東レ 今季地元戦初勝利 Vリーグ男子第11戦
(2020/11/29 08:44)-
バレーボールのVリーグは28日、草薙このはなアリーナなどで開催され、V1男子の東レは堺をストレートで破り、今季の地元戦で初勝利を挙げた。開幕5連敗の後、6連勝し順位を6位に上げた。東レは峯村雄大、富田将馬(沼津市立高中等部出)のサーブが効果的に決まった。第1セットは峯村の連続サービスエースで決着。第2セットも終盤に富田の連続サービスエースが決まるなど5連続得点で突き放した。
▽男子1部
東レ 6勝5敗 3(25―22 25―21 25―19)0 堺 5勝6敗
■富田、サーブで流れ 6連勝に貢献
セット終盤の競り合いで東レのサーブが堺に効力を発揮した。第1セットは23-22からピンチサーバーの峯村が連続サービスエース。第2セットは18-18から富田のサーブを起点に4連続得点し、勝利を引き寄せた。
「気負い過ぎず、強気に攻めることを心掛けた」と峯村が言えば、富田も「(峯村)雄大さんのように自分もサーブで流れをつくろうと思った」と、新人らしからぬ思い切りの良さで先輩に続いた。
試合間隔が2週間空いたこともあり、休養と準備は万全。サーブレシーブに不安がある堺に対し、東レは得点源の樋口を狙ってサーブで攻め、相手の攻撃力をそぐ戦略を立てた。富田、峯村ともサーブ練習はトスの安定に重点を置き、「練習通りにできた」と富田。
開幕5連敗から一転6連勝と波に乗る。新外国人のパダルがかみ合ってきたことが大きいが、「勝ち癖が付いてきた」とセンター高橋。篠田監督は「あす(29日)負けたら今日のストレート勝ちも意味がない」と、地元連勝へ手綱を締めた。
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