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番組審議会だより > 2017

第586回番組審議会(2018年3月16日)

●開催年月日 平成30年3月16日(金) 12時30分
●開催場所

静岡新聞放送会館

●出席者

委  員(敬称略)

北條 博厚委員長

中井 弘和 副委員長

久米 行子

栗原 績

田中 尚弘

髙井 正人

鈴木 智子

江崎 和明

篠原 裕和(書面)

審議議題

〇第13回日本放送文化大賞 準グランプリ

ラジオ番組

SBSラジオギャラリー 幸せのカタチ ~本当の親子 本物の親子~」

〇SBSテレビ・ラジオの4月改編について

審議概要

・親元で生活することができない子供を別の家庭に迎え入れて養育する里親制度。里親は、血のつながらない子が幸せになれるよう深い愛情を注ぐが、そこには里親ならではの苦労や悩みがある。里子が里親を試す”試し行為”などの問題を抱え、これを乗り越えることで親子関係が始まっていく。また、乳児を里子として迎えた里親は、いつか出生の事実を伝えなければならない。番組では、多くの里親たちのリアルな声によって、ゼロから作り上げていく親子関係を伝え、家族の絆のあり方、そして一つの”幸せのカタチ”を探った。

●委員の意見

・里親の一人一人の語りに重みがあり日々の葛藤が伝わってきた。

・インタビューする側のコメントを入れず里親側のコメントだけでつないだ演出は聴く側が創造力を働かせる点で効果的だったのではないか。

・自分が知らなかった事、正しく理解していなかった事が分かり大変勉強になった。               

・里親と子供の苦しみや喜び、絆がしっかり描かれ聴く側に制度への関心を持たせる影響力のある番組だと感じた。

・男性の登場が少なかったので母親とは違うであろう関わりが分からなかった。

・これだけ多くの生の声を聞き出すには相当のコミュニケーションを重ねたのだろうと想像した。

・良く練られて作っていると言う印象で構成がうまいと感じた。

・少子化などに関連して家制度が揺らいでいる中で里親家族が目指す「本物の親子」は社会制度を変えて行く事につながるのではないかと感じた。

・里親の委託率について、静岡市が全国一と言う紹介だったがその理由や背景などがよく分からなかった。

・タイトルが、内容と非常にマッチしていて、親子で問題を乗り越えて行くエピソードは感動を覚えた。

・里親家族の課題を整理して分かりやすいストーリーに仕上げ、普通の家庭でも大事にすべき事を伝えた事は意義のある番組だった。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

平成30年2月1日~平成30年2月28日 総件数276

(1)イブアイしずおか【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・ 49件

(2)Soleいいね!【TV・自社制作】

・・・・・・・・・ 26件
(3)ゴロウ・デラックス【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 10件

(3)IPPO【RADIO・自社制作】

・・・・・・・・・ 8件
(5)FMワイド関連【RADIO】 ・・・・・・・・・ 7件

視聴者からの意見

〇ピョンチャンオリンピックのテレビ中継について

・オリンピックの中継中に、他の競技の結果などは入れないでほしい。スポーツを楽しむ感動が損なわれてしまう。また競技の大事なシーンで速報を入れる事も避けてほしい。他競技の結果などはデータ放送に集約すればよいと思う。                  (30代 男性)