自転車で富士山の隠れた財宝を巡る「裏富士ロングライド」初開催!

株式会社テラインコグニタ
北斜面の林道を舞台に、富士山の隠れた魅力の再発見を目指すサイクリングイベント「裏富士ロングライド」(主催:株式会社テラインコグニタ)が10月27日に初開催されます。




世界中で日本を代表してくれている富士山は近年、オーバーツーリズムの課題が深刻化しています。
一方で、この富士山にはまだ眠っている「財宝」があります。それは、富士山の斜面を刻んでいる「林道」です。
アクセスが悪く、幅員も狭いことから、地元では観光資源として認識されておらず、観光地化からは守られています。しかし、自転車であれば、環境に負荷を与えることなく、いちばんの絶景まで足を延ばし、ありのままの自然を楽しむことができます。
「あなたの知らない富士山」をキャッチコピーに、最も美しい季節に富士山の知られざる魅力を堪能することが「裏富士ロングライド」のコンセプトです。

間近の富士山が楽しめる最高地点付(約1850m)(2022年ツアー開催時の様子)

標高によっては紅葉が見頃を迎えています(2022年ツアー開催時の様子)

真正面の富士山に向かう最後の登り区間(2022年ツアー開催時の様子)


コシが固いことで有名な吉田うどん(2023年ツアー開催時の様子)

走り出してすぐに雄大な富士山が姿を現す(2023年ツアー開催時の様子)

鳴沢エイドは、朝霧高原と本栖湖を見下ろせる絶好のロケーション(2023年ツアー開催時の様子)

誰もが楽しめる観光型のサイクリングイベント
本イベントは、コース上は山梨県や富士北麓地域の美食を楽しめるエイドステーションを3ヶ所予定しています。涼しい富士山の北斜面でいち早く紅葉を楽しみながら、「吉田うどん」や「ほうとう」など、美味しい地元料理で心身共々温まります。

また、約60kmの山岳コースで行われるメインコースの「ハードコース」の他、「馬返し」まで続く旧登山道の激坂区間をカットした「ロングコース」、そして家族連れでも楽しめる約24kmの「ショートコース」といった3パターンを用意しており、初心者から上級者まで、幅広く楽しめることが本イベントの特徴です。





イベント開催時には、コースの8割を占める「林道」区間で交通規制が行われる予定で、サイクリングガイドも同伴するため、初心者でも安心して走行できます。また、ロングコースとハードコースでは中間地点でメイン会場の前を通過するので、途中リタイアも可能という珍しい設計です。

今回は、全体で150名を定員とする予定で、それぞれのカテゴリーの中が先着順となります。エントリーは、9月上旬を目処に開始される予定です。
開催に至った経緯
本イベント主催となる(株)テラインコグニタは、日本の隠れた魅力を再発見する「CyclingFriends」の事業を展開しています。「みんなで作るサイクリングマップ」をコンセプトとしたサイクリングアプリの他、8名のガイドチームを中心に各地で行われる日帰りサイクリングツアーを開催しています。
そのひとつとして、2022年と2023年の10月下旬に行われた「裏富士の紅葉ライド」がありました。いずれも東海や関東から集まった参加者から好評の声が挙がっており、フィールドの可能性を感じることができました(公式映像を参照)。