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静岡市繁華街にテルミンの音

 11月22~24日に静岡市葵区の青葉シンボルロードで開かれた「ストリートフェスティバル・イン・シズオカ」。2000年から続く、大規模なアート&音楽フェスティバルです。ことしは、浜松市のテルミン奏者、竹内正実さんが出演しました。(橋)

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 竹内さんの出演は最終の24日。自ら開発したマトリョーシカ型テルミン「マトリョミン」を携え、教え子5人とアンサンブルを聞かせました。

 開始時間前から「ビョーン」「ゴニョゴニョ」という不思議な音。この音、どこかファンタジックで、筆者は妖精がおしゃべりをしている風景が浮かびます。耳を引き付けられたか、ステージ前には大勢の人が詰めかけました。

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 スタートは竹内さんのテルミン独奏による「星に願いを」。「アメージング・グレース」「ひばり」などを経て、最後はベートーベン作曲「交響曲第九番」というプログラムでした。ブギウギ風にアレンジされた後半は、客席から手拍子も飛び出しました。「歓喜の歌」を奏でる独特の電子音が町のノイズと重なり合って、得も言われぬ高揚感に包まれました。

20141125webテルミン2.jpg  「日本はテルミンに親しむ人の数が世界屈指の〝テルミン大国〟」と竹内さん。世界最古の電子楽器の魅力を、存分にアピールしました。

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