<「おひさま家族」について>
・家族愛のすばらしさ、人の持つやさしさがうまく伝えられていて、本当に素晴らしい番組だ。
・家族の「生きざま」への感動だけでなく、一家の絆、たくましさを感じた。
・りんくんが誤嚥し、祖母があわてずコップを差し出していたシーンがあったが、その姿から、たまたま撮影できたのではなく、これが日常なのだと感じた。
・りんくんを「かわいそう」と思う気持ちと「かわいそうと思うことは失礼にあたる」と思う気持ちが渦巻き、複雑だった。
・今回、全国で放送されたのは良いことで、病気への理解を深めるため、一人でも多くの人に見てほしい番組だ。この番組をきっかけに、今後、治療法が開発されていけば、この番組を放送した意味がある。そのためにももっと放送するべきだ。
・ドキュメンタリーの迫力を感じた。全国放送するのにふさわしい番組だった。
・病気、ジェンダー、人種や国籍などにまだまだ理解が進んでいない時代、自分も反省するきっかけになった。全国でもっと見てほしい。
・様々な価値観が変化しているコロナ時代、このようなドキュメンタリーこそ、スポンサードされるべきだし、そのきっかけになればと思う。
・りんくんが最後に「おひさまバイバイ」というシーンがあったが、何年か後にもこの言葉をかけるりんくんを見られたら、と思う。
・最後にどんな17年間かをたずねたインタビューで、家族が「楽しかった」と答えていたが、本音なのだろうかと思った。
・「楽しかった」と答えた家族の言葉は本音だと思う。人と比べるのではなく、自分自身がどう思うかが大切ということを考えさせられた。
・「おひさま家族」というタイトルに様々な意味が込められていて、素晴らしいネーミングだ。
・おひさまは、太陽の恵みととらえることが多いが、この家族にとっては悪いもので、その対比が深く、私たちではどうすることもできない、やるせなさを感じた。
・病気を抱えている家族のことは、なかなか外に出てこないものだが、地域の人とかかわっているシーンがあり、世の中に伝えることができたことは良かった。
・家族や地域で支えていくことは美談だが、公的なサポートについての情報や問題提起をしてもよかったのではないか。
・何より、ご家族が素晴らしい。そして、スタッフが家族に寄り添って一緒に番組を作っている番組だ。今後もこのような丁寧なドキュメンタリーを期待する。
・カメラがまわっているのに家族の姿が自然体で、スタッフとの信頼関係が醸成されていた。
・「ありのままを伝えることで静かに考えてほしい」という問いかけをしている姿勢がよかった。みんなで考えていくこと、共存していくことが使命だと感じた。
・今回は格別に映像が美しく、カメラの視座が特によかった。またBGMとナレーションも素晴らしく、調和がとれていた。
・りんくんの美しい心と透明な感性で愛情に応じている姿に、私たちが忘れていた愛の形を見た。その姿に元気をもらった。
・30歳までしか生きられないりんくんとその家族の絆を追った、心を打つ番組で、人と人、人と自然の関係と、社会のありようについて示唆を与える内容だった。
<週刊誌報道についてのご意見>
・今回の件は、前社長個人としての相手との関係が事実でなくても、記者とのやり取りは大いに考えさせられる。社、静岡の経済界を代表する人の発言として非常に遺憾だ。番組審議以前の問題だ。
・びっくりした。どこまで本当かわからないが、話していた言葉が事実なら、女性として「あり得ない」という認識だ。
・ こんないい番組があるのに、どういうことだという思いだ。番組の制作だけをやっていればいい、という問題ではなく、組織としてのSBSが問われている。不祥事は構造的な問題の上に発生している。全員で改革に取り組んでほしいと思う。
・今回のことは残念だと思うが、個人的にはいち地方局が大々的に発信されたのが疑問。
・改革しようとしている中、いまやるべきは、社員が今どう思っているのか、なぜ、メディアの企業に勤めたのか、SBSでなにを自己実現したかったのか、社会貢献をしたかったのか、そこを本気で話し合うことが必要だ。SBSは地域に必要だと思うので、私は審議委員として、外部から責務を果たす。
・もう二度と失敗は許されない、本当の改革をして、「マスコミをやめる」なら、ひとりひとりに向き合いながら、素晴らしいマスコミ会社を続けてほしい。
・今回の件は、遠因は会社の体質だが、厳密にいえば会社としての不祥事ではない。営業など最前線の方が謝罪しているのを見ているのはつらい。前社長が直接謝罪したのであれば、真摯な姿勢として容認できたが、このままではこの会社は変わるのは難しいと思う。
・SBSはHPなどでも謝罪しているが、誰に対して、何に対して謝っているのか。報道が謝るのは、正しい真実を報道しなかった時だ。私たちは社外取締役ではないので経営については言えないが、番組については、今後も厳しく審議していく。今回のことについて、きちんと隠すことなく、何が社内であったのかを正しく報道してほしい。違うなら違うと報道すればよい。そして信頼をもう一度取り返して再生してほしい。
・びっくりした。いずれにしても出来事を契機として、よりよく成長できるよう、最大の努力をしてほしい。
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