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番組審議会だより > 2019

第603回番組審議会(2019年11月15日)

●開催年月日 令和元年11月15日(金) 12時30分
●開催場所

静岡新聞放送会館

●出席者

委  員(敬称略)

中井 弘和 委員長

種本 祐子副委員長

久米 行子

栗原 績

鈴木 智子

江﨑 和明

清川 公一

福留 斎

審議議題

〇テレビ番組

「静岡発そこ知り 干物が世界の食を変える 焼津の魚屋・前田尚毅」

放送:2019年10月30日(日)19:00~19:59

番組概要

4年前から取材を続けている焼津の魚屋・前田尚毅さん。今や世界が絶賛!彼にしかできない技で仕立てたおいしい魚を、県外や海外のレストランに送っている。さらには、前田の技を見るために世界中のトップシェフが見学に訪れている。そんな前田さんのもとに、タイのトップシェフが4日間、研修にやってくるという情報があった。前田さんは、最近口にしていたことがあった。それは塩と水と魚があれば世界どこでも「干物」は作れる。生で魚を食べない国でも、魚をうまく締めることができない国でも、干物を作れば素晴らしい魚料理が誕生する。もしかしたら、世界の食を変えられるかもしれない。祖父から教わった伝統の干物、サスエ前田魚店に代々伝わる「イワシの干物」をタイのシェフに伝える姿、そしてタイに帰国後、どんな干物を作るかを取材することで、代々伝わる焼津の魚屋の想いが世界の食を変える瞬間を狙った。

●委員の意見

・タイからの研修生の受け入れを通して、様々な角度から前田さんの人となりと伝統の技術について深堀りした番組だった。

・干物は古いもの、というイメージを払拭する内容で、最後まで飽きさせず、見終わった後にスッキリとした感覚が残った。

・前田さんの技術を通して、日本の食のおいしさを世界に伝える印象的な番組だった。

・前田さんの熱い想いと努力、タイの研修生の熱心さ、ともによく表現されていた。

・料理の映像がとてもおいしそうで、撮影の技術が高かった。秘伝の技を示す映像も迫力があった。

・タイの場面では、名所の紹介などにぶれず、魚に特化していたところに好感が持てた。

・静岡のおいしい店の情報もちりばめられていてよかった。

・タイからの研修生を受け入れていたが、なぜタイだったのか、説明が欲しかった。

・研修生であるタイのシェフたちが評価する、日本食のすばらしさを紹介してほしかった。

・最後のインタビューでは、もっと前田さんの想いを掘り下げたほうがよかった。

・干物を世界に広げていくことと、伝統を守ることの対比が欲しかった。

・世界に日本食を広めたいという想いで、前田さんが研修を受けいれていることをもっと説明すれば、より前田さんが浮かび上がったのではないか。

・職人が地道に努力している姿をクローズアップしている点がよかった。今後も県内で頑張っている職人を発掘し、発信してほしい。

・魚屋と料理人がコラボしておいしさを追求する取組みに、今後の広がりを感じた。

・ありふれたグルメ番組の「おいしさ」ではなく、おいしさの原点に立ち返る重要性を訴えていた。

・前田さんから、基本である「精進する姿」が大切だと改めて感じた。

・技術もさることながら、人が大切であるという前田さんの姿勢をしっかりと表現し、さわやかに食の在り方を伝える良い番組だった

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和元年10月1日~10月31日 総件数657件

(1)東大王【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 78件

(2)時代劇アワー「水戸黄門」【TV・自社編成】

・・・・・・・・・ 69件
(3)ORANGE【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・ 47件

(4)中居くん決めて!【TV・ネット編成】

・・・・・・・・・ 37件
(5)Soleいいね!【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・  30件

SBSテレビ公式ツイッター 

・10月31日付のSBSテレビのツイッターに、番組宣伝担当の女性スタッフたちによる、ドラマ『グランメゾン東京』のコスプレ写真が出ていました。ハロウィーンの日にこの投稿をするのは、とてもいいアイディアだったと思います。これからも楽しい番宣を楽しみにしています。(60代 女性)