[まつり]　静岡市清水区
第38回 羽衣まつり

羽衣伝説発祥の地で、かがり火に浮かぶ幽玄な世界を堪能！

羽衣まつりは、能「羽衣」の上演に生涯を捧げたフランス人舞踊家エレーヌ・ジュグラリス夫人の顕彰と羽衣伝説の継承を目的に、昭和59年から開催されています。
当日は、2019年にオープンしたばかりの静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」を背景に「三保こども能楽」、「エレーヌ夫人顕彰式」などが行われます。メインイベントである「三保羽衣薪能」は、羽衣伝説発祥の地であり、世界文化遺産に登録された富士山の構成資産でもある三保松原の傍らで上演される、日本随一の薪能公演です。この地でしか味わうことのできない幽玄な世界をお楽しみください。

◎当日の会場の確認・お問い合わせ（当日11:00に会場が決定します。）
　静岡市コールセンター／TEL.054-200-4894
【日程】
■三保こども能楽、しずおか・三保羽衣謡隊／13:00～14:00 みほしるべ前広場　観覧無料　※雨天時：静岡市立清水第五中学校体育館
伝統芸能を学んでいる静岡市立清水第五中学校の生徒と謡隊の皆さんが、日頃の稽古の成果を発表します。
■エレーヌ夫人顕彰式／14:30～15:10 羽衣の碑前　入場無料　※雨天中止（献花のみ実施）
エレーヌ・ジュグラリス夫人を顕彰し、「羽衣の舞」の披露、献花等を行います。（「羽衣の舞」はみほしるべ前広場）
■三保羽衣薪能／16:30～19:30頃（開場15:45）　みほしるべ前広場（要チケット）※雨天時：静岡市清水文化会館マリナート大ホール（清水区島崎町）
演目：能「清経」シテ　伊藤眞也、狂言「蝸牛」シテ　野村裕基、能「羽衣替之型」シテ　櫻間右陣
※詳細は公式サイトをご覧ください。

【静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」　について】
三保松原の歴史や羽衣伝説、松原保全など、映像シアターや展示でわかりやすく紹介する年中無休の施設です。エレーヌ・ジュグラリス夫人の写真や使用していた能面など、貴重な資料も展示しています。また、ミュージアムショップでは松葉を使った飴や入浴料といった、ここでしか購入できないオリジナルグッズを販売しています。