日本選手権20キロ競歩 東京五輪代表の池田向希3位

 陸上の日本選手権20キロ競歩は21日、神戸市六甲アイランド甲南大周辺コースで行われ、男子は東京五輪代表の池田向希(東洋大、浜松日体高出)が3位に入った。

男子20キロ競歩 優勝した山西利和(右)と競り合う3位になった池田向希(中央)。左は2位の高橋英輝=神戸市
男子20キロ競歩 優勝した山西利和(右)と競り合う3位になった池田向希(中央)。左は2位の高橋英輝=神戸市


 ■脱水症状で終盤失速
 男子3位の池田は、気温が上昇した終盤に脱水症状で失速。ゴール後は両手膝を地面について、しばらく立ち上がれなかった。「準備不足。体を無理に動かそうとして逆に力んでしまった。夏の五輪に向けて、暑熱対策をしていく必要がある」と課題を口にした。
 序盤から山西や高橋らと先頭集団をつくり、1キロ3分50秒台のペースでけん制し合ったが、15キロ地点で表情が険しくなった。16キロで山西が約5メートル前に出ると、17キロでは15秒差まで広がった。池田の1キロペースは4分4秒まで落ち、徐々に高橋にも離された。
 ただ、収穫もあった。昨年は11キロすぎでペースを上げた山西に対応できなかったが、今大会は12~13キロ地点の急激な加速に食らい付いた。「中盤まで余裕を持てた」と1年間の成長を実感する。
 大学最後のレースを勝利で飾れなかったが、マネジャー兼務で入部し、五輪代表まで上り詰めた東洋大の4年間は充実していた。卒業後は実業団強豪の旭化成に入社する。練習拠点は引き続き東洋大に置き、酒井瑞穂コーチの指導を受ける。池田は「山西さんと高橋さんと勝負できるよう準備していきたい」と気持ちを新たにした。

いい茶0
メールマガジンを受信する >