Niku Bar IL TAVOLO　イルターボロ

プレミアム熟成牛をTボーンと肩ロースで堪能

「プレミアム熟成牛」を看板に掲げる店が静岡市の街中、玄南通り沿いにある。焼肉の「京昌園」がプロデュースする「肉バル イルターボロ」だ。一押しメニューは「プレミアム熟成牛Tボーンステーキ」。最も肉質が良いとされるサーロインと、やわらかいフィレ肉を一緒に楽しめる骨付きの贅沢な一品だ。700gというボリュームも豪快で、テーブルに登場すれば歓声が上がる。
　このTボーンステーキと人気を争うのがプレミアム熟成牛のグリル「熟成牛肩ロース」。きめ細かなサシと甘味が特徴の通好みの部位だ。オーブンではなく、グリルで丁寧にじっくり、肉と対峙しながら頃合いを見て火から上げて休ませ、またグリルにのせる。肉が締まり過ぎないよう、火が入り過ぎないよう15～20分かけて焼き上げる。テーブルには香味野菜とトマトのバーベキューソース、タスマニア産マスタードソース、特製オニオンソースが用意されるが、まずは岩塩とワサビで一口。肉のおいしさをストレートに感じることができるはずだ。
　この店、実は野菜にも定評があり、契約農家の有機無農薬野菜を使用。季節の野菜がたっぷり盛られた「本日の採れたて有機野菜おまかせ盛り」は、特にファンが多い。

プレミアム熟成牛とは…

「イルターボロ」の「プレミアム熟成牛」は、京昌園グループの本拠地・富士市の専用庫「炭蔵」で熟成させている。炭の浄化作用を利用し、庫内を常にきれいな空気に保ち、徹底した温度・湿度管理のもと行われている。牛肉は熟成に適した国産牛を厳選して仕入れ、肉の状態によって10日～20日、Tボーンはさらに熟成。最もおいしい食べ頃を見定め、「プレミアム熟成牛」として提供しているそうだ。
　旨味成分の数値を測ったところ、熟成前と比べて倍以上の数値が測定されたそうで、これが熟成牛の最大の魅力。さらにやわらかくなる効果もあるそうだ。

肉bal BISTECCA　ビステッカ

グリルや煮込みで陽気に盛り上がろう

JR清水駅から徒歩約3分、赤い扉が印象的な肉バル。店名の「ビステッカ」はイタリア語で「ビーフステーキ」の意味で、看板メニューはその名を冠したリブロースのグリルだ。肉の味がストレートに楽しめるやわらかなオーストラリア牛を使用。赤ワインで作るさっぱりとしたソースを付ければおいしさがさらに引き立つ。和牛がゴロゴロ入った人気の「牛肉の赤ワイン煮込み」もお薦めだ。個室はすべてソファ席なので、ゆったりとした時間を過ごせそう。

GRILL 炙之介　あぶりのすけ

駿河湾＆北海道 直送の豪快魚介でバル気分

炙り（炭焼き）料理で知られる店だが、今最も人気を呼んでいるのが「魚河岸バル」と名付けられたメニュー。駿河湾の由比港・焼津港と、北海道・函館から直送される魚介が魅力的と評判だ。殻付きで登場する特大のムラサキウニや、旬の地魚が並ぶ「刺身盛り合わせ」を目にしたら、テンションＵＰも間違いなし。ビール、ワイン、日本酒の杯が進む。特製のレモネードカクテルと一緒に味わうのもお薦めだ。魚介満載のポルトガルの郷土料理鍋「カタプラーナ」はみんなでワイワイしたい時にぴったりだ。

ハンバーグ＆ステーキ　ぶん

ふっくらジューシー。昔ながらのハンバーグ

大崩海岸の絶景とボリューミーなハンバーガーで人気のカフェ「日の出☆海が見える店」のオーナーが手掛けるレストラン。肉汁たっぷりのハンバーグが評判で、上質な牛ヒレ肉のステーキと人気を二分している。何よりふっくらした食感が魅力で、その秘密は表面に焼き色を付けて肉汁を閉じ込めた後、もやしと一緒にじっくり蒸し焼きにしているため。牛スジでだしを取ったデミグラスソースとの相性も抜群だ。食後には濃厚な「杏仁豆腐」とスッキリ味のコーヒーを。