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番組審議会だより > 2020

第609回番組審議会(2020年9月25日)

●開催年月日 令和2年9月25日(金)
●開催場所

新型コロナウイルス感染防止の見地からリモート方式による開催とした。

●出席者

委  員(敬称略)

中井 弘和 委員長

種本 祐子 副委員長

久米 行子

栗原 績

田中 尚弘

鈴木 智子(書面参加)

江﨑 和明

星野 明宏

福留 斎

花崎 誠

審議議題

〇ラジオ番組「SBSラジオギャラリー ダンシングジャパン~リズムに乗ったら手を叩こう!」     

放送 2020年5月31日(日)12:00~13:00

〇テレビ・ラジオの10月改編について

番組概要

 今年は本来ならば東京での2回目になるオリンピックイヤーです。コロナで延期になったものの、2回のオリンピックの56年という年月は、日本人のリズム感にどのよう な変化をもたらしているか? そのヒントを教えてくれる、リズムレッスンをラジオで開催します。
 世の中は新型コロナウイルスの影響で外出は自粛が続き、静岡県では先日緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ少し様子見の状態。サブスクによるテレビや映画 の配信サービスも盛んな中、ラジオも改めてリスナーが増えています。そんな今だからこそ、ラジオ本来の楽しみを知ってもらう架空の音楽教室によるリズムレッスンを開催 しました。
 ラジオは本来聴いて楽しむだけですが、リスナーにラジオから流れる歌に合わせて能動的に手拍子をさせることで、ラジオでグルーブを感じてもらう。また手拍子はストレス解消でもあり、軽い運動でもあり、なにより笑顔になる。まだまだ先が見えない暗い 世の中だからこそ、ラジオでリスナーの笑顔を作り出します。

●委員の意見

・ラジオの前に釘付けになり、あっという間の1時間だった。

・聞き終わった後に楽しい、幸せと感じる番組だった。

・懐かしい曲から最近のヒット曲まで多くの曲が登場し、選曲にも好感が持てた。

・講師の坪井氏の解説も丁寧でわかりやすく、楽しめるものだった。

・56年間の環境の変化に伴い、日本人のリズム感にも大きな違いがあることがよく分かった。

・コロナで世の中がどんよりしていた5月に放送したことは、絶妙なタイミングだ。評価したい。

・単発ではもったいない。定期的に放送すれば、その時間はラジオの前で子供と楽しむという生活様式の変化につながる番組だ。

・老人ホームでこの番組を取り入れれば、認知症予防などにつながるのではないか。

・最後に様々な人が登場して手拍子をしていたのは、コロナ禍の中、みんなが手をつないでいるような気分になる心温まる場面だった。

・安保闘争とシールズ、それぞれのシュプレヒコールでのリズム対比は面白かった。

・安保闘争とシールズのシュプレヒコールの比較は、唐突に政治的なテーマが出たような気がして違和感があった。

・登場したの人の年齢層が高齢者と若者だったが、もっと幅広い年齢層に出てもらってもよかったのではないか。

・放送時間が日曜の正午からだったが、リスナーに手拍子で参加を求めるなら、時間をずらしたほうがよかったのではないか。

・ラジオだけでなく、テレビやSNSでの展開にもつなげていってほしい。

・手のたたき方や体の使い方の説明はわかりにくいので映像で見たい。

・よく目を付けた。一方通行ではない参加型の番組で、ラジオにはこういう未来があったと感じた。

・音だけでインタラクティブな世界を作り出していて、ラジオの可能性を広げる先端的な実験だった。

・一緒に手を叩くことだけで元気が出ることを示し、社会的にも意味がある。ラジオの良さと可能性を最大限引き出した創造性豊かな番組であった。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和2年8月1日~8月31日 総件数446件

(1)Soleいいね!【TV・自社制作】

・・・・・・・・・ 64件

(2)ORANGE【TV・自社制作】

・・・・・・・・・ 33件
(3)中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 32件

(4)MIU404【TV・ネット編成】

・・・・・・・・・ 30件
(5)鉄崎幹人のWASABI【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・ 16件

○テレビ番組 「Soleいいね!」 月~木9:55~10:50 金9:55~11:20放送 

・紹介していたお蕎麦屋さんはとても雰囲気がよく、行ってみたいと思った。いつも番組を楽しみに見ている。他の番組は報道やお笑いの内容だが、この番組では近場を紹介してくれるので、見て「いいな」と思ったら、さっそく出掛けている。(60代 男性)