまでに何をすればいいかっていうことをちゃんと理解しながら、動けるので、ありがたいですね。

洋輔:逆にちょっと心配なこととかってお二人はありますか。

幸絵さん:やっぱり新しく増築した部分とかがあったりして、返済しなきゃいけないものとかいろいろあるじゃないですか。そういう負債を抱えながら事業承継して、それで果たして大丈夫なのか、今の時代ちゃんとこの商売でうまくいくのかっていうことがやっぱり正直不安なので。

洋輔:今、増築されたっておっしゃってましたけど。

幸絵さん:やっぱり私達が作るんだったら私らしさをっていうことで、別棟にあった老朽化したお風呂を建て替えるっていう部分もあったんですけれども、その奥にスタジオを作ったので。私が元々ダンスをやっていて、今もダンスを教えているっていうのがあるのでお客様にもヨガをやってもらったりとか、合宿で使ってもらったりとかっていうような。この辺りにダンススタジオ付きのペンションがないので、そういう魅力があるペンションにしていきたいなということで。

<スタジオ>

洋輔:実際に今もうスタジオを作ったりとか動き始めてはいるんですけどその承継的にはまだまだこれからだということで「ビーチサイド100」の親族内承継を全面的にサポートされている河津町商工会の経営指導員 土屋雅弘さんもその場所にいらっしゃったんでどのようなサポートするのかも聞いてみました。

<ビーチサイド100>

洋輔:「ビーチサイド100」のサポートを今されているということなんですけど、どのようなサポートをしてるんですか。

土屋雅弘さん:融資相談から補助金関係のサポート、あと先ほどのお話でも出たりもしたんですけれども事業承継の支援ですね。県の支援センターがありますので、そちらの方に繋いで支援させてもらってたりもします。
ビーチサイド100
河津町商工会の経営指導員 土屋雅弘さん


洋輔:今いろんな新しいチャレンジをしてるじゃないですか。そういうのも相談を受けてサポートされたんですか。

土屋さん:そうですね。増築されたスタジオを活用して新しいプランを作ったりっていうのに対して補助金を活用するというご相談で補助金の申請から事業実行にあたって支援をさせていただきました。

洋輔:今新しく承継したいなと思ってる方に土屋さんから何か一言声をかけるとしたら、何て言いますか。

土屋さん:そうですね。やはり覚悟がやっぱり一番大事だっていうふうに言われるんですね、引き継ぐには。やはり引き継ぐ方が引き継ぐんだっていう覚悟を持ってもらって、あとは今まで先代の方が培ってきたものを大事にしつつ、自分たちの色も出すっていうことが大事かなと思います。

洋輔:なるほど。この「ビーチサイド100」これからもサポートされていくんですよね。

土屋さん:そうですね、もちろんです。

洋輔:僕の方からもよろしくお願いします。

土屋さん:こちらこそ、よろしくお願いします。

<スタジオ>

洋輔:やっぱり覚悟が必要というキーワードが僕はピンと入ってきたのと、あとはもう金融機関とかね第三者に相談したりとか、サポートしてもらう方がスムーズにいくんだよっていうことが改めてわかりましたよね。引き継ぐにあたって先代から受けたアドバイスとか事業承継について考えている皆さんにもアドバイスあればっていうお話、いろいろ伺いましたのでこちらもお聞きください。

<ビーチサイド100>

洋輔:お父様から引き継ぐ時に何かアドバイスみたいなのってお二人にありました。

幸絵さん:もう本当に背中で語るタイプの寡黙な父なんですけれども、一つだけ、お客様への感謝の気持ちを忘れない。ていうことですね。やっぱり、私達は毎日毎日仕事をして、毎日毎日お客様を受け入れてるんですけど、お客様にとってはたった1回の楽しみだったりするので1年に1回の旅行をどう楽しんでもらえるか、どう笑顔になって帰ってもらえるかっていうのを大切にしたいので、もう1日1日大切にお客様に対しての感謝の気持ちを忘れずに ちゃんとしなさいよっていう。

洋輔:素晴らしいアドバイスですね。本当にね。リスナーさんの中にはこれから事業承継をするとか、どうしようかなって考えてる方もいらっしゃると思うんですよ。何かそういう方々にもアドバイスというか、一言いただければ。幸絵さんの方から。

幸絵さん:やっぱり、始めるにあたって不安もあったし、私は両親がやっててここで育っているので何となく流れというか事業の仕事の内容とかもわかってたんですけれども、やってみると大変だなって思うこともありますけど、やっぱり一人一人のお客様との出会いとか、お客様が喜んでいるお顔を見ると、もうすごいパワーがでてくるので新しいことがやっぱりできるっていうのがこの何て言いましょうか。本当に私達が笑顔でいればお客様もおのずと笑顔になってくださるので。楽しんでやっていきたいと思います。

洋輔:学ぶさんも何かこう一言アドバイスを。

学さん:私は全くこういった業界というか、宿のお仕事って初めてだったんですけどやっぱりやってみると、それなりに楽しいこととかたくさんありました。なのでまずはやってみて。チャレンジするっていうことが大事なのかなと思います。

幸絵さん:私が小さい頃から来てくださるお客様とか、本当に30年来のお客様がたくさんいるんです。本当にリピーター様に助けられていて、カップルで来てくださっていたお客様が、夫婦になり、子供が生まれ、その子供と一緒に来てもらって、このあいだお酒を出したんです。そのお子さんに。そういうふうに長いお付き合いができるお客様がたくさんいるので、そういうお客様をたくさん、これからも増やしていけるように。もう本当に最後は人と人、人に会いに来てくださるようなお宿にしたいなと思っています。
ビーチサイド100
河津町商工会の土屋雅弘さん、若女将の鈴木幸絵さん、若旦那の鈴木学さん、洋輔


<スタジオ>

洋輔:本当にね、温かくて、しかも元気印の「ビーチサイド100」ですけど、話を聞いていて、来るお客さんにとっては、それが一日、もうそれが全てだから。自分たちが毎日やってることでもそれは(お客さんにとっては)新しいことだからっていう意識をちゃんと持っていてよ。っていうその先代のアドバイスとかも素晴らしいなと思っていろいろ話聞いてて。 今回、学ぶさん結構、静かにしてましたけど実は会話の中でも増築増築って言ってたでしょ。増築した場所があってそこの前の場所、お風呂の建物を活用して学さんが様々な種類の世界のクワガタとカブトムシを育てているんですよ。そこに入った時にワインセラーがあるから、これは(ワインが)入っているんですかってぱっと開けたら、瓶の中に幼虫がいっぱい入ってて。趣味の部屋みたいになってて。今後ね、カブトムシとかクワガタとかに興味ある方が泊まれるようなプランとかもいろいろ考えてるみたいで。
ビーチサイド100
様々な種類の世界のクワガタとカブトムシを育てている若旦那の学さん


影島アナ:いいですね。

洋輔:「サタデービューン」にはちょっと虫の先生としていつか来てもらおうかなと思ってるんで、ぜひぜひ教えてもらいたいなと思ってます。ぜひ皆さんこの「ビーチサイド100」もチェックしてみてください。 8回目の今日は、賀茂郡河津町、にあるペンション「ビーチサイド100」を紹介しました。

<事業承継に関するご相談>
事業の引き継ぎや後継者のマッチングなど、事業承継に関するご相談がありましたらご連絡をお願いいたします。
■静岡県事業承継引き継ぎ支援センター 電話 054-275-1881

DATA

■ビーチサイド100

住所:静岡県賀茂郡河津町見高97-74
TEL:0558-34-1351

ビーチサイド100HP