ドイツやカナダ、オーストリア等から注目を浴びるHidetoshi Koizumiのプロジェクト“Hybrid Leisureland”がニューアルバム『Flower Bullet』をリリース!

リズム・ラボ合同会社
デジタルとレコードでリリースされる意欲作に世界からも注目が集まる。


ニューアルバム『Flower Bullet』

フランス経由・日本発のアーティストとして注目を集めるHidetoshi Koizumiが、2010年に電子音楽最先端の地のフランスで“Hybrid Leisureland”としてデビューしてから早15年の月日が過ぎた。

音楽に精通したリスナーならばKoizumiの音楽を聴くと、クラシック音楽シーンの異端児、フランスの作曲家であるエリック・サティにインスパイアされたことがわかるはずだ。

その研ぎ澄まされた音楽センスと豊富な音楽知識から生み出されたKoizumiの作品群は、デビューから間もなく、音楽に安らぎを求めるリスナーや環境音楽を好む玄人の耳にも届いた。

丁寧にレイヤーされたパッドと静謐なテクスチャー、クリック音やビップ音のような微細な電子音とのコントラストが、“アンビエント/エレクトロニカ”を超えた深みを生み出している。

2022年6月10日リリース『Signal』

2023年12月20日リリース『Number Face』

また『Signal』や『Number Face』といったアルバムでは、日常の感情や生活のリズムに寄り添うテーマ性が示され、聴き手にとって“自分の時間”を共にする音楽となった。こうした独自性と多面的な活動が相まって、Koizumiをエレクトロニカ/アンビエントの作曲家・編曲家、そしてライブアクトとしての揺るぎない地位へと押し上げた。

Hybrid Leisureland

KoizumiはHybrid Leisurelandとして、フランスのアンビエント/エレクトロニカ系の最高峰レーベルである“Ultimae Records”からアルバム『Scroll Slide』を2010年にリリース。当レーベル初の日本人アーティストとして頭角を現すと、世界各地から6万人程のオーディエンスが集う世界的なエレクトロニックミュージック・フェスティバルであるハンガリーの“Ozora Festival”への出演の他、欧州各地でさまざまなギグをこなしてきた。

2010年2月1日リリース『Scroll Slide』

2018年6月28日リリース『9980』

また、Koizumiは同名義に加え、同レーベルの代表アーティストでもあるCellことAlexandre SchefferとユニットCONNECT.OHMとしてアルバム『9980』をリリースし、当時の欧州のアンビエントシーンを席巻した。

2020年までKoizumiはHybrid Leisureland名義で活動を行っていたが、自分本来の表現を追求するため2021年より本名名義Hidetoshi Koziumiに改名し活動。国内外でライブ活動を行う他、ファッションブランド、映画、広告(CM)、プロジェクションマッピング、ゲーム音楽への楽曲提供も行うなど、多才ぶりを発揮し、多方面から高く評価されてきた。

そして、今回、満を持してHybrid Leisurelandとして、ニューアルバム『Flower Bullet』を11月7日にデジタルでリリースする。その楽曲群のクオリティの高さから、ドイツ・ベルリンのレコード屋などからのリクエストを元にレコード(年内発売予定)もリリースする運びとなった。

今回のニューアルバムは、発売前からも話題を集めており、オーストリアの権威ある全国ラジオ局『ORF』のFM4をへのミックス提供依頼をはじめ、 オーストラリアの『Xpress Magazine』、カナダの音楽、映画、エンターテイメントの権威あるメディア『Exclaim!』、ドイツの老舗電子音楽メディア『Groove Magazin』、同じくドイツのメディア『15 Questions』からのインタビュー依頼等を含み、数々の海外メディアから高評価を獲得している。

また、UKの大御所DJ・プロデューサーのJohn Digweedからも興味を持たれると同時に欧州のアンビエント界で高く評価されるアーティスト、Thomas Huttenlocher a.k.a. I Awakeからも「これほど多様性に富んだアルバムに出会えることは稀であり、だからこそ最初から最後まで通して体験されることを強くお勧めしたい」とのコメントが寄せられた。


『Flower Bullet』アルバムコンセプト:言葉が花開くとき (本人コメント)


私たちは言葉という素晴らしいコミュニケーションツールを持っています。それなのに、時に思惑だけで互いを傷つけ合ってしまうことがあります。戦争では弾丸が人を殺しますが、もしその弾丸が言葉だったとしたら、それは暴力となり、精神的な苦痛を与えてしまいます。

しかし、コミュニケーションで問題が生じた時、それを解決するのもまたコミュニケーションです。私はいつも「もし弾丸が花だったら、どんなに素敵なことだろう」と考えます。

このアルバムのコンセプトは、まさにそのアイデアから生まれました。友人や家族と話し、笑い、語り合う日々の瞬間を、花に変えたいという思いを込めて制作しました。