「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトin駿河湾」
3期生活動スタート!
「第1回深海基礎講座」を開催しました!

2024年6月30日 【MaOI機構】

一般社団法人海洋文化・研究拠点化推進協議会は、「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクトin駿河湾」のキックオフイベント「第1回深海基礎講座」を6月30日(日)に実施。数多くの応募者の中から選ばれた深海スーパーキッズ10名が参加、沼津工業高等専門学校の皆さんから深海の不思議について学ぶ講座を受講しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

深海スーパーキッズ10名が参加

イベント概要

内 容
第1回深海基礎講座
日 時
2024年6月30日(日)
場 所
MaOI機構(静岡市清水区日の出町9番25号 清水マリンビル2階 )
参加人数
応募者の中から選考された小学校5年生~中学校3年生11名(1名欠席)
協力団体
沼津工業高等専門学校 特別同好会「知財のTKY(寺子屋)」

3期生となる深海スーパーキッズたちが集合!初顔合わせ

多くの応募の中から選考された深海スーパーキッズたちがMaOI機構に集まりました。
興味や得意分野、好きな深海魚も様々な10名が沼津高専の生徒さんに倣って自己紹介を行いました。
積極的に自分のやりたいことを追求し、最終的に他の人にプレゼンするというゴールを再確認しました。

深海スーパーキッズ初顔合わせ

お揃いのTシャツに身を包み、深海について学ぶ講座がスタート!

キッズ達はお揃いのTシャツに身を包み、沼津高専の大津孝佳先生から駿河湾の特徴や深海の不思議についての講義を受けました。
知っていることはより深く、知らないことは新しい知識として学ぶことができました。
さらに沼津高専の生徒さんによる「深海観察チーム」からは、これまでに行った深海ドローン調査の報告、さらに「オオグソクムシの生態観察チーム」からは、オオグソクムシの交替制転向反応という習性についての調査報告、SNSを活用した鯨類調査の話を聞きました。
講義のあとは、発明理論のひとつ「TRIZ」の方法を活用して、自分の「過去」「現在」「未来」を付箋に書き出し、高専の学生と一緒にグループ発表を行いました。
発表の後の質疑応答では、キッズ同士で活発な受け答えが見られ、初対面だったキッズ達の緊張もほどけました!

講義を聞く深海スーパーキッズ

参加した子どもたちの声

3時間以上のプログラムにもかかわらず、みんな真面目に先生や生徒のお話に耳を傾け、真剣に取り組みました。
海が好きなキッズ達は、普段関わることのない友達ができてお互いに興味津々!
「深海魚では何が好き?」「今までどんな経験をしたの?」「将来どんな仕事がしたい?」といった質問が飛び交いました。

次回は、沼津港深海水族館を訪問予定!楽しみです!

[団体概要]

団体名称
一般社団法人海洋文化・研究拠点化推進協議会
URL
https://www.sss-rmc.jp/
設立目的
清水港及び駿河湾周辺で進められる港湾計画、海洋文化都市計画に賛同し、海洋に於ける国際研究拠点化を、地元の関係団体、自治体、企業、研究機関等と共に推進することを目的として設立
海と日本プロジェクト

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/