プロ転向で希望与える存在に 東京パラ車いす陸上の佐藤友祈

 東京パラリンピック出場が内定している車いす陸上の佐藤友祈(31)=静清工高出=が22日、プロ転向に関するオンライン記者会見を行い、「(コロナ禍の)今だからこそ、プロとしての活動を通して希望や感動を与える存在になりたい」と決意を述べた。

オンライン会見でプロ転向の決意を述べた佐藤友祈=東京都内
オンライン会見でプロ転向の決意を述べた佐藤友祈=東京都内

 会見では、障害者スポーツの認知度向上に向け、さまざまなメディアにアプローチしたり、会員制交流サイト(SNS)を積極的に活用したりしていく方針を説明。「同じ日に2種目の世界記録を更新した時でもメディアではあまり話題にならず危機感を感じた」と語り、「自分はスポーツの可能性を信じている。活躍することで、それを伝えていけたら」などと話した。
 パラリンピックの半年前に環境が大きく変わることについて、「リスクとは思っていない。自分が成長できる大きなきっかけになるとワクワクしている」と強調した。
 佐藤は1月下旬にプロ転向を表明。5年半勤めたグロップサンセリテ(岡山市)を退社し、所属先はモリサワ(大阪市)となった。今後はコーチやトレーナー4~5人で構成する「プリエワン」というチームをつくり、岡山を拠点に活動する。
 佐藤は車いすT52クラスで、400メートルや1500メートルなど4種目の世界記録保持者。東京パラリンピックでは金メダル獲得の期待がかかる。

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