深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト
「第3回深海基礎講座」を開催しました!
2022年7月18日 【沼津工業高等専門学校にて】
一般社団法人シヅクリは、「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」の3回目となるイベント、「第3回深海基礎講座」を7月18日(日)に実施。沼津工業高等専門学校にて、これから進めていく研究に向け、講義やワークショップを行いました。 このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
イベント概要
- 内 容
- 第3回深海基礎講座
- 日 時
- 2022年7月18日(日)
- 場 所
- 沼津工業高等専門学校
- 参加人数
- 15名(小学5、6年生)
- 協力団体
- 沼津工業高等専門学校 特別同好会「知財のTKY(寺子屋)」
オオグソクムシの観察!
これまで2回のプログラムで深海に関する基礎知識を学んできたキッズたち。今日はこれから進めていく「研究」に向け、必要な力を養うための実践プログラムを行いました。まずは、研究の基礎となる「観察力」を養うため、冷凍されたオオグソクムシの観察を行いました。
これまで水族館などで見たことはあっても、手に取って実物を見るのは初めて。間近でオオグソクムシを眺めながら、体の隅々まで丁寧にスケッチをし、体の構造を学びました。
卵落としで発明の理論を学びました!
次に行ったのは、卵落としゲーム。そのまま落下させると割れてしまう生卵を、どうしたら割れないように着地させることができるのか、を考えるゲームです。
卵を割らないために、卵にパラシュートのような物をつけたり、卵が接地する場所にクッションを作ったり、滑り台を作って卵を転がして衝撃を逃がしたり、と、様々な方法を試してみるキッズたち。見事実験が成功すると、キッズたちからは歓声が上がりました。このゲームを通じて、研究や発明の過程で必要な、「仮説」をたて、それを試すための実験を重ねることの大切さを学びました。
参加した子どもたちの声
参加者からは、「卵落としゲームが楽しかった!」、「もっともっとたくさんの方法を試してみたかった!」、「オオグソクムシを間近で見られて、初めて見る器官を自分の目で見ることができた!」といった声が聞こえてきました。
こちらから、イベントレポート動画もご覧ください♪
今後は、キッズたちがそれぞれの研究テーマに向けた本格的なプログラムに移っていきます。これからの活動もお楽しみに♪
[団体概要]
- 団体名称
- 一般社団法人シヅクリ
- URL
- https://sdkr.jp/
- 活動内容
- 正解のない問いに対して仲間と⼒を合わせて「問い」「 考え 」「 ⾏動する」ことで⾃らのコア(内なる自分、自身の真ん中にある本質)を発⾒します。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

