⚽静岡学園が連覇 藤枝東に2―1逆転勝ち 静岡県高校総体サッカー
静岡県高校総体のサッカー男子は2日、エコパスタジアムで決勝を行い、静岡学園が2―1で藤枝東に逆転勝ちして2年連続9度目の優勝を果たした。 【評】静岡学園が後半に地力を発揮し、藤枝東に2―1で逆転勝ちした。 前半から出足とボール支配率で上回ったのは藤枝東。FW湯山、MF泉を中心に裏のスペースを狙って圧力をかけ続けると、後半7分、MF小池のミドルシュートで先制した。 静岡学園の反撃は24分、CKをDF岩田が頭で合わせて同点。その後は次第に中盤でボールを握る時間が増え29分、MF天野のクロスをFW大木が蹴り込み勝ち越した。静学、後半に地力 エース大木が決勝点 後半にギアを上げた静岡学園が鮮やかな逆
今週の予定(静岡・全国)【6月3日~9日】
6月3日(月) ▽43人が犠牲となった雲仙・普賢岳の大火砕流から33年(長崎県島原市)▽沼津市議会6月定例会開会(~25日)▽「高校生平和大使」が核廃絶への思いをアピールするためノルウェー訪問(~9日)▽1~3月期法人企業統計(財務省)▽5月の国内新車販売台数(日本自動車販売協会連合会)▽国際原子力機関(IAEA)理事会(~7日、ウィーン)▽九州電力玄海原発4号機が発電再開(佐賀県玄海町)▽サッカー 女子国際親善試合日本一ニュージーランド(スペイン・ムルシア)6月4日(火) ▽中国の天安門事件から35年▽三笠宮妃百合子さま101歳の誕生日▽インド総選挙開票日▽静岡県沼津市で女性を殺害し、切断、
2026年夏開館予定「富士山 木のおもちゃ美術館」 いったいどんな施設に?
御殿場市が2026年夏、同市印野の「富士山樹空の森」内に開館を予定している「富士山 木のおもちゃ美術館」。先日、基本設計案が明らかになり、溶岩隧道をイメージした木のトンネルなど、体験を通じ御殿場の自然や文化を感じることができる施設の全体像が見えてきました。期待が高まる新しい美術館の具体的な設備や、これまでの経緯をまとめます。
【速報】⚽清水エスパルス黒星 山口に0-2 J2第18節
明治安田J2リーグは2日、各地で第18節の試合が行われ、清水は山口に0-2で敗れた。
【速報】⚽アスルクラロ沼津勝利 富山に1–0 J3第15節
明治安田J3リーグは2日、各地で第15節の8試合が行われ、沼津はホームで富山に1–0で勝利した。
野外音楽フェス「頂―ITADAKI―」今年でファイナル 開幕直前のローカルフェスを振り返ります
2008年から毎夏続いてきた野外音楽フェスティバル「頂―ITADAKI―」が6月1日、2日両日の吉田公園(吉田町)での開催で終幕します。この「頂」は、地域住民が自分たちの地元で開催する「ローカルフェスティバル」の成功例として全国の音楽ファンや関係者から注目されてきました。いよいよ開催の迫った今年の情報とこれまでの軌跡を1ページにまとめます。
⚽静岡学園が優勝 静岡県高校総体サッカー男子
静岡県高校総体のサッカーは2日、エコパスタジアムで男子の決勝を行った。静岡学園が2ー1で藤枝東に逆転勝ちし、2年連続9度目の全国総体出場を決めた。
スノボ・三木つばき選手がツバキ植栽 地元・掛川の天浜線桜木駅
スノーボード女子アルペン種目の三木つばき選手(21)=掛川市=が2日、地元の天竜浜名湖鉄道桜木駅でツバキの苗木を植樹した。所属する浜松いわた信用金庫が進めている「天浜線 人と時代をつなぐ花のリレー・プロジェクト」の一環。三木選手と同信金職員、地域住民らが駅ホーム近くに、冬になると赤と白、ピンクの花を付ける苗木5本を植えた。 植栽に先立ち、三木選手は「試合の時、ふるさとの思い出が心の支えになっている。2年後のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で、ツバキの花と同じように雪の上で満開に咲きたい」と誓った。 三木選手と一緒に作業に当たった桜が丘中生徒会長の3年山崎稜央さん(14)は「憧れの大先輩
静岡県新知事、公舎に入居しない意向 そもそも公舎ってどんなところ?
静岡県の鈴木康友新知事が静岡市葵区の知事公舎に入居しない意向を示し、市内の民間賃貸物件の利用を検討していることがわかりました。鈴木知事は浜松市長時代、選挙公約「市長公舎廃止」を実行した経緯があります。静岡市の"一等地"とも呼ばれる場所に位置する知事公舎。いったいどんな場所なのでしょうか。過去記事とともに1ページにまとめます。
夏のシンボル「大わらじ」 JR御殿場駅にお目見え
富士登山の最盛期に合わせて登山者の安全を祈願する8月の「御殿場わらじ祭り」に向け、祭り保存会のメンバーが製作した大わらじが2日、JR御殿場駅構内にお目見えした。9月中旬ごろまで展示される。 迫力ある大わらじは高さ約3メートル、幅約1・2メートル。その横に、由来を説明する看板を設置した。市民や駅を利用した外国人観光客らが足を止め、記念撮影を楽しむ姿が見られた。 同市ではかつて、長距離移動や登山に重宝されるわらじの生産が盛んだった。わらじを巧みに編む女性は良縁に恵まれるとの言い伝えも残り、大わらじは登山の安全や良縁を祈願する夏のシンボルとなっている。 大わらじは7月の富士山の開山式で入魂し、9月
掛川のコンビニで強盗未遂、67歳男逮捕 レジで店員に包丁突き付け、脅した疑い
掛川署は2日、強盗未遂の疑いで自称掛川市国安の無職の男(67)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前5時半ごろ、同市内のコンビニ店で10代の男性店員に包丁を突き付けて脅し、たばこなど7点(1500円相当)を奪い取ろうとした疑い。同署によると、レジカウンターでの支払時に「金を持っていない」などと話し、刃物を出したという。店員が逃げて通報した。
ヘラクレスオオカブトとパシャッ 「む(6)し(4)の日」ちなみ、磐田で触れ合い体験
磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園は2日、「虫の日(6月4日)」にちなんだ特別イベントを同公園で開いた。昆虫との触れ合い体験や、昆虫の意外な一面を紹介する講座など多彩な催しが行われ、多くの親子連れでにぎわった。 カブトムシとクワガタをテーマにした講座では、同公園の職員が「カブトムシと比べて、クワガタは触角の根元部分にあたる第1節が長い」といった体のつくりの違いを解説。参加者は、実際に触るなどしてそれぞれの特徴を確認した。 会場では木の枝に乗った世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」と記念撮影できる時間もあり、子どもたちは圧倒的な大きさに魅了されながら、撮影を楽しむ姿がみられた。 4日ま
【速報】女子は藤枝順心Ⅴ 常葉大橘に1-0 静岡県高校総体サッカー
静岡県高校総体サッカーは2日、エコパスタジアムで女子の決勝を行った。藤枝順心が1−0で常葉大橘に勝ち、12連覇を果たした。
伸ばしたい子どもの能力は? 「社会性」求める回答が上位
小学館はこのほど、静岡県を含む全国の母親を対象にした子どもの学習についてのアンケート結果を発表した。伸ばしたい子どもの能力を尋ねる質問では、集団生活を生き抜く社会的能力を求める回答が目立った。 調査は昨夏、小学1、2年の子どもがいる26~46歳の母親600人を対象にインターネットで行った。10個の選択肢から最も伸ばしたい子どもの能力を選ぶ質問では「コミュニケーション力」が23.3%で最多だった。「協調性・思いやり」18.3%、「読解力」18.2%、「語彙[ごい]力」11.5%と続いた。 同社によると、読解力と語彙力は学力としての評価に加え、コミュニケーション力や協調性といった社会的能力を支え
狩猟ノウハウ伝承へ 静岡県猟友会、体験ツアーで担い手発掘、課題解決へ力「まずはレジャーの一環で」
農作物に被害をもたらすイノシシやシカなどの鳥獣駆除に貢献している静岡県猟友会の会員の高齢化が進み、狩猟ノウハウの伝承が課題になっている。2024年2月末時点で同会に所属する3195人のうち、70歳以上が46%、60歳以上で63%を占める。アウトドアレジャーやジビエ人気が高まる中、担い手確保と発掘を目指す同会などが初心者講習会や体験ツアーに力を入れている。 5月に静岡市葵区北沼上で静岡猟友会わな部会が開いた「狩猟体験ツアー」には社会人や大学生など幅広い年代の23人が集まった。 県立農林環境専門職大(磐田市)3年の古賀星(あかり)さん(20)は大学の授業の一環でわな猟の免許を取得し
静岡空港15年 ももクロ百田さんらお祝いだZ 一大交流拠点へ飛躍誓う
静岡県と富士山静岡空港などは1日、静岡空港(牧之原市)の開港15周年記念式典を空港ターミナルビルで行った。鈴木康友知事は「新型コロナの影響も明け、路線が復活してきた。静岡とアジアを中心とした世界とのネットワーク強化を目指し、空港を一大交流拠点にしたい」と述べ、さらなる飛躍に向けて決意を新たにした。 15周年のPR大使を務めるアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さん(浜松市出身)が出席し、「静岡空港をまだ利用したことがない方にも、ここから楽しい思い出を作ってもらえるようPRしたい」と語った。関係者らによる鏡開きも行い、節目を祝った。 1、2、8、9の4日間、記念行事として就航先
「浜名湖花博」ガーデンパーク会場きょう閉会 最後の週末、多彩な催し ヒマワリやコスモス見頃
浜名湖エリアを舞台とした花と緑の祭典「浜名湖花博2024」(実行委員会主催)の浜名湖ガーデンパーク会場(中央区)が2日、58日間の会期に幕を下ろす。最後の週末を迎えた1日も同会場では多彩な催しが行われるなどし、大勢の来場者でにぎわった。 同園最大の花壇「花織り畑」では、浜名湖の形をイメージして植えられた約1万8千本のヒマワリやコスモスなどが見頃のピークを迎えている。閉会を惜しむように色とりどりの花々が咲き誇り、晴天に恵まれたこの日も家族連れや友人同士で写真を撮ったり、散策を楽しんだりした。 今回の花博はサステナブル(持続可能)をテーマに掲げているため、1、2の両日は「SDGs花緑配布キャンペ
静岡県産二茶、先行き不透明 一茶安値受け正念場 指導機関/需給バランス配慮を 現場/例年並みの生産態勢
静岡県内の茶産地で二番茶の生産準備が進んでいる。一番茶の記録的安値を受け、JAなど指導機関は需給バランスに配慮した生産を呼びかけ、相場維持を図る。ただ、例年並みの生産態勢を敷く工場も多く、現場と思惑のずれが生じている。買い手の仕入れ姿勢も含め、相場動向に不透明さが残る中、日本一の茶どころはブランド維持に向けて正念場を迎えている。 富士市で5月28日、地元生産者とJA職員らによる会合が開かれた。二番茶の生産販売見通しを協議する席上、JA職員が前年の二番茶の見本を示し、口を開いた。「問屋から、この出来栄えなら今年も仕入れると聞いています。ただ、茶葉の成分値が条件に満たないと買わないという話です」
城内会長、辞任含め10日までに結論 自民静岡県連・支部代表者会議で考え示す
自民党県連は1日、支部代表者会議を静岡市葵区で開き、党推薦候補が敗れた知事選を総括した。城内実会長(衆院静岡7区)は自身の進退について、10日の静岡県連大会までに辞任を含めて結論を出す考えを重ねて示した。会議では対立候補を支援した関係者に厳しい処分を求める声が相次いだ。 会合は非公開。城内会長は終了後、「結果を出せず、責任を取らなければならない。しかるべきタイミングで出処進退について決断する」と記者団に述べた。来週中に県連所属国会議員の会合を開いて最終決定する。 知事選では立憲民主、国民民主両党の推薦を受けた鈴木康友氏が、自民の推薦を受けた大村慎一氏ら5人を退けて初当選した。会議では、自民党
ヒメボタル乱舞 初夏彩るほのかな光 浜松の森林
初夏の夜を小さな光がイルミネーションのように彩る―。浜松市内の森林でヒメボタルが舞い始め、ほのかな光が神秘的な光景を生み出している。 31日午後10時過ぎ、暗闇の中にチカチカとした光が増え始めた。11時ごろにはピークを迎え、共鳴するように点滅しながら木々の間を飛び交う幻想的な空間が広がった。 ヒメボタルは水生のゲンジボタルと異なり、陸生のホタル。発光間隔が短く、撮影すると光跡が点として残る。
公立中高部活動時間に「上限」設定 茨城、生徒ら反発 思惑は平行線 静岡県教委、学校や地域で「柔軟に」
公立中高の部活動時間に2023年度から「上限」を設けた茨城県教育委員会の方針が、学校現場に波紋を広げている。「適切な休養を確保する」との名目で、働き方改革を進めたい教員側は歓迎。ただ、もっと練習に打ち込みたい生徒や保護者らが反発し、思惑は平行線をたどっている。 県教委が設定した部活動時間の上限は、平日2時間。休日は中学校3時間、高校4時間。いずれも週2日以上の休養日が必要で、22年12月に公表した。教員の長時間労働抑制と生徒の心身の健康を守るためとして、約3カ月後の23年4月の運用開始を目指した。 国の指針は平日2時間「程度」としており、より踏み込んだ形だ。スポーツ庁の担当者は「知る限りでは
下田・あじさい祭が開幕 青や紫の花々、初夏の到来告げる
下田市の下田公園で1日、第53回あじさい祭(実行委主催)が開幕した。園内には国内最大規模といわれる約300万輪が植栽されていて、一部のアジサイは見頃を迎えているが全体では三分咲き程度。6月中旬に盛期を迎える見通し。 市観光協会によると、100種類以上のアジサイが園内を彩る。紫や青、白の楚々(そそ)とした花々が初夏の到来を告げていて、観光客が思い思いに散策を楽しんでいる。 初日の開幕式典では関係者がにぎわいの創出に期待を寄せた。市観光協会の渡辺一彦会長は「曇り空でも晴天でも、アジサイは下田の海の青さと溶け合う。極上の景観を多くの人に楽しんでもらいたい」と呼びかけた。 昨夏は10万6200人が来
バラ華やか1500株超 御殿場、2日まで「祭り」
御殿場市印野の富士山樹空の森で1日、御殿場ばら祭り(市バラのまちづくり推進委員会など主催)が始まった。1500株以上の花々が咲き誇る。2日まで。 「樹空の森バラ友の会」が丹精込めて育てたバラが見頃を迎えた。ノックアウト、ビバリー、金蓮歩など多種が植栽され、色とりどりの花が咲きそろう。 会場ではオリジナル品種を含めたバラの苗木、肥料などの販売や同施設ローズガーデンアドバイザーによる講習会、スタンプラリーなどが開かれている。来場者は雲間から富士山が見えると、美しい花との共演を写真に収めていた。初日は御殿場高生によるイベントブースも設けられ、子ども連れが楽しんだ。
音楽フェス「頂」 ファイナルが開幕 県営吉田公園できょうまで
野外音楽フェスティバル「頂―ITADAKI―THE FINAL」(静岡新聞社・静岡放送共催)が1日、吉田町の県営吉田公園で始まった。2日まで。「最高の音楽を最高のシチュエーションで」とのコンセプトで2008年に始まった同フェスは今回で幕を閉じる。 4人組バンド「ASOUND(アサウンド)」がオープニングを飾り、スローテンポなレゲエナンバーを中心に披露した。来場者は初夏の日差しと爽やかな潮風を受けながら、思い思いに体を揺らした。これまでも出演を重ねてきたエゴ・ラッピンの演奏で会場の熱気は最高潮に達した。 今年で7回目の来場という会社員の藤田大輔さん(35)=横浜市=は「誰もが自由になれる極上の
高校生平和大使に谷河さん(東海大翔洋)選出 「被爆者の話、世界へ発信」
世界平和や核兵器廃絶を国内外で訴える高校生平和大使の静岡派遣委員会は5月31日、県内選考結果を発表した。第27代平和大使に東海大静岡翔洋高3年の谷河優那[ゆうな]さん(17)=静岡市葵区=を、長崎派遣代表に不二聖心女子学院高2年の水野可麗[かれん]さん(16)=熱海市=と榛原高3年の粂田陽菜[はるな]さん(18)=吉田町=を選んだ。3人は県庁で記者会見し、平和への思いや活動に向けての抱負を語った。 谷河さんは昨年2月から今年1月まで1年間、軍隊を持たない国であるコスタリカに留学。日本が太平洋戦争で経験したことを現地の生徒に説明し、戦争や平和について意見を交わしたことを振り返った。「広島や長崎
浜松・うなぎパイファクトリー 祝!来場者1000万人 茨城の一家を祝福
うなぎパイなどを製造販売する「春華堂」(浜松市中央区)が同区大久保町に構える工場兼見学施設「うなぎパイファクトリー」の累計来場者数が1日、1千万人を突破し、同施設で記念セレモニーが開かれた。 1千万人目として祝福を受けたのは、観光で訪れた茨城県古河市の会社員倉持貴一さん(39)一家4人。山崎貴裕社長から巨大うなぎパイや特製のキャリーケースなどが贈られ、「とてもラッキーだった。このキャリーケースで浜松を再び訪れたい」と喜んだ。 2005年にオープンした同施設は、看板商品「うなぎパイ」の焼き上げから包装までの生産工程を見学できる観光名所として人気を集め、年間約50万人が来場している。山崎社長は「
沼津・清掃プラント爆発現場公開 市「ルール守り分別を」 一般搬入ごみ受け入れ、3日再開
沼津市は1日、市清掃プラント(上香貫)で5月31日に発生した爆発事故の現場を公開した。同市では近年、ごみにリチウムイオン電池などが混入し、施設や収集車から出火する事故が相次いでいる。市はごみの正しい分別を市民に呼びかけた。中止していた一般搬入ごみの受け入れは3日から再開する。 小型家電などを細かくする破砕機で爆発が起き、男性職員が顔を切るなどのけがを負った。詳しい原因は調査中だが、市はスプレー缶などの可燃性ガスを含んだ物が混入していた可能性もあるとしている。 市クリーンセンター管理課の山岡慶博課長は「燃えやすい物が入っていると、爆発する可能性がある。ルールを守って分別してほしい」と訴えた。
SBSラジオ公開生放送など盛況 静岡市清水区で「ナツイチフェス」 2日まで
SBSラジオの初開催イベント「ナツイチフェス」が1日、静岡市清水区のエスパルスドリームプラザで始まった。2日まで。 8番組のパーソナリティー計12人が出演した公開生放送には、リスナーや買い物客ら300人ほどが集まった。ステージ上で繰り広げられる軽妙なトークに、会場は笑い声や拍手に包まれ、盛り上がった。 イベントではスポーツ選手を招いた座談会のほか、ラジオの仕事体験やパーソナリティーが生実況する赤ちゃんハイハイレースなども行われ、家族連れでにぎわった。各店舗では番組とコラボした料理や飲み物なども販売している。 (清水支局・大村花)
【週間ベストセラー】静岡5月30日・谷島屋本店/東京5月29日・紀伊国屋書店新宿本店
5月30日・谷島屋本店①「クスノキの女神」東野圭吾著(実業之日本社・1980円)②「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈著(新潮社・1705円)③「変な家 2」雨穴著(飛鳥新社・1650円)④「告白撃」住野よる著(KADOKAWA・1650円)⑤「頭のいい人が話す前に考えていること」安達裕哉著(ダイヤモンド社・1650円)⑥「変な家」雨穴著(飛鳥新社・1400円)⑦「俺たちの箱根駅伝 上」池井戸潤著(文芸春秋・1980円)⑧「変な絵」雨穴著(双葉社・1540円)⑨「成瀬は信じた道をいく」宮島未奈著(新潮社・1760円)⑩「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」三宅香帆著(集英社新書・1100円)
大自在(6月2日)「アフリカで、バッグの会社はじめました」
海外を含め社会全体に関わりをもちたいと就活をし、メガバンクから内定を獲得した。ところが「やばっ! 私、まちがったところに来ちゃった…」。入行式で青ざめたという。 アフリカ・ウガンダに工房を構え、現地のシングルマザーらが製作した鮮やかな色彩、図柄のバッグを日本で販売する「RICCI[リッチー] EVERYDAY[エブリデイ]」最高執行責任者(COO)の仲本千津さんは静岡市出身。挑戦の軌跡を「アフリカで、バッグの会社はじめました」(江口絵理著、さ・え・ら書房)で知ることができる。 中学生の時に「国境なき医師団」に関心をもち、高校時代は国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんに憧れ、大
社説(6月2日)裁判員制度15年 市民感覚さらに尊重を
一般市民が裁判官とともに刑事事件を審理する裁判員制度が始まって15年が過ぎた。成人の中からくじで選ばれる裁判員や補充裁判員の経験者は延べ12万4千人を超える。裁判に市民感覚を反映させる目的で導入したが、選ばれても辞退する人の割合は上昇傾向が続き、制度がスタートした2009年の53・1%から23年は66・9%になった。 辞退率上昇の主な要因として、審理期間の長期化による裁判員の負担増とともに、裁判のために休みを取りにくい職場環境も挙げられる。厚生労働省の調査によると、「裁判員休暇」を導入した企業は約50%にとどまる。市民感覚が裁判に反映されたか、尊重されてきたかどうかも検証する必要がある。 裁
時論(6月2日)「政治決断」極めて重い
昨秋、沼津市のJR沼津駅周辺鉄道高架化事業が、10年超の歳月を経て始動した。事業は当時「着工間近」とみられていたが、高架化事業に向け最大の焦点である同市原地区の新貨物駅ターミナル整備用地の土地収用に急ブレーキがかかり、大幅に遅れていた。 ブレーキをかけたのは、2009年の知事選で初当選した川勝平太前知事の「住民との対話を重視」するとの「判断」。当時、前知事と市民との対話集会を取材した筆者は、この時の情景が今も脳裏に浮かぶ。 長期となった歳月は「必要だった」とする声も聞かれる。一方で沼津市の発展が「10年遅れた」との指摘もある。県行政のトップである知事の「政治判断」は重い。まして「政治決断」は
⚽ジュビロ磐田完敗、連勝ならず 広島の厚い壁に屈す J1第17節
明治安田J1リーグは1日、各地で第17節の試合が行われ、磐田は広島に0―2で敗れ、連勝を逃した。 ①Eピース▽観衆25517人広島 6勝8分け2敗(26) 2(1―0 1―0)0 磐田 5勝3分け9敗(18)▽得点者【広】ソティリウ2(3) 【評】磐田は広島に完敗した。 ブロックで相手の攻撃をしのぎながら好機を待った。上原を起点にペイショットを狙う攻撃を仕掛けるが、リズムをつかめない。前半38分には上原が自陣深い位置で球を失い、先制点を奪われた。 後半15分にはカウンターから2次攻撃を受けて2失点目。その後は金子、古川を投入して反撃を図った。試合終了間際、古川が放ったシュートのこぼれ球を西久
⚽藤枝MYFC 矢村2発、甲府に競り勝つ J2第18節
明治安田J2リーグは1日、各地で第18節の4試合が行われ、藤枝は甲府に2―1で勝利した。 ①藤枝サ▽観衆4413人藤枝 7勝3分け8敗(24) 2(1―1 1―0)1 甲府 6勝4分け8敗(22)▽得点者【藤】矢村2(PK1)(5)【甲】アダイウトン(7) 【評】藤枝が苦しみながらも2―1で甲府に競り勝った。 試合開始から主導権を取り、攻勢に出た。前半4分、矢村がFKを直接決めて先制すると、25分には芹生、28分にもアンデルソンが決定機を迎えた。しかしチャンスを逃すと、34分にクロスから失点し追い付かれた。 追加点は後半26分、途中出場の杉田が抜け出してPKを獲得し、矢村が決めて勝ち越した。
藤枝東高文化祭 創立100年企画でサッカー部員が児童レッスン
藤枝東高は1日、文化祭「千南祭」を同校で開いた。創立100周年企画として、サッカー部員によるサッカークリニックが行われ、高校生と小学生が交流を深めた。 児童約40人が名門校の選手の技術を体感した。部員の指導を受け、シュートやパス、ドリブル練習に取り組んだ。部員対小学生の試合では高校生がむきになる姿や、小学生が得点を決める場面も見られ、保護者や教職員らを楽しませた。 文化祭は、3年生がクラス対抗で競う演劇コンクールの優秀作品の一般公開、生徒有志による空手やダンス、バンドといったステージ発表、ゲームやお化け屋敷、飲食販売などのクラス展も行われ、地元住民らでにぎわった。
ファッションショーに男子生徒初参加 沼津中央高 文化祭盛り上げ
沼津市の沼津中央高は1日、同校の文化祭ステージの部を市民文化センターで開いた。20年以上続くファッションショーには男子生徒も初参加し、会場を盛り上げた。 ファッションショーには、手芸部や生活文化コースの生徒約90人が参加した。テーマの「ニューセンチュリー」に沿って衣装を仕上げた。男子生徒は人気ゲームのキャラクター「マリオ」などの衣装を披露。女子生徒は華やかなドレスや和服などを身にまといステージ上を歩くと、観客からは大きな拍手や声援が送られた。 手芸部の佐野日和部長は「男性にも入ってもらえて感謝。みんなで作り上げたショーを成功できて良かった」と話した。
伝統工芸に親しんで 「しずおか特産品まつり」、駿河竹千筋細工体験も
静岡市内の伝統工芸品を集めたイベント「しずおか特産品まつり」(市主催)が1日、同市葵区の青葉シンボルロードで始まった。2日まで。 駿河漆器や駿河張下駄(げた)など約10種類の伝統工芸品が並び、職人がデザインのこだわりや使い方などを丁寧に説明した。静岡竹工芸協同組合(同区)による駿河竹千筋細工の体験コーナーでは、来場者が「こうやって作っているんだ」「菓子を入れて使いたい」などとやりとりしながら、地元の伝統的な工芸に親しんだ。 敷居が高いイメージがある工芸品を、幅広い世代に気軽に手に取ってもらうことを目的に開催した。
⚾ヤマハ、第1代表決定戦へ 野球・都市対抗東海地区2次予選
社会人野球の都市対抗東海地区2次予選は1日、愛知県の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで第1代表3回戦を行い、ヤマハ(浜松市)がホンダ鈴鹿(鈴鹿市)に3-2でサヨナラ勝ちし、代表決定戦に進出した。ヤマハは六回、永浜晃汰と宮崎竜成の連続二塁打などで2点を先行。その後、同点とされて迎えた九回は秋利雄佑(常葉菊川高出)と網谷圭将の連打、大本拓海(掛川西高出)の申告敬遠で無死満塁とし、永浜の押し出し四球で決着した。先発佐藤廉は8回⅓を2失点と粘投し、有本雄大が好救援した。 ヤマハは4日、6年連続の本大会出場を懸けて三菱自動車岡崎(岡崎市)と対戦する。 ▽第1代表3回戦ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)0000001
東レ新監督に阿部コーチ バレーボール、SVリーグ
10月開幕のバレーボールSVリーグ男子に参入する東レは1日、新監督に阿部裕太コーチ(42)が昇格すると発表した。また、同日からチーム名を「東レアローズ静岡」に変更するとした。 阿部新監督は元日本代表のセッターで2004年に東レ入り。同年度のVリーグ初優勝、08~09年のプレミアリーグ優勝に貢献した。12年にサントリーに移籍し、17年にはコーチ兼任選手として東レに復帰。19年に現役を引退し、コーチを務めていた。阿部監督は「世界屈指のリーグを目指すSVリーグで必ずトップを勝ち取るという強い覚悟を持ち、常勝チームを目指す」とコメントした。
【静岡新聞社の本】「焼津かつおぶし物語 地域産業の伝統と革新」
船が接岸する港すらない小さな漁村だった焼津は今や全国有数の水産都市となった。発展の礎となったのはカツオ漁とかつお節製造業。その歴史に迫る。 漁師は漁法や漁場の開発に努め、かつお節職人は各地の産地と交流しながら加工の腕を磨いた。それを地元の仲買人、問屋らが支えた。多くのプロフェッショナルの取り組みが、どのようにして業界発展に結び付いていったのか。時代背景とともに歩みを丁寧に振り返る。 製法やうまみの魅力も紹介。伝統的な地場産業が秘める未来へ向けた可能性についても展望している。 (川口円子、中村羊一郎著・1980円)
桐陽がサヨナラ初V 静岡県高校総体・ソフトボール
静岡県高校総体は1日、ソフトボールなどを行った。ソフトボール女子決勝は、桐陽が4-3で聖隷クリストファーにサヨナラ勝ちし初優勝を飾った。 (牧之原市相良総合グラウンド) ▽女子決勝桐陽 4―3 聖隷クリストファー(延長9回) 小技と機動力 持ち味発揮 ソフトボール女子の桐陽は持ち味の小技と機動力を駆使し、聖隷クリストファーに延長九回サヨナラ勝ち。創部22年目で初の県タイトルを手にした。 延長九回1死三塁。日高が目いっぱいバットを伸ばし外角のボール球を転がした次の瞬間、スタートを切っていた三走が生還した。「ずっとつなぎ役になろうと考えてきた」という3年生が、ここ一番で磨き上げたエンドランを成
親と離れる環境 徐々に(松尾直博/東京学芸大教授)【もう慣れた?新生活③】
保育園や幼稚園、こども園に通い始めることは、幼い子にとって冒険に出掛けるようなものです。 保育室や園庭は家より広く、過ごしやすいですが、最初はその広さに戸惑う子も少なくありません。大勢の人が行き交い、笑い声、泣き声、騒ぎ声といった刺激もたくさん。色鮮やかなおもちゃや掲示物、遊具は慣れれば楽しいですが、最初は圧倒されて混乱したり、怖がったりする子もいます。 両親や祖父母ら家族、親族と長時間離れて過ごすのも初めてでしょう。園では自分だけを付きっきりで見守ってくれる大人はいません。他の子との小競り合い、物の取り合いは日常茶飯事。譲ったり、我慢したり、待ったりすることが求められます。好きな遊びをして
剣道女子団体、翔洋が連覇 男子個人は菊前(磐田東)制す 静岡県高校総体
静岡県高校総体は1日、剣道などを行い、剣道女子団体は東海大翔洋が1-0で磐田西を下し、2連覇を果たした。男子個人は菊前陽(磐田東)が頂点に立った。男子団体と女子個人は2日に行う。 (県武道館) ▽女子団体 ①東海大翔洋②磐田西③浜名③浜松湖北 ※1位は全国大会、上位4校は東海大会へ ▽男子個人 ①菊前陽(磐田東)②坂本(磐田南)③山内(磐田西)鈴木(浜名)⑤森下(星陵)柘植(浜名)高谷(磐田西)藤雄(磐田東) 菊前 打突力を磨き悲願 剣道男子個人は磐田東の菊前が初優勝。西部地区予選は6位と苦しんだが、この日は積極的に攻めて主将の意地を見せた。 準決勝で難敵の鈴木(浜名)を延長で破ると西部1
セカンドライフでお茶作り 浜松の団体 営農継続困難な畑を活用 人脈基に販路開拓
浜松市天竜区二俣町を拠点に中山間地活性化に取り組む団体「元気里山」が、営農継続が難しくなった農地を活用した農薬・化学肥料不使用の茶業を推進している。会社を定年退職したり、子育てが終わったりした後の「セカンドライフ」として農業に携わるメンバーが中心となり、現役時代に培った人脈を基に販路開拓を進める。 磐田市大平の茶園で5月上旬、摘採作業が10人ほどで行われた。陽光を浴びて黄緑色に輝くつややかな新芽の中を、可搬型の摘採機が進む。茶園面積は約3千平方メートル。収穫作業は短期集中で行い、袋井市の工場で製品化する。一番茶に全力投球し、二番茶や秋冬番茶は生産しない。田畑敏昭会長(80)は「無理に生産数量
静岡茶の魅力広くPR、人気 ガーデンパークカフェ 2日まで浜松【浜名湖花博2024】
「浜名湖花博2024」の浜名湖ガーデンパーク会場(浜松市中央区)で2日まで、静岡茶商工業協同組合が「ティーカフェ&ガーデン」を出店している。全国から多くの人が訪れる“花と緑の祭典”で、本県の茶の魅力を発信している。=関連記事22面へ 花に囲まれた店内やテラス席では喫茶メニューを提供するほか、同組合加盟の茶商、茶農家などが参加し、煎茶やほうじ茶、和紅茶など厳選した62種類を販売している。 冷茶のテイクアウトでは、花博にちなんだローズ和紅茶など4種を用意した。本山茶の深蒸し茶なども人気を集め、多い時には1日に計700杯以上の売り上げがあるという。 茶の消費拡大を目指して企
【静岡新聞社の本】「まんがでわかる!今川義元ものがたり」
静岡ゆかりの戦国武将、今川義元にスポットを当てた子ども向けの学習まんが。 「公家かぶれ」という軟弱なイメージを持たれがちな義元だが、実際は東海地域に覇を唱えた有能な武将だったといわれている生涯を、静岡市在住の絵本・造形作家がコミカルなタッチで分かりやすくまとめた。 監修は今川氏を長年研究し、大河ドラマなどの時代考証でも知られる歴史学者の小和田哲男氏。巻末には、今川氏ゆかりの人物やスポットの紹介、クロスワードパズルがあり大人も楽しめる。 (たたらなおき作・990円)
⚽清水エスパルス 堅守崩し連勝なるか 2日山口戦【J2見どころ】
清水は現在6位の山口と2日にアウェーで対戦する。先発を入れ替えた前節水戸戦は接戦をものにし、連敗を回避。堅守を崩して再び連勝街道を歩みたい。 昨季は2戦とも完封勝利したが、今季山口は監督が交代。現在4戦負けなしと好調を維持していて、失点数も13とリーグ2位タイの少なさ。秋葉監督は「ボールを奪いにくるときに圧力や速さがある。速いテンポでボールを動かして仕掛けたい」と対策し、今週の練習では相手の守備の攻略に重点を置いた。 コンディション不良のため全体練習を回避している主力もいて、前節から先発が入れ替わる可能性もある。MF乾は「昨季より球際の激しさがある。しっかり勝つ」と誓う。 (運動部・小澤佑太
⚽静岡県高校総体きょう決勝 藤枝東、光る勝負強さ/静岡学園、多彩な個人技
静岡県高校総体サッカーは2日、エコパスタジアムで男女決勝を行う。男子のカードは2年連続9度目の“夏の県王座”を狙う静岡学園と、6年ぶり14度目の全国総体出場を目指す藤枝東。高い個人技を持つ静岡学園に、藤枝東がパスワークで対抗できるか。お互い攻撃力に自信を持つ伝統校が激突する。 静岡学園は高校年代国内最高峰のプレミアリーグ西地区で下位に低迷するが、今季もタレントは豊富。今大会は2戦続けて3得点を挙げ、危なげなく勝ち上がってきた。攻撃陣は加藤、天野らドリブラーがそろい、2年生で10番のボランチ山県が試合をコントロールする。DFラインも矢沢がけがから復帰して安定感が増した。
多様な静岡県産品 都内で販売 2日までマルシェ
静岡県産品の魅力を首都圏に広く発信する「静岡産直マルシェ」が1日、東京都品川区のJR大井町駅前で始まった。2日まで。 菊川茶や川根茶の新茶、うなぎいもの菓子、サクラエビの加工品などが並んだ。県東京事務所は観光や移住の案内をした。ステージイベントもにぎわった。 初めて出展した川根本町の茶農家海野善久さんは「産地が生き残るためにも、こうしたチャンスで販売の間口を広げたい。自然の恵みを受けて栽培した山のお茶ならではの良さを、多くの人に知ってもらえれば」と期待した。 最終日は午前11時~午後5時。5~10日には連携イベントとして、イトーヨーカドー大井町店で「静岡いいら市」が行われる。
傷害容疑で81歳の男逮捕 静岡中央署
静岡中央署は1日、傷害の疑いで静岡市葵区与一6丁目、無職の男(81)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後5時ごろ、同区内の路上で同区のパート従業員女性(53)の頭を殴るなどの暴行を加えて軽傷を負わせた疑い。同署によると、容疑者と女性に面識はなかった。
公然わいせつ容疑で男逮捕 焼津署
焼津署は1日、公然わいせつの疑いで焼津市塩津、会社員の男(31)を逮捕した。逮捕容疑は4月中旬、同市駅北のスーパーマーケットの駐車場で無関係の女性に車内から卑猥(ひわい)な画像を見せ、下半身を露出した疑い。同署によると、容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しているという。
好奇心と行動 人生開く【デジタル社会の不登校論③】
私の息子は、小さい頃から工作が大好き。プログラミング教室に通い始めると、ロボットを制作・操縦するロボットプログラミングにのめり込みました。 好きなことと、やりたくないことが明確なタイプだったのと、「保健室登校」した長女の経験も踏まえ、小学校はアクティブ・ラーニング(課題発見・解決に向けて主体的に学ぶ学習)中心の国立に入れました。 そこは先生が一方的に教えるのではなく、生徒の意見や個性を尊重する教育環境。息子の自主性はぐんぐん伸び、仲間と一緒にロボットプログラミング大会を目指すように。私も本人がやりたいことを全力でサポートしました。 息子は小学3年生で世界大会に日本代表として出場し、7位に。「
記事読み行動 認知症支援 22、23年度新聞感想文最優秀 掛川西中2年・礒部葵衣さん【月刊一緒にNIE@しずおか】
しずおか新聞感想文コンクールで2022年度は小学生の部、23年度は中学生の部で最優秀を連続受賞した掛川西中2年の礒部葵衣さん(13)。23年度は認知症と共生社会に関する新聞記事をきっかけに認知症サポーターになった過程をまとめ、記事を自分の問題としてとらえ、行動につなげた点が評価された。 話し好きだった祖母の口から言葉が出にくくなったのは数年前。若年性アルツハイマー型認知症と診断された祖母から「もういい」と会話を打ち切られてしまうことが増えたという。認知症サポーターを取り上げた記事を機に掛川市の養成講座を受講して学びを深め、身近な人に寄り添うすべを学んだ。 葵衣さんが意識したのは、自尊心を傷つ
【6月の病害虫予想】温州ミカンや柿で発生注意
6月の気温は平年並み、雨量は平年並みかやや多いと予想される。静岡県病害虫防除所は温州ミカンや柿で病害虫の発生が助長される可能性があるとして、注意を呼びかけている。 【温州ミカン】5月上旬の巡回調査で、ミカンハダニの平均寄生葉率は12・5%(平年2・4%)だった。土着天敵を保護・利用すれば、6月の防除を省くことができる。ただ、寄生葉率が30%を超える場合は薬剤で防除する。 【稲】5月中下旬の調査でカメムシ類の発生が平年より多かった。水田周辺の除草は密度低下に有効。ただ、出穂直前の除草はカメムシ類を水田内に移動させるため、出穂10日前には除草を終了する。 【柿】前年9月の巡回調査では、落葉病の発
【情報市場】企画展「茶摘みの移り変わり」
ふじのくに茶の都ミュージアムは6月15日から10月14日まで、企画展「茶摘みの移り変わり」を開催します。本展では、緑茶の生産工程のうち「茶摘み」に注目し、手摘みから機械で刈る方法までの移り変わりとそれぞれの特徴を紹介します。詳細は同ミュージアムのウェブサイトをご確認ください。 ▽所在地 島田市金谷富士見町3053の2 ▽観覧料 一般300円、学生・70歳以上・障害者手帳をお持ちの方は無料 ▽開館時間 午前9時~午後5時(最終入館午後4時半) ▽休館日 火曜日(祝日の場合は翌平日)
マゴチ 夏のフグ 薄造り 甘み、食感魅力(静岡県水産・海洋技術研究所)【旬の魚・こぼれ話】
マゴチという魚をご存じだろうか。「夏のフグ」や「てっさ(フグの刺し身)並み」とも称されるおいしい夏の魚である。マゴチは、内湾や河口を好み、遠州灘や浜名湖のような水深30メートル以下の浅い砂地に生息している。産卵期は地域的な差があり、4~7月ごろ。一般的な魚は産卵後に痩せてしまうため産卵前が旬となることが多いが、マゴチは産卵期でもおいしく食べることができ、旬の時期が長い。全長は平均40センチ前後だが、大きい個体だと70センチに達することもある。 マゴチはハゼを大きく平たくしたようなユニークな姿をしている。その見た目とは裏腹に、薄造りの刺し身は淡泊でほんのりとした甘みと、コリコリとした歯ごたえの
事件事故防止と災害対策重視 自動ブレーキ体験も 掛川署協議会
掛川署協議会が30日、同署で開かれ、夏季の事件・事故の防止、自然災害対策の2点を重視した施策推進を決めた。協議に先立ち、自動ブレーキなどの安全運転支援装置を搭載した乗用車に試乗し、メーカーによる交通安全の取り組みに理解を深めた。 同署管内の2024年1~4月の人身事故発生件数は前年同期比41件増の227件、前年同期にゼロだった死者数は3人、負傷者数も増え、トリプル増になった。鈴木康弘署長は、近隣署より発生件数が多いとした上で「交通指導取り締まりをこれまで以上に強化している。署を挙げて抑止に取り組んでいく」と説明した。
カスミソウなどに囲まれパチリ 規格外の花活用した撮影会 菊川の写真館とアレンジ教室
菊川市堀之内の写真館「カメラのかじスタジオ」と同市のフラワーアレンジメント教室「はみんぐばーど」は1日、規格外の牧之原市産カスミソウなどを活用した撮影会を同写真館で行った。 規格外で市場に出荷されない花を活用した取り組み。カスミソウ約100本、白色のガーベラ約30本を使った華やかなフォトブースを設置した。市民らは、自分のタイミングでシャッターを切るセルフ撮影会を楽しんだ。 親子で同市から参加した篠田由加利さん(37)は「子どもと2人で写真を撮れていい機会になった」と語り、咲菜ちゃん(5)は「楽しかった。お花はすごくきれい」と笑顔で話した。 花を用意したはみんぐばーどの吉田慶子代表(38)は「
「夢に向かって目標を」 五輪ソフト金メダリスト・渥美さん 浜松・佐鳴台中で講演
浜松市中央区の佐鳴台中学校区青少年健全育成会は31日、東京五輪ソフトボール金メダリストの渥美万奈さん(34)=同市出身=を招いた講演会を佐鳴台中で開いた。同校の全校生徒と佐鳴台小6年生、保護者ら約350人が聴講した。 「夢をつかむ」と題して語った渥美さん。将来の夢を決めた上で、身の回りの小さな目標を設定し、一つずつ達成することが大切と呼びかけた。「話した言葉は自分も聞いている。前向きな言葉を発するように意識してきた」と自身の経験を語った。周囲へのあいさつや、感謝の気持ちも大事だと説明。「保護者に『ありがとう』と伝えるのが恥ずかしい人は、母の日や父の日に贈り物をしてみては」と呼びかけた。
秋楽しみに田植え体験 中川小・聖隷クリストファー小・浜松湖北高
浜松市浜名区細江町の中川小近くの田んぼで31日、同校と聖隷クリストファー小(同市中央区三方原町)の5年生計約100人が田植えを体験した。JAとぴあ浜松湖北地区の協力で実施する恒例行事。 子どもたちは、広さ約10アールの田んぼに2列に並び、両側に向かって下がりながら「にこまる」の苗を等間隔で植えた。同市浜名区引佐町の浜松湖北高3年生35人も参加し、同JA職員や女性部員とともに児童をサポートした。 森山すみれさん(11)=中川小=は「こつをつかんだ後はスムーズに植えられた。高校生とも仲良くなれた」と笑顔を見せた。児童は、9月に稲を束ねるすがい作りに取り組み、10月に稲刈りも体験する。
職人技にチャレンジ!! ミニ畳やアートモザイク、盆景など5講座 浜松開誠館中・高
ものづくりの楽しさを技能士から学ぶ県主催の「WAZAチャレンジ教室」がこのほど、浜松市中央区の浜松開誠館中・高で開かれた。中学2年生87人がミニ畳、アートモザイク、盆景、篆刻(てんこく)、コサージュの五つの講座に分かれ、職人技を体験した。 県造園技能士会の講師から盆景の技術を学ぶ講座には約20人が参加した。B5サイズのトレーに土を入れて土台をつくり、苗木や流木、石などの材料を思い思いに配置して小さな自然風景を完成させた。土台部分の高低差で立体感を演出したり、白い砂を敷き詰めて水の流れを表現したりと、細部までこだわった。 内藤壮琉さん(13)は「川の上流下流で、大小の石を使い分けるなどリアルさ
健康づくり楽しく学ぶ 清水町で啓発イベント
清水町は1日、町民の健康づくりを推進する啓発イベント「健康まつり」を町地域交流センターで開いた。来場者は血管年齢や骨密度の測定で体の状態を確認したほか、歯や栄養の大切さについて体験やゲームを通じて楽しく学んだ。 歯の健康ブースでは、虫歯菌から出た酸が歯を溶かすことで虫歯ができることを説明。フッ素が酸に強いことを確認する実験や、虫歯治療や歯の石こう模型作りの体験ブースを設けた。オムレツや野菜などのイラストが描かれたカードを釣ってバランスの良い朝食メニューを作るゲームもあり、子どもたちが楽しんだ。
三島・芙蓉台自治会50年 住民祝う 演奏や作品展 2日まで文化祭
三島市の芙蓉台自治会の設立50周年記念文化祭が1日、芙蓉台公民館で始まった。2日まで。初日は恵明キッズフヨウビレッジの園児による太鼓やしゃぎり保存会の演奏が披露され、多くの住民が節目を祝った。 安心安全な住みやすいまちを次世代に引き継いでいこうと、例年開催する絵画や書道などサークル活動の作品展の規模を拡大した。会場ではヨーヨー釣りや輪投げ、野だてが催され、子どもから高齢者まで幅広い年代の住民が触れ合った。 同地区は1973年3月に入居が始まり、2年後に自治会が発足。現在約900世帯の2200人以上が住んでいる。
小山の住民が避難所運営実習 土砂災害、河川氾濫備え訓練
小山町は1日、豪雨による土砂災害や町内を流れる野沢川の氾濫に備えた住民避難訓練を同町の成美小体育館で行った。住民が避難所運営の方法を学び、行政と連携し安全を確保する災害時対応に理解を深めた。 2010年の台風9号で野沢川が氾濫し、大規模な土砂災害も発生した柳島、藤曲、中島、湯船の4区をモデル地区に設定して実施した。町からの避難指示を同報無線や広報車などで覚知した住民約70人は、体育館に次々と避難。受け付けの実践や段ボールのパーティション組み立て、簡易トイレの使用法学習など避難所運営実習に取り組んだ。 2日は水防訓練を行い、町内の自主防災会、消防団、防災士連絡会の関係者ら約110人が陸上自衛隊
文化祭にパンや菓子8店ブース 富士宮西高生が商店街と連携 接客ノウハウ吸収、商品販売
富士宮市の富士宮西高1年生と市内の商店街が協力して1日、同校文化祭「紫翠祭」で商品を販売した。生徒は接客のノウハウを学びながら、店主らとの交流を深めた。 各教室にパンや菓子を扱う8店舗がブースを構えた。開店と同時に大勢の客が教室に流れ込んで商品を買い求める中、生徒は袋詰めや現金の受け渡しを分担し、店主らとの世代を超えたチームワークで手際よく行列をさばいた。 紫翠祭では昨年から、中心市街地の商店による「出張商店街」活動とタッグを組み、今年は初めて接客を共に実施した。企画を担当する生徒会の3年秋山月咲さん(17)は「地元の店との距離感が一気に縮まるようにと思って準備した」と話した。 (富士宮支局
中学生、プロから吹奏楽学ぶ 三島で初心者教室 小学生向け楽器体験も
NPO法人静岡地域教育芸術協会と三島市民文化会館は1日、小中学生の初心者向け吹奏楽教室を同会館で開いた。同市や裾野市など周辺市町の約110人が、プロ演奏家らから楽器を楽しむための基本を教わった。 中学の吹奏楽部に入部した生徒に基本的な奏法や練習法を伝え、意欲的に練習に取り組んでもらうのが目的。音楽を楽しむ子どもの裾野を広げようと、小学生向けには楽器体験を用意した。同会館を拠点とするプロアマ混合オーケストラ「三島ゆぅゆぅ祝祭管弦楽団」の団員や、U―15伊豆中学生選抜吹奏楽団の講師らが指導した。 中学生向けの講習会は楽器ごとに分かれて行った。トランペットやクラリネットは、正しく音を出すための口の
製造、建設業など20社が説明 沼津で転職就職フェア
エンジニアリング業や人材派遣業などを手がける清水町の「BRICS(ブリックス)」は1日、転職、就職フェア「アドキャリ」を沼津市のキラメッセぬまづで開いた。 「緊張せずに参加できる就職フェアを開きたい」と企画。県東部を中心に製造業や建設業など約20社がブースを構え、会場中央には芝生広場とハンモックなどを置いた「チルエリア」を設けた。キッチンカーとラーメン店が出店した。 来場者はブースを巡り、企業の担当者から説明を受けた。吉本興業「静岡県住みます芸人」のコンビ「ぬまんづ」や、さこリッチさんも来場し、会場を盛り上げた。富士市から訪れた40代女性は「いろんな企業と雑談もできて楽しかった。気楽な雰囲気
伊東「ごみゼロ」へ 市民協働で清掃に汗 63団体1326人参加
伊東市は1日、市民協働の市内一斉清掃活動「ごみゼロ運動クリーン作戦」を行った。63団体1326人が参加し、各所で環境美化に汗を流した。可燃、不燃のごみ計2170キロを回収した。 ごみゼロの日(5月30日)に合わせた活動で、観光都市としてのイメージアップやポイ捨て防止啓発などを目的に1997年度から行っている。海水浴シーズンに多くの来訪者を迎える伊東オレンジビーチでは、参加者が浜辺を歩きながらごみを拾い集めた。 作業開始に先立ち、同市東松原町のなぎさ公園で出陣式を開いた。小野達也市長は「観光客もだいぶ回復している。ホスピタリティーを磨く活動の一環に」と呼びかけた。
グルメとペット イベントにぎわう 富士で2日まで
富士市の中央公園で1日、グルメとペットのイベント「フジヤマデイズ ライフスタイルフェスタ」(実行委主催)が始まった。2日まで。 おにぎりや唐揚げ、クレープなどのキッチンカーをはじめ、2月のふじのみやプリンまつりに参加した人気店も出店。犬のおやつを販売するマルシェや多肉植物の販売コーナーのほか、ダンスや縄跳びのステージもにぎわっている。 企画したイベント運営会社「レントオール富士」の担当者は「地域の関心が高い店舗の力を借りて、今後も多くの人に楽しんでもらえるイベントに育てていきたい」と話す。 2日は午前10時から午後5時まで。
タイムカプセル 小山・成美小で50年ぶり開封 新聞、教科書…思い出懐かしく
小山町の成美小は1日、50年前に同校の児童たちが埋めたタイムカプセルの開封式を体育館で開いた。児童に加えて当時在校生だった地域住民らが見守り、懐かしい思い出に浸りながら同校の歴史を振り返った。 タイムカプセルは同校の100周年記念事業として埋められた。「50年後開函用」「100年後開函用」の2種類が同校の集いの広場に保管され、今回は150年目の節目に合わせて学校祭「成美まつり」の中で一つ目を開封した。 当時在校生だった北條和広校長(59)がブリキ箱を開け、50年前の新聞や教科書、卒業記念誌、菓子箱、同町の広報紙などを取り出した。「コンクリート校舎に変わっていて、花や木も増えてきれいだろうな」
常葉大生「花と芸術楽しんで」 浜松市役所で9日イベントPR【浜名湖花博2024】
常葉大経営学部(浜松市浜名区)の学生らが31日、市役所に中野祐介市長を訪ね、市内で開催中の「浜名湖花博2024」に合わせて企画したイベント「はままつフラワーパーク芸術祭」(静岡新聞社・静岡放送後援)をPRした。 アートがテーマのイベントは6月9日に花博のはままつフラワーパーク会場(中央区)で開催する。手作りのフラワーアートを飾り付け、浜松東高のダンス部や書道部、浜北西高吹奏楽部、同大軽音部、天竜区の和太鼓グループ「龍勢組」のステージなどを行う。 中津川智美教授のゼミが花博の集客や浜松の魅力発信に貢献しようと、昨年秋からイベント内容の検討や協賛企業集め、チラシやSNSを活用した広報活動などに取
熱中症対策、避暑用施設に民間12カ所 浜松市指定第1弾
浜松市はこのほど、熱中症予防のための避暑用施設「クーリングシェルター」の第1弾として、市内の民間施設と公共施設の計72カ所を指定した。冷房の効いた官民施設を市民の休憩場所として開放する。 今回指定された民間施設は趣旨に賛同し、市の公募に手を挙げた商業施設やホテル、金融機関など12カ所。営業時間内にイートインスペースやロビーなどを休憩場所として提供する。公共施設は市役所や図書館、行政センター、協働センターなど60カ所を無料開放し、市民を受け入れる。 市はクーリングシェルターに協力してくれる民間施設を随時募集している。指定施設や詳細は市ホームページに掲載している。 問い合わせは市カーボンニュート
イグサと領主の遺徳知って 浜松市浜名区・細江神社で植え付け
江戸時代に畳表の原料となるイグサの栽培を浜松市浜名区細江地区で普及させた気賀の領主近藤用随(もちゆき)を祭る細江神社境内の藺草(いぐさ)神社で1日、毎年恒例のイグサの植え付けが行われた。 同神社によると、1707年の大地震と津波で浜名湖沿岸の水田の稲が全滅した際、用随が塩害に強いイグサを九州から取り寄せて栽培を推奨したという。イグサを使用した畳表の製織は地域経済を潤し、多くの農民を救ったとされる。 氏子総代6人と藤野信幸宮司が、約30本を植え付けた。藤野宮司は「災害の復興事業として始まり、ミカンの栽培が普及した1960年代まで盛んに行われていたイグサ栽培の歴史を知ってほしい」と話した。
地域独自の暑さ対策を発表 浜松など5市「アツいまちサミット」
国内の歴代最高気温を記録した浜松市など5市による「第11回アツいまちサミット2024」(一般社団法人アツいまち主催、伊藤園共催、環境省後援)が1日、埼玉県熊谷市で開催された。「水分補給」をテーマに、各市で計画されている地域資源を活用したユニークな暑さ対策を共有し、全国に向けて発信した。 浜松市は、浜松まちなかマネジメントの清水英貴さんや市役所の小粥圭一シティプロモーショングループ長らが発表をした。子ども向けの屋外イベントの一環で、8月3日に地元産業の遠州織物や注染染めの体験を予定していると説明。伊藤園の協力も得て待ち時間に水分補給をしてもらい、大切さを訴えるとした。 浜松市は2020年8月に
「東照宮祭」昇殿し参拝 静岡浅間神社内の八千戈神社 美しい社殿装飾も堪能
静岡市葵区の静岡浅間神社で1日、境内の八千戈(やちほこ)神社に併せて祭られている東照宮の例祭「東照宮祭」が行われた。 市民が八千戈神社に昇殿して参拝できるのは年に2回のみ。神職が厳かに祝詞を読み上げると、静岡浅間神社総代の安池照江さん(88)をはじめ、集まった多くの参拝者が次々に昇殿し「二礼二拍手一礼」の作法で参拝した。普段は近くで見ることのできない社殿の美しい装飾を写真に収める様子も見られた。 東京の養国寺に祭られていた東照宮は、1897年に八千戈神社に合祀(ごうし)された。現在、八千戈神社には19の神社が併せて祭られているという。次に昇殿参拝ができるのは10月の例祭。 (社会部・鈴木志穂
子どもと高齢者守る 焼津署協議会、5~8月の重点業務
焼津署は30日、2024年の第2回警察署協議会を同署で開いた。5~8月の重点業務を「子どもと高齢者の犯罪被害防止と交通事故防止対策の推進」とした。 具体的には少年の非行防止と犯罪被害防止、高齢者の特殊詐欺被害防止、交通事故防止に取り組む。市民から選ばれた委員からは「警察官による街頭活動を積極的に進めてほしい」などの要望が挙がった。 1~4月の重点業務だった交通事故抑止対策についての報告も行った。高齢者や外国人への講習、通学路周辺の取り締まりを実施。期間中の人身事故件数は前年同期比7件増の250件、負傷者数は同21人増の312人だった。
折戸なす豊作祈り 久能山東照宮に奉納 静岡市清水区の生産者ら
静岡市清水区のJAしみず折戸なす研究会(桜田盛己会長)は1日、同市駿河区の久能山東照宮に徳川家康が好んで食したとされる「折戸なす」を奉納した。生産者ら関係者9人が参拝し、豊作を祈願した。 折戸なすは清水区三保・折戸地区の在来作物で、丸い形と濃い紫色が特徴。肉厚で甘みのある味わいを楽しめるという。同研究会によると、明治期に生産が途絶えたが、2005年に地元農家が生産を再開し、07年から同宮に献上している。現在、6軒の農家が生産していて、6~7月に出荷の最盛期を迎える。 桜田会長は「今後も生産者が一丸となり、品質向上を目指していく。由緒ある折戸なすを多くの人に味わってもらいたい」と生産への意欲を
特殊詐欺被害や交通事故防止 島田署協議会
島田署はこのほど、警察署協議会を同署で開き、管内の住民でつくる委員9人と特殊詐欺被害や交通事故の防止に向け話し合った。 同署の担当者が管内の特殊詐欺被害と交通事故の発生件数や推移を説明。県内で急増するロマンス詐欺やSNS型投資詐欺の手口や特徴についても解説した。防犯講座や交通安全教室など1~4月に行った活動も報告された。同委員からは自転車の運転マナーについての質問などがあった。 5~8月の業務推進重点として、水難・山岳事故防止対策と特殊詐欺等被害防止対策を掲げた。
国際ソロプチミスト焼津 認証30周年の節目祝う
国際ソロプチミスト焼津(法月美穂会長)はこのほど、認証30周年記念式典を焼津市内のホテルで開いた。関係者約140人が出席し、節目を祝った。 同団体は1994年、静岡県内13番目のソロプチミストとして発足した。アフリカ・モーリタニアの支援をはじめ、焼津市への継続的な絵本の寄贈など社会奉仕活動を展開。地元の焼津高や静岡福祉大との連携も進めている。 法月会長は「会員13人と微力だが、今後も力を合わせて奉仕活動に取り組んでいきたい」とあいさつ。30周年記念事業として市社会福祉協議会や焼津福祉会など4団体への寄付を行い、関係者に目録を手渡した。 式典に続いて歌手の秋川雅史さんらによるコンサートを開催し
マジックで認知症予防 マギー塁さんがこつ伝授 島田
静岡県中部で活動するマジシャンで認知症サポーターのマギー塁さん(39)は1日、島田市川根町身成のいっぷく茶処やませきで「おしゃべりマジックカフェ」を開いた。脳を活性化させることで認知症の予防と改善につなげようと実施した。 紙コップとスポンジを使ったマジックを披露した後、タネを明かし参加者にマジックのこつを伝授した。山関園製茶(同市川根町)が所有する茶園で茶摘み体験も行った。 マギーさんは「細かく指先を使うことで良い刺激となる」とマジックをする利点を語った。参加者には茶の製造過程で捨てられる出物(茶の茎や粉)もプレゼントされた。
茶況(6月1日)鹿児島産二茶、軟調に推移 静岡茶市場
静岡茶市場で鹿児島県産二茶の取引があった。本土物は買い手の満腹感や鹿児島県茶市場での相場などを受け、軟調となった。穎娃は上物が100円安の800円で、500円台半ばの手合わせも増えてきた。知覧は800円台から700円台が中心。種子島は最終盤で、来週中には二茶生産を終える見込み。 2日は静岡茶市場が休業、市中取引も休止する。◇鹿児島県茶市場(キロ・円)▽煎茶上場 108,925キロ 1,236~180(平均698) 藤枝 JA大井川の関係者と生産者が3日、今期の新茶の完成報告を兼ね、地元ブランド「藤枝親茶(しんちゃ)」を藤枝市長に贈呈する。 島田、金谷、川根 川根の二茶は15日前
⚽アスルクラロ沼津 持井選手「自信持って振っていく」 2日に富山戦、勝ち点奪取へ意気込み
サッカーJ3アスルクラロ沼津は6月2日、7位のカターレ富山をホームの愛鷹広域公園多目的競技場で迎え撃つ。現在3位だが、富山との勝ち点差は1。直近5試合で勝利がない沼津にとって、なんとしても勝ち点3をもぎ取りたい。 課題は決定力不足。25日の天皇杯のJ3岐阜戦ではサイドから攻撃を仕掛けたがラストパスの精度を欠くなど決めきれず、0-1で敗北を喫した。中山雅史監督は「より多くのチャンスを作り、冷静な判断や精神力が必要」と分析した。 昨季の富山戦で先制点を決めた持井響太選手は「チャンスは作れている。自信を持って、振れるところは振っていきたい」と意気込んだ。2日は午後2時キックオフ。 (東部総局・日比
新居図書館の100歳祝う 記念イベントでフルートと琴演奏 湖西
湖西市立新居図書館は1日、開館100周年を記念した「新居図書館100歳のお誕生日会」を館内で開いた。フルートと琴の演奏会では、来館者が市の公式キャラクター「うなぽん」と共に誕生日の歌を歌うなどして節目を祝った。 閲覧室を望む2階ロビーで開いた演奏会には、県西部や愛知県で活動するグループ「pomecolo(ポメコロ)」が出演。ジブリ映画の主題歌や昔話の朗読を織り交ぜた楽曲などを演奏し、親子連れなど住民が美しい調べに耳を傾けた。5月31日に公開されたうなぽんのテーマソングも披露され、来館者にはうなぽんの4コマ漫画を印刷した記念しおりを贈った。 同館は1924(大正13)年6月1日、旧新居町の町立
冷凍ギョーザ盗んだ疑い 57歳の男を逮捕 静岡中央署
静岡南署は5月31日、窃盗の疑いで静岡市葵区天王町、無職の男(57)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後9時半ごろ、同市駿河区に設置された冷凍食品の無人販売所で冷凍ギョーザ7点(計約5400円相当)を盗んだ疑い。同署によると、以前から被害があったため、警戒に当たっていた警察官が取り押さえた。
伊豆の国の60代女性 100万円詐取被害 税務署員名乗る男から電話
伊豆の国市の60代の無職女性が5月31日、税務署員を名乗る男からの電話で現金約100万円をだまし取られたと伊豆中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、同日午後4時40分ごろ、男から「納税の超過分をお返しする」「銀行で手続きができる」などと女性宅に電話があった。女性は電話に従って市内の金融機関のATMを操作し、2度にわたって指定口座に振り込んだという。
あなたの街のポケモンは? 静岡県内5カ所に「ポケふた」 鈴木知事、観光誘客に期待
ゲームやアニメが世界的な人気を誇る「ポケットモンスター」のキャラクターがデザインされたマンホールのふた「ポケふた」が県内5カ所に設置されることになり、31日、県庁で5種類のふたが披露された。初の対外公務となった鈴木康友知事は「ポケモンと本県の相乗効果で地域が盛り上がれば」と観光誘客に期待を込めた。 ポケふたは、株式会社「ポケモン」(東京都)が地域とポケモンの魅力を生かした地域振興を目指し、34都道府県に342種類を寄贈してきた。本県の5種類が新たに加わり、静岡市、浜松市、沼津市、富士市、伊豆市に6月中に設置を完了するという。 31日はピカチュウが同席し、県庁内のポケモンファンも見守る中で除幕
静岡県内初の「ポケふた」 葵区・駿府城公園にお目見え 茶畑と「ムクホーク」「フシギソウ」
静岡市葵区の駿府城公園二ノ丸橋に31日、ゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクターがデザインされたマンホール「ポケふた」が県内で初めて設置された。 同市を連想させる城や茶畑とみられる背景に「ムクホーク」と「フシギソウ」が描かれている。同市の望月哲也観光交流文化局長は「静岡にしかないポケふたを見て街歩きを楽しんでもらえれば」と期待した。 ポケモンを通じて地域の魅力を発信するため、ポケモン(本社・東京都)が全国の自治体に異なるデザインのポケふたを寄贈している。同社は県に5枚を寄贈した。同市と浜松、沼津、富士、伊豆の5市に設置される。
被災者支援迅速化システム 静岡県内の導入16市町 メリット大きくも費用ネック
災害後に早期の生活再建を支える被災者生活再建支援システムの導入が2023年度末までに静岡県内の35市町中16市町と、半数弱にとどまっていることが県と各市町への取材で分かった。住家の被害認定調査や罹災(りさい)証明の発行、被災者台帳などを一元管理するシステムで、事務作業の迅速・効率化だけでなく、支援の進捗(しんちょく)を把握でき、申請忘れや支援の漏れを防ぐことができる。被災者にとってもメリットは大きいが、初期投資や維持費など財政負担がネックとなっている。 被害認定調査は、行政職員が現場で調べた結果をパソコンに入力し、住民基本台帳などと連携するため、作業に時間を要する。システムがあると、タブレッ
能登地震5カ月 ボランティアまだ足りない 炊き出し、片付け、補修…多様化するニーズ
能登半島地震は6月1日で発生から5カ月。倒壊家屋がいまだ多く残る石川県輪島市に5月31日入った。輪島中に開設された避難所では、静岡市駿河区の会社員友田伊織さん(28)と栗原亘輝さん(25)が炊き出しを手伝う姿があった。2人は現地に入り、復興の遅れとボランティアの不足を実感させられた。栗原さんは「またボランティアに来たいし、知人も動員したい」とつぶやいた。 この避難所にはまだ約130人が身を寄せる。日中は約半数が学校や仕事で出かけ昼食は70人分。翌日から仮設住宅に移る人も多いことから、特別に豪華なたい飯を準備した。2人はうろこ取りや野菜のカットなど調理を補佐した。炊き出しを続ける地元グループの
岐阜のリニアトンネル工事 静岡県、JRに対応説明要望 井戸水位低下受け
静岡県は31日、岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線トンネル工事で井戸などの水位低下が発生したことを踏まえ、JR東海に対応状況の説明と、高速長尺先進ボーリングによる湧水の管理手法について有効性の再提示を求める文書を送った。 県は文書で、水位低下の発生により工事を中断する事態になったことや、岐阜県への報告が水位低下の確認から2カ月以上後だったことを挙げ「(大井川)流域市町や利水者にこうした状況をしっかりと説明し、地域の不安を解消する必要がある」と指摘した。 13日に開かれた県有識者会議専門部会では、山梨県から県境を越えて県内で実施するボーリング計画を巡り、JRが示した湧水管理やモニタリングの手法を評
記者コラム「清流」 情報発信工夫を
近年の地震や豪雨災害を踏まえ、各地の避難所運営訓練の内容に工夫が施されるようになった。車椅子利用者の支援手順を確認したり、災害関連死を防ぐため栄養のある食材や地元の野菜を使った非常食を準備したり。 一方で感じたのは「情報」への課題だ。ある参加者から「今どこで何が進んでいるの」と声をかけられた。運営は拡声器で説明していたがなかなか伝わっていなかった。「視覚的に分かる情報の随時発信を」と訴えたのは、熊本地震でろうあ者相談員として支援に当たった県聴覚障害協会の小倉健太郎事務局長。 避難所生活の安心材料の一つの鍵を握るのは適切な情報の伝達だ。災害時は、誰もが当事者となり、必要な情報を求める。誰が見て
静岡人インタビュー「この人」 子どもの貧困対策や食育支援に取り組む 森本純子さん(磐田市)
子どもの貧困対策や食育支援に取り組むボランティア団体「あいうえお+プロジェクト」の代表として、子ども食堂「腹ぺこ食堂」(磐田市)を運営する。ひとり親世帯などに月2回、弁当を配布。地域住民と交流しながら食に関心を持ってもらおうと、地域の食材を使った食育イベントも開く。高校生と小学生の息子2人を育てる。45歳。 -子ども食堂を始めようと思った経緯は。 「小児科で看護師をやっていた10年以上前から、子どもたちのために『何かやりたい』という思いが漠然とあった。自分が子育てをする中で野菜を食べたことがない子やネグレクト(育児放棄)などを身近で聞き、目の当たりにした経験もきっかけの一つ。子育てが落ち着い
社説(6月1日)GDP2・0%減 賃上げ進め消費回復を
内閣府が発表した2024年1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)の成長率は、前期比で年率マイナス2・0%となった。このところの物価高による個人消費の低迷が表れた格好だ。マイナスは2四半期ぶり。個人消費とともに景気の柱である企業投資も低迷した。 5月の月例経済報告は生産について「持ち直しの動きが見られる」とし、4~6月期以降はプラス成長に戻るとの見方もあるが、大幅な円安は、なお続いている。輸入原材料や製品の価格は再び上がり始めた。これに伴う物価高が、家計や企業業績を圧迫し続ける可能性がある。先行きは楽観できない。 ことしの春闘で見られた大企業の好調な賃上げ効果を、中小企業まで波及させるこ
透明リードオルガン披露 音が出る仕組み解説 浜松市楽器博物館
浜松市楽器博物館(中央区)は31日、リードオルガンの日(6月1日)に合わせた企画で、特別製の「スケルトンリードオルガン」を同館でお披露目した。修復技術者の和久井真人さん(57)=浜名区=が自身の所持するリードオルガンを一部透明にした楽器で、専門家が構造を解説したり演奏したりして来館者に魅力を伝えた。 1975年の日本楽器製造(現ヤマハ)製。前板や天板部分を透明板にして、内部構造を見ることができるようにした。お披露目会では、同館の鶴田雅之館長が「楽器のまち・浜松」のルーツとなったリードオルガンの歴史を紹介。和久井さんは、ペダルを踏むと空気がリードを震わせ音が出る仕組みなどを解説した。 日本リー
記者コラム「清流」 「故郷愛」続くか
浜松市が行政区再編されて5カ月が過ぎた。現在の同市中央区に親戚がいるのだが、「中央区で事件」と言われても危機感が薄くなってしまった。 以前はそういったニュースを見ると、親戚の家の近くかもしれないと思い確認していた。近頃は「自分には関係ない場所」と軽く流してしまうことも。今後も重大事件や事故が起きても気づかないかもしれない。 民間組織の「人口戦略会議」が4月に発表した報告書では、県東部の複数の市町が「消滅の可能性がある」自治体に該当した。消滅させないために合併を繰り返したとして、いつまで地元の市町を地元だと認識できるだろうか。既に旧町などから複数回住所を変えた人もいる。「故郷愛」をなくさないた
記者コラム「清流」 「名」より「実」を
異例の短期決戦となった知事選が終わった。選挙期間中、候補者は静岡県内各地で支持獲得に向け熱弁を繰り返していたが、限られた時間でのPRに各陣営が苦労したであろうことは想像に難くない。 「短期決戦で投票の決め手になるのは候補者が発するインパクト。政策や理念はもちろん、顔や雰囲気、知名度は重要な要素になる」。県外の知事経験者は自身の経験から取材時にこう力説した。投票先に迷う有権者にとって、知っている名前や顔は判断材料の一つにはなったかもしれない。 ただ、言うまでもなく「名前」だけでは政治はできない。具体的な政策実行力こそ混迷した県政の立て直しには必要となる。真の「オール静岡」を実現するため、県民の
大自在(6月1日)「サラ川」と定額減税
「サラ川」の全国ベスト10が先日、発表された。第一生命保険が1987年にスタートさせた「サラリーマン川柳」。幅広い層から募集するため2022年に「サラっと一句!わたしの川柳コンクール」へと名称変更したが、毎年、世相を映し出してきたことは変わらない。 昨年9~10月に応募された作品は6万5千超。人気投票の対象になった100句を見ると物価高に関連した句のなんと多いことか。新型コロナウイルス禍からの回復に水を差す、食品などの度重なる値上げ。2位の「物価高 見ざる買わざる 店行かず」に思わず膝を打った。 「サラ川」にはベスト10の他、地域を盛り上げたい自治体などの「地元サラ川」がある。静岡県からはサ
架空投資事件 2年前、別の詐欺で有罪 裾野署逮捕の「勧誘役」男
うその投資話で現金をだまし取ったとして、裾野署などが詐欺の疑いで男女4人を逮捕した事件で、このうち勧誘役などを担っていた男が2年前に別の詐欺事件で逮捕、起訴され、執行猶予付きの有罪判決を受けていたことが31日、関係者への取材で分かった。容疑者グループは出資者に不信感を抱かせぬよう、逮捕の事実を伝えず隠していた可能性があり、静岡、長崎県警の合同捜査本部は全容解明を急ぐ。 関係者によると、2年前にも逮捕されていたのは会社員の男(29)=愛知県稲沢市下津片町=。2022年2月、新型コロナウイルス対策で国が事業者に支給する持続化給付金をだまし取ったとして、愛知県警に逮捕されていた。容疑者グループが同
シニアの斉藤 プレーオフ制し初優勝 静岡県アマゴルフシニア選手権
ヤマハカップ第34回静岡県アマチュアゴルフシニア選手権(静岡新聞社・静岡放送、県ゴルフ連盟主催)が31日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース(パー72)で開催された。 シニア(年内で55歳以上、6514ヤード)は斉藤清裕(東名CC)が1アンダーで並んだ佐藤栄祐(太平洋C御殿場C)とのプレーオフに勝ち栄冠をつかんだ。6212ヤードのミッドシニア(同65歳以上)は中安宏元(豊岡国際CC)が2オーバーで、グランドシニア(同70歳以上)は土井致萬(リバー富士CC)が3オーバーで優勝した。 各部門の優勝者は11月6、7日に静岡カントリー浜岡コースで開催される県アマチュアゴルフ選手権決勝の出場権を得た。
⚽藤枝MYFC 鍵握る「ボール保持率」 1日甲府戦【J2見どころ】
藤枝は、1日に11位甲府をホームに迎える。4連勝後、2戦続けて後半追加タイムの失点で勝ち点を逃し13位。昨季2敗した相手を倒し再び上昇気流に乗りたい。 布陣は前節が基本だが、今季全試合フル出場のボランチ西矢が累積警告で出場できない。ここまで7試合出場にとどまるMF新井は「チャンスをものにしたい。セカンドボールを回収し、思い切ってミドルシュートも狙う」と決意を固める。 相手は前線に強力な外国人選手がいる。1日が誕生日のDF中川創は「個のバトルで勝ち、完封したい」と気合十分。甲府市在住の須藤監督も「ボール保持率を上げ、早く攻めきる。前半に得点したい」と意欲を燃やす。 (運動部・寺田拓馬)
⚽ジュビロ磐田 カウンター警戒、連勝狙う 1日広島戦【J1見どころ】
磐田は1日に敵地で広島と対戦する。前節湘南に逆転勝ちし14位に浮上した磐田は強度の高い難敵を攻略して今季2度目の連勝を目指す。 広島は直近2試合負けなしで、前節を終えた時点で8位。得点数、シュート数がリーグ上位で、横内監督は「強度の高い守備から素早いカウンターが相手の長所」と警戒する。ただ「守備一辺倒にはなりたくない。球を奪った後、うまく攻撃したい」ともくろむ。 Uー23(23歳以下)日本代表DF鈴木は広島戦後にチームを離れる予定。相手のセットプレーやカウンターを警戒し「しっかりリスク管理して抑える」と無失点で米国遠征に旅立つ考え。FWペイショットは「アウェーでの勝ち点は大事。拾っていきたい
静岡県内移住2890人 4年連続で最多更新 首都圏に近い東部が4割超
静岡県は31日、行政の支援制度を利用して2023年度に県外から県内へ移住した人が2890人(前年度比9・7%増)と、4年連続で過去最多を更新したと発表した。 地域別では首都圏へのアクセスが良い県東部地域(賀茂地区を除く)が42%を占め、新型コロナウイルス禍後もテレワークなどで出社回数を減らす企業が多いことが県内移住増につながった。 移住者(世帯主)を年代別でみると、最多は30代の34%、次いで20代31・7%、40代14・6%と、20~40代の子育て世代が全体の8割を占めた。東京圏からの移住者は64・6%に上り、中京圏は14・9%、関西圏は4・9%だった。 市町別では、浜松市が545人(15
茶況(5月31日)静岡県産二茶 週明けにも初荷 静岡茶市場と静岡市中
静岡県産二茶は早場所で摘採準備が進み、週明けにも磐田や金谷、浜松などから初荷が届く予定。郡部のあっせん業者は「生産者からはミル芽摘採を心がけると聞く。県外二茶の相場をみると、一茶のような下がり方はしないのではないか」と見通す。 静岡茶市場と静岡市中の県外産二茶取引は、鹿児島県本土物が中心。終盤に入り、買い手に満腹感はみられるが、相場は900円から600円台で底堅い。市中問屋は二茶仕入れについて「鹿児島のものと静岡県内産は全く別物で用途も違う。県産の仕入れも計画しているが、実際は荷を見てから判断する」と話す。◇鹿児島県茶市場(キロ・円)▽煎茶上場 143,920キロ 1,453~
東部保健所管内 70代男性がマダニ感染症「SFTS」 静岡県内で今年2例目
静岡県は31日、東部保健所管内に住む70代男性が、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」にかかったと発表した。県内で今年2例目。 県によると、男性は5月20日に意識障害で医療機関に入院した。左足や左手首にマダニにかまれた跡があったため、県環境衛生科学研究所で検査したところ、SFTSの病原体遺伝子を検出した。 SFTSは2021年以降、県内で毎年感染が確認されている。同様にマダニが媒介する「日本紅斑熱」も合わせると、今年に入ってすでに計6人がウイルスを保有するマダニにより感染していて、患者数は今年、過去最多になる可能性がある。 過去の患者の居住地から、病原体を持
静岡県内、新型コロナ患者微増 RSウイルスは流行続く
静岡県は31日、定点医療機関から直近1週間(20~26日)に報告された新型コロナウイルスの患者数が、定点医療機関1カ所当たり3・41人になったと発表した。前週の3・29人をやや上回った。1日当たりの推定患者数は400人。地区別では東部4・82人、中部2・05人、西部3・13人。 直近1週間で定点当たりの患者数が最も多かったのはA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、定点当たり4・46人(前週4・67人)。インフルエンザは0・56人(前週0・39人)だった。 流行入りしているRSウイルス感染症は1・71人(同1・29人)で、前週よりも増加した。流行の目安「1人」を上回る状態が、6週連続で続いている。
SBSラジオ番組がギャラクシー賞大賞 全国の方言アクセントを考察
優れたテレビ・ラジオ番組、CMをたたえる第61回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の贈賞式が31日、都内で開かれ、静岡放送の「SBSラジオギャラリー 方言アクセントエンターテインメント~なまってんのは、東京の方かもしんねーんだかんな~」がラジオ部門の大賞に輝いた。制作とパーソナリティーを担当した野路毅彦編成業務局次長がトロフィーを受け取った。静岡放送の大賞受賞はテレビ、報道活動などの各部門を通じて初めて。 同番組は2023年5月28日に放送された。静岡県の一部や栃木県、茨城県、九州などで使われている、アクセントに決まりがない方言に着目。全国各地にあるこうした言葉こそが日本語の祖型で、標準語
野外音楽フェス「頂」開幕控え 吉田町、バイオ発電用廃油贈る
吉田町の県営吉田公園で6月1日に開幕する野外音楽フェスティバル「頂ーITADAKIーTHE FINAL」(静岡新聞社・静岡放送共催)を前に、同町は31日、バイオディーゼル発電に必要な廃油約300リットルを会場に届けた。 環境への負荷を抑えようと、頂は音響や照明など運営に必要な電力をバイオディーゼル発電で賄っている。同町は同フェス開催のたびに、町民に広報誌で呼びかけるなどして廃油を集めて提供してきた。 田村典彦町長が公園を訪れて頂の小野晃義プロデューサーに廃油を渡した。田村町長は同フェスが今年で最終になることに触れ「頂は吉田町の名前を全国に広めてくれた。感謝しかない」と話した。 (榛原支局・沢
「世界禁煙デー」PR 静岡市役所、黄緑色にライトアップ
静岡市は「世界禁煙デー」の31日夜、市役所静岡庁舎本館あおい塔ドームを啓発カラーの黄緑色にライトアップした。世界禁煙デーをPRするライトアップの実施は同市で初めて。 日没から午後10時まで、「受動喫煙をしたくない、させたくない」という思いを込めた黄緑色の光を夜空に浮かび上がらせた。市健康づくり推進課の小畑充彦参事は「ライトアップを見た喫煙者が禁煙を始めるきっかけになればうれしい」と話した。 市は同日、静岡県や全国健康保険協会静岡支部などと協力し、禁煙や健康に関する街頭啓発活動も行った。このほか同庁舎では6月7日まで、喫煙や受動喫煙の健康被害を周知するパネルも展示する。 (社会部・鈴木紫陽)
幻の「女王キノコ」突然ニョキ! 浜松の竹林近くに「キヌガサタケ」
浜松市天竜区二俣町二俣の竹林近くで「キヌガサタケ」とみられる珍しいキノコが発見され、住民を驚かせている。 キヌガサタケはスッポンタケ科に属し、生育後は15~20センチほどになる。傘と茎の間から伸びる白い網目状のレースが特徴で「キノコの女王」とも呼ばれる。梅雨や秋などに発生し、中華料理では高級食材として使われるという。 地元住民が雨上がりの29日、家屋横の空き地に20本ほど発生した状態を確認した。翌日には枯れてしまったが、31日朝には空き地の別の場所に生えていた。 近所に住む大橋武司さん(84)は「初めて見て驚いた。どこから菌が来たのだろうか」と興味深そうに話した。 (天竜支局・平野慧)
⚾東海大翔洋、滋賀短大付と初戦 静清は旭川明成と 全国高校女子硬式野球
第28回全国高校女子硬式野球選手権(7月20日開幕、兵庫)の組み合わせ抽選会が31日、オンラインで行われた。4月の選抜大会準優勝の東海大翔洋は滋賀短大付と対戦。静清は旭川明成(北海道)、オイスカ浜松国際は甲斐清和(山梨)とそれぞれ初戦でぶつかる。大会は史上最多62チームが参加し、決勝は8月3日に甲子園で行われる。 東海大翔洋は全部員が抽選の様子を見守った。弓桁監督は「3年生にとっては最後。悔いが残らない準備をすれば、良い結果がついてくる」と部員に語りかけた。 選抜大会決勝で神戸弘陵(兵庫)に1-9で敗れて以降、得点力が向上。投手も垣崎と遠藤に加え、1年の石野が台頭し、攻守で戦力が上がっている
泥のお風呂気持ちいい! 有玉幼稚園児が泥んこ遊び 浜松市中央区
浜松市中央区の有玉幼稚園の園児約15人が30日、園庭で2種類の土を使った泥んこ遊びを楽しんだ。 梅雨入り前の好天時に毎年実施している。水でドロドロになる田んぼの土と、泥団子作りに適した黄土色の土を用意した。園児ははだしで泥の感触を楽しんだり、穴を掘ったりして泥遊びを満喫した。年中の中村百花ちゃん(5)は「泥のお風呂が気持ちよかった」と笑顔を見せた。
宮沢賢治童話に親しむ会が例会 浜松市中央区で5日
浜松市の宮沢賢治童話に親しむ会(村上節子代表)は5日午前10時半から正午まで、中央区鹿谷町の亀山公会堂で6月例会を開く。童話「気のいい火山弾」について自由に話し合う。参加無料。見学のみも可。希望者は直接会場へ。問い合わせは村上代表<電053(485)4563>へ。
松崎の神社や富士山捉えた写真 愛好家団体が作品展
写真愛好家でつくる松崎町文化協会写真部の作品展が6月21日まで、同町江奈の松崎郵便局で開かれている。部員が町内外で撮影した風景や花などの写真12点を紹介している。 12人が1点ずつ出品した。同町雲見から見られる駿河湾越しの富士山や、ライトアップされた伊那下神社の境内を捉えた力作を飾る。ヒマワリの花やアマガエルに焦点を当てた作品も楽しめる。
定例会 5日開会 御殿場市議会
御殿場市議会は31日、議会運営委員会を開き、6月定例会の会期などを決めた。決定した主な日程と事項は次の通り。 会期 5~18日◇一般質問 13、14、18日◇当局提出議案 2024年度市一般会計補正予算案など19件
事業報告など承認 伊東観光協会総会
伊東市の伊東観光協会(稲葉明久会長)はこのほど、市内のホテルで総会を開き、2023年度の事業報告と決算報告の2議案を原案通り承認した。 永年役員表彰では、稲葉会長が伊東芸妓(げいぎ)置屋協同組合の佐藤由美理事長に感謝状を贈った。稲葉会長はインバウンド(訪日客)の入り込みを「他の地域に比べ、少しまだ弱い感じがある。皆が手を携え、伊東の観光を盛り上げてほしい」と呼びかけた。
小山町議会は7日から定例会
小山町議会は31日、議会運営委員会を開き、6月定例会の会期などを決めた。決定した主な日程と事項は次の通り。 会期 7~24日◇一般質問 11、12日◇当局提出議案 あしがら温泉の指定管理者の指定に関する案など25件◇常任委員会 18、19日
下田市議会も5日から定例会
下田市議会は31日、議会運営委員会を開き、6月定例会の会期を決めた。主な日程、事項は次の通り。 会期 5~11日◇一般質問 5、6日 6人◇市提出議案 一般会計補正予算案など17件
給与所得1551万円 沼津市長資産公開
沼津市は31日、市長の資産等の公開に関する条例に基づき、頼重秀一市長の資産等補充報告書の公開を始めた。報告書によると、2023年の給与所得は1551万7500円。土地や預貯金、有価証券などの新たな補充はなかった。 報告書は市役所総務課と市民相談センターで閲覧できる。
トヨタ系従業員、清掃で地域貢献 静岡県内販売店10社
静岡市葵区のトヨタカローラ静岡は30日、同社周辺の道路などで一斉清掃活動を行った。同社静岡店と本社のスタッフ計約90人が参加し、ごみ拾いや草取りに取り組んだ。 県内のトヨタ系販売店10社が地域貢献活動として実施する「県オールトヨタクリーン作戦」の一環で、3年前から5月30日の「ごみゼロの日」の前後に行っている。全県では今年、216店舗の従業員ら計約3千人が参加する見込み。
清水署、ヘルメット着用を呼び掛け「自転車月間」最終日
清水署は静岡市清水区の清水飯田小で、下校時間帯に合わせて交通指導を実施した。児童に向けてヘルメットの着用や交通ルールの重要性を伝え、自転車を安全に楽しむよう呼びかけた。 同署管内では今年、小学生の自転車が関係する事故が前年同期比で倍増している。同署は静岡市教委を通じて、同区内の各小学校にチラシを配布するなどして、自転車の安全利用を呼びかけている。
静岡南署、事故発生受け啓発「自転車月間」最終日
静岡南署は静岡市駿河区のしずてつストア丸子店前で広報活動を実施した。 5月23日に同区の県道上でヘルメット未着用の自転車利用者と乗用車が衝突する重体交通事故が発生したことを受け、同店の利用客に啓発チラシや反射材を配り、自転車利用時のヘルメット着用や運転時の安全確認の徹底などを呼びかけた。 同署の堀田利治地域交通官は「自転車も車も、お互いに注意を払って安全な運転を心がけてほしい」と話した。
浜松市長の資産公開
浜松市は31日、市長の資産公開条例に基づき、中野祐介市長の資産等補充報告書などを公開した。2023年5月1日に就任したため、所得は公開対象外。 報告したのは就任から23年12月31日までに新たに取得した資産で、有価証券が201万円分増えた。 市役所の市政情報室、各区役所や各行政センターの市政情報コーナーなどで閲覧できる。保存期間は5年間。
藤枝市議会 議長に油井氏、副議長は平井氏
藤枝市議会は31日、通年議会の開会議会で正副議長選を行い、議長に油井和行氏(56)=藤新会=、副議長に平井登氏(69)=藤のまち未来=を選出した。 油井和行氏(ゆい・かずゆき)印刷業。3期。駅前 平井登氏(ひらい・のぼる)せとやこども園理事長。3期。滝沢
ギターアンプ7機種順次発売 ローランド、8日から
ローランドは、ギターアンプ「KATANA(カタナ)GEN3」シリーズのコンボタイプ5機種とヘッドアンプ2機種を8日から順次発売する。12種類のアンプサウンドを搭載したほか、専用アプリのデザインを大幅に更新し、操作性を向上させた。 市場想定価格は4万2900円前後~8万5800円前後。7機種合計の販売目標は国内外で25万台。
人事=ヤマハ発動機(1日)
マリン事業本部マーケティング統括部サービス部長(YMUS出向)重久義幸
人事=鈴与商事(1日)
電力企画販売部長(電力企画販売部担当部長)宮田英孝▽藤枝支店長(沼津支店エネルギーソリューション課長)三田大祐▽鈴与レンタカー出向(藤枝支店長)臼井常夫 ※臼井氏は鈴与レンタカー常務に26日就任予定
沼津の80代の女性、100万円被害 特殊詐欺
沼津市の80代の無職女性が31日、息子を名乗る男に現金100万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると女性宅に30日、息子を名乗る男から「200万円が必要になった。100万円を貸してほしい。代わりの者を行かせる」と電話があった。女性は息子の知人を名乗る男に100万円を手渡し、だまし取られたという。
伊東の80代女性 600万円詐取被害
伊東市の80代の無職女性が31日、孫の関係者を名乗る男らに現金600万円をだまし取られたと伊東署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、31日午前、女性宅に孫をかたる男から「会社の書類を間違って送った」「弁償しなければならない」などと電話があった。その後、女性宅を訪れた孫の関係者を名乗る男に現金を手渡し、だまし取られたという。
廃棄物処理施設で事故 男性作業員が脚負傷 熱海
熱海市は31日、同市熱海の一般廃棄物処理施設「エコ・プラント姫の沢」で29日、運転管理委託を受ける事業者の50代男性作業員が機器に脚を挟まれ、負傷する事故が発生したと発表した。市などが原因を調査している。 市によると、事故は29日午後3時半ごろに発生。男性は施設内で点検作業をしていて、左膝変形と靱帯(じんたい)損傷のけがを負った。施設は安全確認の上、通常通り運転している。熱海署が労災事故として調べている。
自宅に放火未遂の疑い 無職の男逮捕 牧之原署
牧之原署は30日、現住建造物等放火未遂の疑いで牧之原市須々木、無職の男(55)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前9時ごろ、自宅に放火し布団の一部を焼損させた疑い。同署が動機などを調べている。
静岡の男性、現金50万円被害 特殊詐欺
静岡市駿河区の自営業の60代男性が31日、市職員などを名乗る男らに現金約50万円をだまし取られたと静岡南署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると同日、男性宅の固定電話に市保険課の職員を名乗る男から「累積保険の還付金がある」と電話があった。その後、信用金庫職員を名乗る男から「還付手続きをするのでキャッシュカードと携帯電話を持って近くのスーパーに行って」と指示があった。男性はスーパーで指示通りATMを操作したという。
海上に身元不明の男性遺体 熱海・長浜海浜公園付近
31日午後1時40分ごろ、熱海市の長浜海浜公園付近の海上を漂流する男性の遺体を散歩中の通行人が発見し、110番した。熱海署によると、遺体は身長162センチほどの小太りで、年齢は30~70代くらい。白髪交じりの短髪で、着衣や所持品はないという。同署が身元の確認を進めている。
バレー男子 東レ、西本とプロ契約
今季スタートするバレーボールの新リーグ「SVリーグ」に参戦する男子の東レは31日、ミドルブロッカー西本圭吾(26)とプロ選手契約を結んだと発表した。西本は2021年に東レに入団。今年は日本代表にも選ばれている。チームを通じて「応援してくださる方々により一層熱いプレーをお見せできるように精進します」とコメントした。
中学生 課題解決へ地域活動 あいさつ、環境美化、防災テーマに 菊川市教委プロジェクト 地元に関心、自己肯定感向上狙い
菊川市教育委員会は本年度から、中学生が主体になって取り組む地域活動「まちづくり三大プロジェクト」を始めた。地域課題の解決に向けて活動することで、生徒の地元への関心と自己肯定感を高める狙いがある。 プロジェクトはあいさつ、環境美化、防災のテーマで、年間通じて行う。市内中学3校の生徒会を中心に住民から課題を聞き取り、活動の計画を立てる。 5月中旬には、第1弾としてあいさつプロジェクトを行った。地域住民へのアピールと高校生との交流を目的に企画した。菊川西中生8人と常葉大菊川高生3人が、市内の交差点で元気よく「おはようございます」と住民に声をかけた。菊川西中3年の増田遥飛さんは「あいさつをするとモチ
自転車ルール 映像投影で啓発 袋井署、遠州トラック社屋活用
袋井署は30日、袋井市木原の遠州トラックの社屋ビルを活用し、自転車の交通ルール順守を呼びかける映像投影を開始した。約2カ月間、自転車利用者のヘルメット着用などに関して動画で注意喚起する。 期間中、午後7~10時ごろ、県道に面した同社敷地内の「配車センター」の白い壁面に、プロジェクターで啓発動画を投影する。動画ではヘルメット着用時に比べ、未着用では死亡リスクが3倍に膨らむなど、ヘルメット着用の重要性を説明している。 同社で開かれた投影開始式で、杉山大輔署長は「1人でも多くの人にヘルメット着用が広がることを期待する」とあいさつ。同社の金原秀樹社長は「今後も啓発活動に建物を活用してもらえれば」と話
落語家・瀧川鯉昇さん 講演会で軽妙に、中学生の笑い誘う 浜松・舞阪
浜松市中央区の舞阪中で31日、同市出身の落語家瀧川鯉昇さんを招いた講演会が開かれた。全校生徒約260人が落語の魅力に触れた。 高座に上がった鯉昇さんは、そばの屋台を舞台にしたこっけい話「時そば」を披露した。そばの代金をごまかそうとして失敗した男など四役をコミカルに演じた。扇子を箸に見立ててそばをすする所作や、軽妙な語り口で笑いを誘った。 鯉昇さんは「日本の伝統芸能に限らず、興味がある分野は一度触れてみてほしい」と呼びかけた。 落語家が座る座布団は、客との縁が切れないようにとの願いで、切れ目(縫い目)のない方を客席に向けて座る習わしも紹介した。
佐久間小児童、地元住民とグラウンドゴルフ体験 浜松市天竜区
浜松市天竜区佐久間町の佐久間小の全校児童13人は30日、グラウンドゴルフを同小で体験した。児童が地域のお年寄りからルールや基本動作などを学び、一緒に楽しんだ。 児童は競技経験者の住民6人にボールを打つこつを教わり、ホールポストに向かってボールを打った。ポストにボールが入ると児童は笑顔を見せ、地元住民は拍手を送った。5年の杉浦夢南さん(10)は「久しぶりにたくさんの人と楽しむことができて良かった」と話した。 グラウンドゴルフはホールポストの距離やホール数の設定が自由で、子どもから高齢者まで楽しめる。グラウンドゴルフ体験は、地元住民と交流を楽しむ「ふるさと講座」の一環で毎年実施している。
静岡県下最大の保護司会 活動スタート 浜松市中央区
浜松市中央区保護司会は30日、市の行政区再編後初となる総会を同区の市福祉交流センターで開き、新体制の活動が始まった。旧4区(中・東・南・西)がまとまり、定員数181人と県下最大となった。 保護司約150人が参加し、会長に中川勝夫さんを承認し、犯罪や非行をして保護観察を受けている人たちの更生保護と犯罪予防に取り組む方針を確認した。支援の充実に向け、旧行政区ごとに4支部を設け、活動を進める。 中川会長は「始まったばかりで課題も多々あるが、連携強化へ協力をいただきたい。楽しく活動していきましょう」とあいさつした。
交通安全活動に長年尽力 浜松中央署 鈴木さんに本部長感謝状
長年にわたり県安全運転管理協会員として交通安全活動に尽力したとして、浜松中央署は30日、同協会の浜松中央地区で理事を務める鈴木伊都子さん(78)=浜松市中央区=に県警本部長感謝状(特別協力章)を伝達した。 鈴木さんは1990年から協会に所属し、2005年から4年間、同地区の会長を務めた。同区の電気工事業「東電設工業」の管理担当者として、信号機の点検業務などを行う社員に安全運転を呼びかけた。事故防止を訴える街頭啓発運動にも積極的に参加した。 同署で高橋直人署長から感謝状を受け取った鈴木さんは「無事故、無違反の従業員が多いことが誇り。今後、ますます頑張りたい」と決意を新たにした。
会話から気持ち引き出すには 浜松湖東高 ピア・サポート学ぶ
仲間(ピア)同士が悩みを共有して支援し合う取り組み「ピア・サポート」の理解を深める授業が30日、浜松市中央区の浜松湖東高で行われた。1年生約270人が、相手の考えや気持ちを上手に引き出す会話の心構えを学んだ。 同市出身の公認心理師山口権治さん(67)が、話を聞くポイントとして「笑顔」「相手の顔を見る」「うなずきながら相づちを打つ」の3点を紹介した。生徒は4人一組に分かれ、自己紹介をしながら仲間の特徴を覚えるゲームなどで教わったポイントを実践し、相互理解を試みた。 飯星朝登さん(15)は「お互いのことを知らない同級生が多くいるので、学んだ点を意識して会話を楽しみたい」と話した。
脱炭素都市へ協定 袋井市とスルガ銀 事業者支援で連携
袋井市とスルガ銀行はこのほど、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に温室効果ガス排出量実質ゼロを50年までに目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言していて、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には同行の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や、脱炭素経営の促進などについて盛り込まれた。 大場規之市長と同行の戸谷友樹代表取締役専務執行役員が市役所で協定書に署名した。大場市長は「より的確で効果的な支援ができると期待している」と述べ、戸谷専務は「行政、金融機関、地域で連携して脱炭素化を実現していきたい」と話した。
デマンドタクシーにウェブ予約システム 12月 磐田市 2路線試験導入
磐田市は31日、本年度の第1回地域公共交通会議を市役所で開き、事前予約制のデマンド型乗合タクシーにウェブ予約システムを導入する方針を示した。国の補助事業を活用し、利用者が多い2路線に12月から試験的に採り入れて効果を検証する。 現在は電話のみで予約を受け付けているが、受け付け時間の制約があるため、ウェブ予約で利用者の利便性向上を図る。試験導入するのは、市内8路線のうち磐田中央と豊田の2路線。電話予約と併用する。2025年度に、高齢者でも円滑に利用できるかなどの効果を検証し、必要に応じてシステムの見直しや対象路線の拡大を検討する。 同市のデマンド型乗合タクシーの利用者は増加傾向にある。市による
浜松の中学部活 地域移行 市教委 指針策定へ 25年度
中学校の休日の部活動を2026年9月以降、地域クラブ活動に移行することを目指す浜松市の地域クラブ活動協議会は31日、24年度第1回会合を中央区の市教育委員会で開いた。市教委は25年度に「休日の部活動の地域移行に関するガイドライン」を策定する方針を示した。 ガイドラインは運営団体や指導者、活動場所などの指針を示す。生徒が自主的、自発的に参加できることや、指導者のコンプライアンス意識徹底へ向けた方策などを規約に明記する。公共施設の優先利用の検討や教員の兼職兼業制度の整備、指導者派遣システムの構築といった論点についても協議する。 委員からは、平日の部活動は継続することを強調するよう求める意見や、地
湖西市「こさいの日」 市発展に貢献、5人を表彰
湖西市は「こさいの日」の31日、市の発展に貢献した人をたたえる表彰式を市役所で行った。影山剛士市長が5人に表彰状を贈った。 表彰を受けたのは、元市議の加藤弘己さん(78)=梅田=、中村博行さん(83)=新居町新居=、吉田建二さん(77)=吉美=と、元保護司の蒔山ゑみ子さん(79)=新居町内山=、汐見製作所創業者の見山行雄さん(87)=同=。元市議の3人は昨年4月まで7~12年間にわたり市議を務め、地方自治に尽力した。蒔山さんは1986年から35年以上、非行少年の更生や犯罪予防の啓発を担った。見山さんは昨年8月に1億円を市に寄付した。見山さんが同9月に亡くなったため、遺族代表として出席したおい
森町、金融機関、民間事業者 中心街発展へ連携体制
森町は30日、地元金融機関と民間事業者の3者で中心市街地の発展に向けた事業推進などで連携する「森町まちなか賑わい創出推進コンソーシアム」を発足した。 同町と地方創生推進に向けた連携協定を結ぶ静岡銀行と浜松いわた信用金庫に加え、ホテルや飲食店のコンサルティングを手がける「GREENING(グリーニング)」(東京)と連携体制を構築。同町が2023年に策定した「遠州の小京都リノベーション推進計画」に基づく旧児童館と旧静岡銀行森町支店跡地の整備など、市街地活性化に向けた事業提案や資金支援の面で協力し合う。 町民生活センターで開かれた発足式には、太田康雄町長、同行山梨・森町支店の益田直樹支店長、同信金
裾野市、「不適切な保育」根絶へ 公私立の幼保で対策事業 講習会や実地研修、相談窓口開設
園児虐待を含む「不適切な保育」の再発防止に向け、裾野市は2024年度、保育の質向上事業を始めた。講習会や実地研修を通して保育士の技能と知識、人権意識を高めるとともに、外部の相談窓口を開設した。 31日には保育園と幼稚園、こども園の園長ら23人が参加し、市民文化センターで管理者研修会を開いた。市の保育アドバイザーを務める子ども総合研究所(東京)の新保庄三代表が「こういう子どもを育てたい、こういう園にしたいという理念より最優先すべきは人権」と呼びかけた。 外部相談窓口は職員と保護者からの相談をインターネット上で受け付け、同研究所が対応する。県や市にも対応部署はあるが、より相談しやすいように窓口を
B2静岡 岡田選手「結果出したい」 地元 三島市役所訪問
バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)のベルテックス静岡の岡田雄三副主将(28)が、地元の三島市役所に豊岡武士市長を訪ね「県東部のファンにも足を運んでもらえるよう、結果を出したい」とさらなる活躍を誓った。 チームはB2昇格初年度で目標に掲げたプレーオフ進出を達成した。岡田副主将は「右肩上がりにファンの熱量が上がっていくことを実感できた」と振り返り、B1昇格への意気込みを示した。 松永康太社長が同行し、同市と多方面で連携したいとの考えを示した。豊岡市長は改装中の市民体育館の工事完了後にエキシビションマッチの開催を提案し「地元の人に岡田選手の活躍を見せてほしい」と期待した。
看護師の夢へ 決意新た 御殿場 現場実習前に戴帽式
御殿場市の御殿場看護学校はこのほど、基礎的な学習を終えた2年生の戴帽式を市民会館で開いた。19~44歳の29人が、病院や施設での本格的な現場実習に向けて決意を新たにした。 暗がりの厳かな雰囲気の中、学生たちは神妙な表情で真新しいナースキャップを受け取り、キャンドルに火をともした。祝福に訪れた家族や行政、医療関係者を前に、「尊い命に関わる責任と自覚を持ち、仲間と協力し、励まし合いながら学ぶ」「正確な技術、知識を身に付け、患者さんがその人らしく生活できるような看護を実践する」と誓いの言葉を唱和した。 2年生は今後、病院などで実習を積みながら学びを深め、3年次に国家試験に挑む。
限定御朱印「6神社巡って」 8、9日 富士・吉原祇園祭
8、9の両日に開催される富士市の吉原祇園祭は、5年ぶり2回目の御朱印巡りを企画している。祭典を実施する地元の6神社がそれぞれ限定御朱印を頒布する。書家宮久保胡蝶さん(38)による作製作業が大詰めを迎えている。 吉原祇園祭は勇壮な山車の印象が先行するが、6社の参拝も楽しんでもらおうと、2019年に御朱印企画が誕生した。初穂料は300円で、手書きの紙を各社500~800枚用意する。限定御朱印帳も販売する。 御朱印を監修した宮久保さんは、熱気に包まれる祭りを意識して力強い書体を選んだと言い、「一枚一枚丁寧に心を込めて書いている。祭りを楽しみながら吉原商店街一帯を散策してほしい」と話した。
幻の白ビワ狩りスタート 伊豆・土肥
全国的にも珍しい白ビワ狩りが6月1日から、伊豆市が管理する同市小下田の白ビワ園で始まる。開園は1~3、8、9日の午前10時~午後3時半。 白ビワは普通のビワと比べて果肉が白く、果汁の多さや甘さが特徴。果肉が傷つきやすく出荷が難しいため「幻のビワ」とも呼ばれている。収穫期(5月下旬~6月上旬)は約2週間と短い。同市役所土肥支所によると、今季は裏年で、表年だった昨季よりも実は少なめ。ただ糖度は十分乗っていて甘めだという。なくなり次第終了のため、同支所担当者は早めの来場を呼びかけている。 白ビワ園は、同市の観光スポット「恋人岬」に隣接する。料金は大人2000円、小学生1000円、未就学児無料で、3