静岡ぐるぐるマップ134保存版 「静岡のおいしい!徹底ガイド165軒」
静岡新聞社編 本体価格1200円 (税抜) 2017年10月発行
2年に1度のグルメ総カタログ。静岡県中部エリアから話題の名店が勢ぞろい。ハレの日にふさわしい料理でもてなしたい、肉や魚料理を堪能したい、異国の味も楽しみたいなど、シーンに合わせて選べるのが特徴。深夜や早朝営業の店も知っておくと便利。JR静岡駅南口、藤枝駅周辺にもスポットを当てた特集も必見。食欲の秋、この1冊を手に静岡グルメを堪能したい。

- 静岡ぐるぐるマップ134保存版 「静岡のおいしい!徹底ガイド165軒」
馳走佰年 覚弥別墅
かくやべっしょ
静岡の美味をふんだんに使った覚弥流もてなし料理
今から400年ほど昔、駿府の街に家康がその腕を見込んだ、岩下覚弥というお抱え料理人がいたという。静岡ならではの食材を巧みに使い極上の料理を仕立てた覚弥。その精神を受け継ぎたいと生まれたのがこの店だ。由比・清水・用宗・焼津の港から直送される地魚、由比の倉沢アジ、有東木のワサビ、富士山の天然水、掛川の栄醤油、海洋深層水の塩…。調味料まで、静岡産にこだわるのもそのためだ。
接待や会食での利用が多く、昼夜共にコース料理が好評。アラカルトでもオーダーできる地魚の刺身盛り合わせ、お造りとたたきの両方が味わえる「倉沢鯵のお造り」、タチウオの天ぷらやしゃぶしゃぶ、キンメダイの煮付け、土鍋で炊く「鯛めし」は、ぜひ堪能してほしい一品だ。
「鯛めし」2合1780円 ※1合980円
しずまえ鮮魚から熟成肉、握り鮨まで楽しめるお昼の「覚弥懐石」2480円
タチウオのしゃぶしゃぶが味わえる「季節の覚弥会席」6500円

「厳選天然地魚と旬の魚介の盛り合わせ」(1人前)980円 ※2人前~
Restaurant Chevre
シェーブル
気軽に楽しめる洋食セットが好評
「身体にやさしい食材を選び、ジャンルにこだわらない料理を目指しています」とオーナーシェフの畠山昌丈さん。定番人気はふわっと軽い食感の「ハンバーグセット」と、チーズリゾット風のライスにトロトロのオムレツをのせた「エビオムライスセット」で、昼も夜も味わえる。夏は冷製パスタ、冬はグラタンなど季節替わりのセットも見逃せない。ミートローフのスモーク、自家製リエットなど5~6品を盛り合わせた「オードブル」を一緒にオーダーする人も多い。
「エビオムライスセット」1400円(スープ、サラダ、コーヒーか紅茶付き)
内観
「ハンバーグセット」1300円(スープ、パンかライス、コーヒーか紅茶付き)
「オードブル」各セット+700円
みふくさぼう
mifuku-cafe
民家を改装した和空間で三保野菜を味わう
三保の松原近くに2017年6月オープン。料亭のような佇まいだが、実際は気軽に立ち寄れるカフェ。大きな窓から庭の緑が見える空間はすべて椅子席で、カウンター席もゆったり。個室は積もる話がある時にぴったりと、女性グループに好評だ。
ランチはパスタやハンバーグのセット、創作和食の御膳などが数種類。旬の食材を使ったヘルシーなメニューが多い。午後は白いコーヒーアイスやケーキなど、スイーツと特製ブレンドコーヒーで思い思いにゆったり過ごせる。夜は「スモークサーモンと三保産トマトのカルパッチョ」や「茄子の味噌グラタン」などのアラカルトとお酒を。「日替わり夜定食」も好評だ。
「羽衣ごはん」(味噌汁、ドリンク付き)1458円
外観
「豚肩肉のしっとりロースト」(ごはん、味噌汁、ドリンク付き)1296円
内観
天空の和Dining さわ
夜景自慢の極上居酒屋ダイニング
2017年6月にビルの10 階に移転オープン。高級感漂う大人のくつろぎ空間で、気軽に板前料理が楽しめると評判だ。昼は多彩な味を少しずつ楽しめる人気の「天空弁当」や「お刺身定食」(1000円~)などの定食がいろいろ。夜は季節の懐石コース(3240円~)や黒毛和牛のステーキから、自家製「カツオの塩辛」といった居酒屋メニューまで幅広い。少人数なら眼下に静岡の街を望むカウンター席、グループなら落ち着いた雰囲気の個室の利用を。
「駿河湾のめぐみ 海鮮8種盛り」時価
「海鮮丼と桜エビかきあげ定食」1800円
刺身や小鉢などいろいろ楽しめる「天空弁当」1800円
内観

