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長谷部主将「やりきった」 代表引退表明 サッカーW杯

(2018/7/4 17:02)
サッカーW杯ロシア大会、ベルギー戦後に本田圭佑選手(4)と握手する長谷部誠選手=ロストフナドヌー(共同)
サッカーW杯ロシア大会、ベルギー戦後に本田圭佑選手(4)と握手する長谷部誠選手=ロストフナドヌー(共同)

 【カザン(ロシア)=静岡新聞社特派員・岡田拓也】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表主将を務めた長谷部誠選手(34)=アイントラハト・フランクフルト、藤枝東高出=が決勝トーナメント1回戦で惜敗したベルギー戦から一夜明けた3日、代表引退を表明した。「今は本当にやりきった、出し切ったという感覚がある」。監督、選手、スタッフ、サポーターら多くの仲間から信頼された偉大なリーダーが、日の丸のユニホームを脱ぐ。
 まだ一線で戦える自信はあるが、「強い覚悟を持って決めた」と気持ちは揺るがなかった。理由は一つではないという。昨年は近い将来の現役引退を考えるほどのけがを負った。将来を担う若手の成長を期待する思いもあるだろう。
 代表に初選出された2006年から積み上げた114キャップは歴代5番目。ゲーム主将としては歴代最多81試合に出場し、W杯は10年南アフリカ大会から3大会連続で務めた。
 初めて日本代表の主将マークを巻いたのは南ア大会の直前。当時の岡田武史監督に任命された時は一度、主将マークを返そうとしたこともある。16強入りに貢献した当時26歳の青年は「こんな名ばかりのキャプテンはいない」と謙遜していた。
 あれから8年。日本代表の5人の監督全員から信頼され、常にチームを先導してきた。高校時代の友人に「立場は人をつくる」ともらしたことがある。南ア大会は経験豊かな先輩に支えられ、何も考えずに全力を尽くすだけだった。だが、次第に役割も重圧も増えた。それでも日の丸を背負う誇りと責任が自らを突き動かし、「名ばかりのキャプテン」は「名キャプテン」に変わった。
 ロシア大会の開幕前から代表引退の意向を固め、「命をも燃やせる場所」という3度目のW杯に臨んだ。「後でこうしておけば良かったという後悔だけはしないように」と全てをチームのためにささげ、日本を1次リーグ突破に導いた。
 代表は選ばれる立場。自ら代表引退を表明することには悩んだ。だが、支えてくれた人々を思い、「しっかりと感謝を伝えたかった」と一つの区切りとして、表明した。
 

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