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番組審議会だより > 2019

第600回番組審議会(2019年7月19日)

●開催年月日 令和元年7月19日(金) 12時30分
●開催場所

静岡新聞放送会館

●出席者

委  員(敬称略)

中井 弘和 委員長

種本 祐子 副委員長

栗原 績

田中 尚弘

髙井 正人

鈴木 智子

江﨑 和明

星野 明宏

清川 公一

審議議題

〇ラジオ番組

「SBSラジオギャラリー 園児のつぶやき~子どものレンズから見える世界~」

放送:2019年5月26日(日)12:00~13:00

番組概要

静岡なかはら幼稚園では昭和48年から毎年、「つぶやきことば こころの目」という詩集を発行しています。子どもたちが普段の生活の中で何気なくつぶやいた言葉をお母さんがノートに書きとめ、それを幼稚園が一冊にまとめて詩集にしたものです。今年で46冊目が発行され、詩集に載れられている子どもたちのつぶやきは全部で18,000個以上にのぼります。忙しい中、ついつい聞き流してしまう子どもたちの「つぶやきことば」の中には、大人の私たちがハッとさせられる言葉や忙しい毎日を過ごす中でついつい忘れてしまう大切なことを思い出させてくれる言葉があります。

今回、なかはら幼稚園の子ども達の言葉を紹介しながら、実際に「つぶやき言葉」を採取するお母さんたちの声を集めました。子どもの言葉は魔法の言葉、忙しい毎日だからこそ、子ども達の声に耳を傾ける事で救われることがある、ということを仕事に家事に、育児に一生懸命頑張っているお母さん達に伝えたいと思い、制作しました。

●委員の意見

・ 子どもの純真無垢なレンズから、世の中を見る楽しさがあった。

・ 番組を聞いて、自分自身がやさしくなれた。

・ 子どもの純真さ、親を思う子どもの気持ちがよく表現されていた。

・ 親も子どもと一緒に成長できることが感じられた。

・ 健常者だけでなく、障害のある子どもの話も取り上げられていて、よかった。

・ BGMで、やさしさやなつかしさがうまく表現されていた。

・ 自分が子育てに一喜一憂していた頃に、重ね合わせて聴くことができた。

・ 子どもの素朴な疑問を大切にすることは、科学離れの現状からみても重要なことだ。

・ 制作者が前面に出ていて、思いがストレートに伝わってきた。ラジオという媒体では、こうした手法は有効ではないか。

・ この「園児のつぶやき」を、短く1日に何度も放送する、新聞にも掲載するなど、多面的に展開していけば、児童虐待などの不幸な事件が減らせるのではないか。ラジオの新たな可能性を示す番組だ。

・ スタートした昭和から令和に至るまでの「つぶやきの変化」を紹介してもよかったのではないか。

・ 母親へエールを送る番組だったが、寄り添うより、がんばれというメッセージが強すぎて、重かったのではないか。

・ 母と子どもの関係が中心だったが、男性の育児参加を促す作り方もあったのではないか。

・ 制作者の個人的な意見が、前面に出すぎていたのではないか。

・ 46年間も続いている園児のつぶやきを収集する取り組みを、全国にも知らせてほしい。

・ 子どもの何気ないつぶやきから、現代社会の問題を突いていた。素晴らしい番組だった。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和元年6月1日~6月30日 総件数755件

(1)わたし、定時で帰ります。 ・・・・・・・・・ 185件

(2)中居君決めて!【TV・ネット編成】

・・・・・・・・・ 74件
(3)KAT-TUNの世界一タメになる旅!+【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 72件

(4)イブアイしずおか【TV・自社制作】

・・・・・・・・・ 50件
(5)Soleいいね!【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・  39件

視聴者からの意見

テレビ番組 「Sole いいね!」(月~木)9:55~10:50(金)9:55~11:20放送

・お天気キャスターの田中健太郎さんのファンです。特に火曜日に放送している「たなてん」のコーナーが好きです。彼が伝える天気予報はとてもわかりやすく、好感が持てます。これからもがんばってください。(50代 女性)