○委員の意見○
・ 歴史の主流に乗らない人物の知られざる逸話を取り上げ、興味深く構成されていた。異文化コミュニケーションにおいて、偏見や恐れを持たない姿勢の大切さを感じた。
・ テーマが音楽で入りやすかった。想像力がかきたてられた。映像でも見てみたいと思った。異文化、語学の壁を好奇心で乗り越えてしまうコミュニケーション力の強さを感じた。番組から出されたテーマに対して自分の中で色々なことを考えさせてくれた番組だった。
・ 音楽が耳に残った。導入部がおもしろく入りやすかった。1つずつの説明が若干丁寧すぎたと思う。聴き終わった後にトミーについてもっと知りたいと思い、ネットで調べてみた。とても興味深い素材(人)だった。
・ 私たち一人一人が、自国の固有文化を守る上で、他国の文化を尊重し、その価値を受け入れる心の大きさを持つトミーさんのようでありたいと思った。
・ 新たな人物発掘をこれからも続けてほしい。文化的違い、異文化の立場の人からのコメントがあってもよかった。また、歴史の足跡として生存者の証言があると厚みが増したと思う。限られた資料の中でよく調べられていた。
・ 立石斧次郎の生涯と人物像をわかりやすく解説した番組だった。子孫である長野智子キャスターが現在の内向きな日本人に「外へ漕ぎ出すこと」「自分の国を大切に」「勇気と好奇心が大切」と説いた言葉は若者に聞かせたい言葉だった。コンサートでのバンジョー、バイオリン、小太鼓などの音色を随所に用いたことも番組を盛り上げていた。今後は映像化して後世に残すことが大切だと感じた。
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