●開催年月日 |
平成23年10月21日(金) 12時30分 |
●開催場所 |
静岡 新聞放送会館18階会議室 |
●出席者 |
委 員(敬称略)
北條 博厚 委員長
中井 弘和 副委員長
種本 祐子
大橋 佳子
見野 孝子
安倍 徹
木苗 直秀(書面)
佐藤 久善(書面)
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●審議議題 |
○テレビ番組 「震災報道スペシャル 原発攻防180日の真実 故郷はなぜ奪われたか」(TBSネット) 放送:平成23年9月11日(日)15:30~16:54 ○「7月から9月までの番組種別ごとの放送時間、CM放送時間の報告」
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●番組概要 |
3月11日の東日本大震災から半年が過ぎ、見えてきた福島原発事故。
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●審議の概要 |
○委員の意見○
・見応えがあり、感覚的に残った番組だった。被災者の”不安”だけでなく”怒り”の部分も伝えてほしかった。 ・構成がきちんと整理され、丁寧な作りだった。検証の場面は、1回では分からずビデオを何回も繰返して見た。興味深い内容なので、じっくり解説してほしかった。 ・時間経過に沿って伝えられ分かりやすかった。次々と見えてきた政府や東電の対処の手薄さ、政治や社会に対する不信感に対し、私たちも考えなければならないと感じた。 ・震災から半年が経ち、世の中では風化しつつある。原発事故は人災だったという事実は、ジャーナリズムの心意気を感じた。しっかりとした検証は、一石を投じることができたと思うが、普段テレビを気楽に見るものと位置付けていると1回では理解できなかった。誰が見ても分かるような工夫がほしかった。 ・米など生産者の問題は別に取り上げてほしい。これからの日本に示唆を与える番組だった。 ・原発事故が防ぐことができた人災だったことがわかりやすく説明されていた。台湾では原発について国民全体で考えていること、情報公開が徹底していることを考えると日本の原発対策の脆さを痛感した。 ・原発事故についての様々な要因が検証されているが総括的な評価や結論付けができる段階ではないため、明らかになってきた事象を紹介し、議論の素材を提供する作り方は理解できた。しかし、テーマが多すぎてそれぞれがやや中途半端な取り上げ方だった。それぞれが深いテーマなので、個別の番組で深堀りしてもらいたい。 ・生活形態の違う3世帯を追ったのはよかった。放射能に対する正しい知識を教えてほしいと思った。今後の展開についても追跡してほしい。
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●視聴者・聴取者からの意見などを報告 |
平成23年9月11日~10月10日 総件数378
電話やFAX、インターネットなどを通じて、SBSに寄せられた意見や要望、苦情などは、378件でした。 テレビ番組「渡る世間は鬼ばかり」、「SBSイブニングeye」などにご意見、ご感想やご質問などを頂戴しました。
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