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番組審議会だより > 2025

第656回番組審議会(2025年5月23日)

●開催年月日 令和7年(2025年)5月23日(金) 13:00
●開催場所

静岡 新聞放送会館

●出席者

委  員 ※敬称略

栗原 績 (委員長)

久米 行子 (副委員長)

種本 祐子

鈴木 智子

竹下 誠二郎

加藤 重樹

田中 克尚

青木 真咲 (※書面参加)

●審議議題

〇テレビ番組

「SBSスペシャル ふるさとは桃源郷」

 2025年5月6日(火・振休) 15:49~16:50 放送

●概要

<企画意図・概要>

 人口減少と高齢化は全国的な課題ですが、地方においては特に顕著です。

国の推計でも2050年までに、現在人が住んでいる地域の約2割が無居住化すると予測されています。

 「いま私達が頑張らないと、井田は絶えてしまう」
故郷を守ろうと16年前に帰郷した天野さんの言葉です。

 民宿業で栄えた街では新型コロナと高齢化で、昨年、民宿組合が解散しました。

伝統的な祭りも継続困難になりました。

 故郷の存続を願う天野さんの活動や地域の人々とのつながりを見つめ、故郷の消滅に立ち向かう人々の純粋で美しい心を映し出したいと思い制作しました。

●委員の意見

・視聴者の心を癒す、映像のチカラを感じた。

・デジタル技術を駆使した映像が溢れる中で、自然な映像表現が好ましい。

・映像が、すべてを語っているようなカメラワークだ。

・地域がもつ「美しさ」の一方で「切なさ」も伝わってきて、「残したい」という気持ちが沸き上がった。

・人生の軌跡が伝わってくるような表情が捉えられ、映像にチカラを感じた。

・季節と共に生きる。そんな「手触り感」がある生活、関係性が伝わってきた。

・心地よく、飽きさせない語り口のナレーションは、秀逸。

・地域を愛し、次世代につなげていきたいという強い想いが伝わってきた。

・番組のつくりがシンプルだからこそ、ひと言ひと言が突き刺さってくるような感覚で、心を動かされた。

・場面を かえる時に挟む映像が、印象的だ。

・ナレーションや音楽とのバランスも好ましく、映像と言葉もよく調和していた。

・地域の希望を感じさせる一方で、現実的な課題や限界も丁寧に描かれ、リアルな姿が映し出されていた。

・便利ではないからこそ、地域に関わり、育てていく気持ちが生まれるのでは。

・地域の利活用の現実についても、考えさせられた。

・テレビでの情報発信は、支援の輪が広がるきっかけになるのでは。

・地域を応援する映像のシリーズ化や視聴環境の整備にも期待する。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和7年4月1日~4月30日 総件数199件

(1)Soleいいね!【テレビ・自社制作】

・・・・・・・・・ 10件

(2)鉄崎幹人のWASABI【ラジオ・自社制作】

・・・・・・・・・

8件

(3)ドラマストリーム『三人夫婦』【TBSテレビ 4月〜放送 ・・・・・・・・・ 6件

(4)LIVEしずおか【テレビ・自社制作】

・・・・・・・・・  5件
(4)「クロージング」後の放送内容
   (放送休止時間帯のサービス)【テレビ・自社制作関連】
・・・・・・・・・  5件

視聴者からの意見

〇テレビ番組

「まいごのまーごめ」 3月29日(土)、4月5日(土) 24:28~24:58 放送

・出演者の魅力が伝わる番組をありがとうございました。
 テレビでの放送と、TVerの両方で楽しめてうれしいです!
 コメント内容を表すテロップに、丁寧さを感じます。
 今後も番組が続くことを願っています

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