ナイアガラ
ジャンル映画製作国日本2014年
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ナイアガラのあらすじ
18歳のやまめは、施設での生活を終え新たな一歩を踏み出そうとしていた矢先、初めて祖父母の存在を知る。しかしその真実は冷酷だった。祖父は死刑囚として長く刑務所に服役し、祖母は認知症を患い日々の記憶すらままならない状態だった。多くの者なら絶望し、深い悲しみに沈むところを、やまめは決して驚きも落胆もせず、その現実を静かに、しかし力強く受け止める。彼女の純粋な前向きな思考回路は、重く暗い運命をも鋭く照らし出す光となって周囲を魅了する。やまめを支えるのは、介護を担う青年が録音する、街の何気ない日常の音だった。風のささやき、人々の足音、鳥の声──小さな音の中に宿るかけがえのない「生」の息吹に、やまめは深い感謝を抱くのだ。早川千絵監督は、施設育ち、死刑囚、認知症という重く暗いテーマに真正面から向き合いながらも、その重さを逆手に取って観る者の想像を鮮やかに裏切り、全く新しい視点で「生」の意味を見つめ直す物語を紡ぎ出した。常にプラスの考えを貫くやまめの姿は、見る者の心に強く響きを残す。



