建築家 高橋晶子さんトークショー #高橋晶子 #サンフロント21懇話会
「Soleいいね!」放送終了後、
沼津に行ってトークショーの聴き手を務めさせて
頂きました。
お話をしてくださったのは高知県の
坂本龍馬記念館の設計で有名な建築家の高橋晶子さんです。
高橋さんいわく、
「建築とは触媒であって、
それ自体は動かないが
その存在によって周辺環境や
人の気持ち、行動に変化が起こる」。
考えてみますと、確かに
駅を降りた時に
見えた建築によってその町の空気、
「らしさ」を感じ取て嬉しくなるし、
逆に
チェーンの看板ばかりが並んでいる駅前では
魅力を感じられず がっかりします。
建築は、ただ単に「その土地にある」
だけではなく、確実にその周辺環境、人に
影響を与えているのです。
お話を聴いて以降、町にある建物の見方が
変わりました。
その場所ならではのデザインになっている
建物を見つけると、嬉しくなります。
龍馬記念館の設計では
龍馬の人生が表現されています。
海に向かってスロープを上がっていき、
行きついた先でぱっと太平洋が広がる。
そこに龍馬を感じとれるのです。
素敵ですね。静岡県でも
そんな建物が増えるといいなと思います。