2020.02.25 県内唯一のローソクメーカー!!
2020年2月25日(火) 聴くディラン
富士宮市黒田にあります『(株)東海製蠟』というローソクメーカーへお邪魔しました♪
工場長の阿久澤 次郎さんにお話を伺いました(^^)/
『(株)東海製蠟』は明治10年創業!!
今年143年目を迎える老舗のローソクメーカー!!
そして、日本初の「洋ローソク」を作った会社でもあるんです\(^o^)/
『(株)東海製蠟』で作るローソクは300種類以上!!
いくつかご紹介します♪
25ミリのローソク!!
これが一番小さいものだそうです♪
8分間で溶けるので、消し忘れの心配がありません!!
そして一番大きなサイズが・・・こちら!!
長さ60センチの大きくて太いローソク!!
これはお寺や神社で使用されるものなんですって!!
ほかにも、「絵ろうそく」や・・・
蓮の花をイメージしたローソク!!
お盆や特別な日に、こういった可愛らしいローソクを灯すこともあるんですよ!
そもそも「ローソク」ってどうやって作られているのでしょうか??
『(株)東海製蠟』の工場の中を案内していただきました!!
工場の中には、約30台もの機械があるなか・・・
なんと「手作業」で昔ながらの手法で作っている場所を発見!!!
これが・・・「製蠟機」と呼ばれるもの!!!
近づいていくと・・・
下の部分に穴が開いていますよね??
こちらが「ローソク」の型になります!!!
その穴に・・・
ローソクの原料「パラフィンワックス」を流し込みます!!
これは135度もあるんですよ!!
「パラフィンワックス」を勢いよく型に流し込みます!!
全部の型に、均等に「パラフィンワックス」が入ったら・・・
なんと少しずつ量が減っていくんです!!
実は、「水」で型の外側を冷やして固めていくんです!
(この「水」もポイントで・・・
実は「富士山の伏流水」を工場地下150メートルから汲み上げているんです!
年間を通じ14度と変わらぬ温度が、ローソクの肌の透明感・滑らかな質感の秘密だそうです☆)
ワックスが冷却されると体積は大きく収縮して、最後に温度の下がる中心部が大きく凹むので、ろうそくのお尻の部分に「穴」が開いているんですよ~☆
ちなみに、ろうそくの「芯」は「綿糸」です☆
40分ほど、冷却して固めたら・・・
上へ引き上げて型からローソクを外します!!
こうして「ローソク」が作られているんですね!!
なかなか目の前で「ローソク作り」を見られることもなく、初めての経験だったので、とっても面白かったです(^^)/
良いローソクとは「ロウ垂れしない」「煤がでない」もの!!
『(株)東海製蠟』は、そんな品質にこだわっているものです☆
ホームページも是非合わせてみてみてください(^^)/
工場長の阿久澤さん、ありがとうございました♪
ローソク 手作業ですか。手間かかりますね。その分、大切に使いたいですね。