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浜松市悲願の初優勝なる! |
第10区(5.445Km)一般男子の区間
今年も実業団ランナーが多数出場している花の10区で、浜松市の大汐幸治(スズキ)はトップでタスキをもらい、悲願の初優勝に向けて快調に走っています。
10秒差でタスキをもらった2位の静岡市静岡の望月将悟(清水消防署)は浜松市の大汐を追っています。2位の静岡市静岡から14秒差でタスキをもらった3位の御殿場市の山本幸延(滝ケ原自衛隊)も快調に走っています。浜松市の大汐は1km地点を2分49秒で通過、実業団の若手ランナーらしく積極的に走っています。2位の静岡市静岡の望月はマイペースで、先頭との差が少し開いているようです。先頭の大汐は2km地点を5分37秒で通過、リズムに乗った走りです。3位の御殿場市の山本は最初からかなりハイペースで走っていて2位の望月を間もなくとらえそうです。大汐は3km地点を8分33秒で通過、依然快調です。御殿場市の山本は3km手前で静岡市静岡の望月を抜き2位にあがりました。抜かれた望月はやや疲れた走りになってきました。
ここにきて小雨が降ってきましたが、選手にはあまり気にならない雨だと思われます。
先頭の浜松市、大汐は快調なペースで草薙陸上競技場のトラックへ入っていきました。
大汐は見事なラストスパートで浜松市60万市民喜びの悲願の初優勝のテープを切りました。大汐は15分51秒のタイムで走り区間3位でした。浜松市のゴールタイムは2時間15分34秒の大会タイ記録でした。
2位には御殿場市の山本が最後まで全力疾走の素晴らしい走りを見せてくれました。
山本のタイムは15分48秒で区間2位でした。
3位は静岡市静岡の望月が後半疲れた走りながらも頑張ってゴールしました。
区間賞は焼津市の杉山祐太(本田技研浜松)が県内実業団ナンバー1の力を発揮し15分32秒の区間タイ記録で獲得しました。
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杉山祐太(23)=焼津市、ホンダ浜松
タイムはまずまず。目の前にいるチームをすべて抜くことだけを考えて
走り抜いたことが区間賞につながったと思う。
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森町悲願の初優勝! |
第10区(5.445Km)一般男子の区間
花の10区には今年も全国実業団駅伝で活躍している多くのランナーが出場しています。
今年もこの10区で優勝が決まりそうなレース展開です。
先頭でタスキをもらった清水町の及川利治(東京電力)はマイペースで走っています。
2位の森町の天野元文(本田技研浜松)は先頭とは1分10秒差でタスキをもらい落ち着いた走りで前を行く清水町を追っています。
3位でタスキを受けた長泉町の古谷康之(東レ三島)もマイペースで走っています。
先頭の清水町の及川は1km地点を3分20秒で通過しました。2位の森町の天野は1km地点を2分50秒のハイペースで通過していて先頭との差はかなりつまりそうです。
後続の有力ランナー、福田町の高須則吉(NTN桑名)、函南町の日向嘉紀(自衛隊体育学校)、吉田町の田村佳丈(スズキ)の走りにも注目したいと思います。
2.6km地点で森町の天野が清水町の及川を抜いてトップに立ちました。天野は快調に走っていて、3km地点を8分38秒で通過、森町の初優勝に向けて快走しています。後続チームの有力ランナー高須、日向、田村はかなり順位を上げているようです。
先頭の森町の天野は4km地点を11分28秒で通過し、その後も快走しトップで草薙陸上競技場へ入ってきました。森町は悲願の初優勝に向け天野がラストスパートに入りました。天野は15分59秒、区間4位でゴールしました。森町のゴールタイムは2時間22分07秒の大会新記録でした。2位は函南町の日向が2人抜いて実力通りの走りで見事な区間新記録15分23秒でゴールしました。函南町のゴールタイムは2時間22分52秒でした。
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日向嘉紀(24)=函南町、自衛隊体育学校
序盤からハイペースで前を追い、苦しいレース展開だったが、
自分としては満足できる走りができたと思う。
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解説= |
静岡陸上競技協会長距離男子主任
静岡県市町村対抗駅伝競走大会実行委員
大塩正則 |
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