2025.12.05

DJ Roniの 海 Roniプロジェクト 鈴与Presents 清水港ポートアバウト

毎月第4週は「鈴与Presents 清水港ポートアバウト」をお届けしています。清水の海に深くかかわる、鈴与株式会社の協力のもと、清水港に関連する仕事や、そこで働く人、清水港の環境問題などにスポットを当てていきます。

今回は、「清水の海の生態系」をテーマに、東海大学海洋学研究科の修士課程で研究している 深川真規さんにお話を伺いました。

先日"海Roniプロジェクト"で開催した、「地引網イベント」でも深川さんが所属している東海大学海洋学部の学生さんたちが協力してくれました。
彼らは、マグロの生態を研究している東海大学藤岡紘先生の研究室の学生さんたちで、深川さんの後輩でした。

海水の温度なども計測して、魚と海水温の関係なども調査し「清水の海の生態系」を研究しています。

地引網も研究の一環として、海水の温度や深さ、塩分濃度・栄養を調べ、温度の違いで採れる魚の種類、量がかわることも調査しています。地引網では「エイ」も捕れましたが、大変珍しいことだったそうです。今後も地引網での研究データを蓄積していくそうです。海roniプロジェクトでは、捕れた魚をBBQで美味しく食べましたが、深川さんたちも「研究で捕った魚は美味しくいただく!」。これは研究室のモットーなのだそうです。

深川さんはカジキの研究をされています。カジキのデータを集めれば集めるほどわからないことも多くなりますが、面白くてたまらないそうです。

12月20日(土)に清水テルサで東海大学藤岡紘先生の地引網研究に関する講演会が行われます。ぜひ聞きに来てください。

詳しくは、三保地引網保存会のインスタをご覧ください。

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